仕事でLINEグループを使うときに気をつけたいメンタルと叱る事のお話

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LINEでは特定の人だけを招待してチャットができる「グループチャット」が便利。

仕事においても、グループチャットを利用している仕事の連携をとったり、現状を把握しやすくするときに役立っていますが、使い方を誤ると現実以上にメンタルにダメージを与えてしまう原因となってしまいます。

その場面は「叱る」時です。現実の叱り方をそのままグループチャットに持ち込んでしまうと、現実以上にタチが悪くなってしまう可能性があります。

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グループチャットで叱るのは公開処刑と同じ

仕事でグループチャットを使うとなると、当然部下を叱る場面も出てくるものですが、グループチャット上で説教を行うのはメンタルによくありません。

リアルでは人を叱るときはなるべく人前でしないこと。つまり「公開処刑」にないことが上手な叱り方です。叱り方が公開処刑になると、自分の威厳を示したり、立場を利用して反省させようとさせることになり、叱られた相手がその状況に返って反発したり、逆に周囲の視線を強く感じて過度に落ち込んで内容が頭に入ってこない事につながります。

また、叱られた人が過度に落ち込まさせず、悪い空気を長引かせないためにも、そのあとのフォローが大切。ただ叱るだけでなくその後どうしていくかを具体的に指示したり、サポートするまでの1セットが、上手い叱り方の例です。

しかし、グループチャット上で叱ることはグループ内に叱られている様子がはっきり分かるだけで終わらず、記録として他のメンバーのスマホにログが残ってしまうので、叱られる側はますます追い込まれます。まさに公開処刑そのものです。

そして、LINE特有の「既読」昨日のせいで、叱られている人が何人かその様子を見られているかが可視化されるのも厄介です。既読の数が増えていく様は、叱られている側に取っては非常に苦痛です。

友人との間で既読の無視でストレスが増えるパターンという話はよくありますが、逆にグループのみんなに自分が叱られている姿が既読の数ではっきりとわかってしまうのもストレスを増やしてしまう事につながります。

できれば叱るならリアルの方が効果的

リアルで叱ることができるのなら、なるべくリアルで叱ることが大切です。

グループチャット上では無機質な文章になりがちで、相手の表情がわかりにくく怒り具合が相手の反省具合が見えないために、双方とも自分の感情をエスカレートさせてしまいやすいのです。

対面であれば相手の表情を見ることで、叱っている側は「あまり萎縮させてはダメだな」という事を確認したり、叱られている側は「ただ感情的に起こっているわけではないんだ」という事を確認できます。

グループチャットのやり取りではそういった感情の動きや変化を捉えられず、叱ってもおもうように効果が出にくいのです。

それでもなお、リアルではなくグループチャットで叱らなければいけない場面が出てくる事もありますが、その場合はグループチャットではなく個人間のトークを使って話あう。そして、叱ったあとのフォローを忘れないようにしましょう。

LINEグループが合ってない人間関係ならば止めるの手

仕事に限った事ではありませんが、グループチャットでは「SNS疲れ」という造語に例えられるように、余計な気遣いや空気の読み合いなどで親しい友達であってもストレスや悩みの種になりがち。

ちなみにグーグル検索で「LINE グループ」まで打ち込むと…

  • 「line グループ 削除」
  • 「LINE グループ 退会させる」
  • 「LINE グループ ブロック」
  • 「LINE グループ 拒否」
  • 「LINE グループ うざい人」
  • 「LINE グループ 嫌われる人」

などのネガティブなキーワードが次々とオススメとして出てきます…(まさに現代社会の闇そのもの)。こういうのを見ると、仕事でLINEグループを使うことそのものが合っていない場合もあって当然。

仕事の役に立たないばかりか、効率やモチベーションを下げたり、グループみんなに負担やストレスをかけているのなら、グループチャットを使わないことも良好なメンタル管理には必要です。

上にも述べましたが、リアルでできることはリアルで行う、あくまでもグループチャットは補助で使う、というように目的を明確にした上で利用してみるのがオススメです。

まとめ

・グループチャットで叱ることは叱られる側に取っては公開処刑。過度に落ち込ませたり、逆に反発を生むことになり、反省を促しにくい。

・対面ではなく文章を使った叱り方なので、相手の表情の動きがわからず感情が暴走しがち。リアルで叱るよりも難しく効率が悪い。

・グループチャットを使った仕事の進め方が合っていないのなら、グループチャットを使わない方法を探ってみるのも手。

人を叱るときは、叱る側の力量が良くも悪くも試される場面です。叱り方が上手ければ、しかった相手を成長させますが、下手であれば叱った相手の成長を止めるだけでなく退化させる事になります。

また、リアルで叱るのが下手だと、当然グループチャットでも叱るのが下手になってしまいます。それと同時に叱っている側は、その下手な叱り方を意図せずグループのメンバーに見せてしまっている事になり、叱っている相手以外にも悪影響を与えてしまい、仕事全体のレベルを下げる原因に。

下手な叱り方でがっかりさせない、人望を得たり部下のモチベーションを高められるように、叱る側も適切なコミュニケーションを学んで行く事が大事になります。

モチベーションの維持の方法に関しても記事を書いています。気になる方は下のリンクから、ぜひチェックしてみてください。

「やる気が続かない」の原因 モチベーションを維持しやすい考え方になるためのコツ
やる気が続かない、モチベーションが持続しない人は、気合や根性や気力の問題ではなく自分からやる気を削ぐような心理・思考をしていることがあります。心理学の動機付けを元に、やる気が続きやすくなる考え方のコツや、やる気を安定させるためのテクニックをこの記事では紹介しています。

SNSに関しては閲覧だけの「ROM専」でもメンタルを病む原因に関しても書いています。気になる方は下のリンクから、ぜひチェックしてみてください。

ROM専でもメンタルを病む twitter、facebook、LINEで病む原因と解決方法
今やライフラインの一つと言っても過言ではないSNS。仕事や趣味、部活や友人関係などでtwitterやfacebook、LINEなどのSNSを

https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2019/05/hitonohukou-kyoukan.jpg

【身体がおかしくなる前に】実はストレスの90%は仕事が原因という衝撃の事実

仕事のストレスは非常に厄介で、なかなかすぐに解決できないですよね。

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