「仕事で失敗をして上司に怒られたことを引きずっている」
「同じ失敗をしないか不安」
仕事で失敗すると気持ちが落ち込んでしまうものです。
ずっと失敗を引きずっているとモチベーションが低下したり、積極的に仕事に取り組むのが怖くなってしまい、さらなる失敗を生むことも。
今回は仕事で失敗して悩んでいる方のために、仕事で失敗する8つの原因と対処法を紹介していきます。
本記事を読めば気持ちがスッキリして、明日から頑張ろうと思えますよ。
あなたが抱えている悩みから抜け出すサポートができれば幸いです。
仕事で失敗する8つの原因と対処法
仕事で失敗する原因は以下の8つです。
- 仕事を処理する能力が低い
- 自信過剰になっている
- 集中が切れてしまう
- 仕事の取り組み方に問題がある
- 聞いただけで覚えようとしている
- 責任感がない
- 抱えている仕事量が多すぎる
- 完璧主義すぎる
上記の表を見てもわかるように、仕事で失敗する原因は基本的に自分にある可能性が高いです。
仕事に失敗して悩んでいるなら、どうして失敗をしてしまったのか振り返って原因を把握することが大切です。
再び失敗をしないように対処法を実践しましょう。
以下では、原因と対処法をそれぞれ紹介していきます。
1.仕事を処理する能力が低い
与えられた仕事に対して、仕事を処理する能力が低いと失敗する確率が高くなります。
仕事の全体像が見えないため仕事で重要なことを見落としたり、想定外のことが起こったときに柔軟に対応できず、大きなミスに繋がってしまうのです。
仕事でミスをしないようにするためには、自分の能力を高める努力が必要です。
しかし、プライドが高い人は、失敗を自分の能力不足だと認めない人が多く、ミスを繰り返し周りに迷惑をかけ続け人間関係に影響を及ぼすこともあります。
自分の能力を高めるためにも、まず自分の仕事ぶりを振り返って能力の限界を認識することが重要となります。
自分の限界を把握して、知識や技術をレベルアップさせるために努力をしましょう。
対処法:知識や技術をレベルアップさせる
仕事を処理する能力が低く仕事で失敗しているなら、知識や技術のレベルアップが必要です。
仕事への理解を深められれば仕事の全体像が見られるようになり、しっかり仕事を処理することができます。
また、何か問題が起こったときに柔軟に対応できるようになるなど、仕事で単純なミスをしたり同じミスを繰り返すのを減らせるようになりますよ。
「仕事に関するセミナーに通う」「自分で参考書を購入して勉強する」「上司にアドバイスをもらう」など、自分に合ったスキルアップ法を選びましょう。
2.自信過剰になっている
「私は確実にできる」という過剰な自信は失敗を招きます。
自信過剰な人は自己評価が高いため、どんな仕事でも自分ならできるという根拠のない自信があります。
結果、自信満々で引き受けた仕事をこなせず、失敗を引き起こしてしまうのです。
また、基本的にプライドが高いため、何か問題が起きたときに自分のミスを認めようとせず責任転嫁しようとします。
より大きな失敗に繋がってしまうため周りから「仕事ができない人」「面倒な人」と思われ仕事がしづらくなってしまうことにも繋がります。
適度な自信は自分の実力を引き出す鍵になりますが、過剰な自信は失敗を生むだけです。
「ミスをしない自信がある」「部署内で一番実力があると思ってる」人は、本当に実力が伴っているのか今一度確認が必要です。
自分にできないことがあるのなら、認める事が失敗を防ぐことに繋がります。
対処法:自分にできないことがあることを認める
仕事ができる人というのは、自分にできないことがあることを知っている人です。
自分にできないことがあることを認められれば、自分のプライドではなく仕事を処理することを一番に考えられるようになります。
仕事を優先に考えられれば仕事が難航しても誰かに助言を求めたり、周りに助けを求められるなど柔軟に動けます。
また、自分にできないことを認めるということは自己肯定感を高められるため、仕事をする上で失敗する可能性を考えられる余裕が持てるようになります。
前もってあらゆる準備ができイレギュラーなことが起こっても対応できるなど失敗を減らすことに繋がるのです。
余計なプライドを捨てて、自分より仕事ができる実力のある人と付き合うようにすることで、自分にできないことがあることを認められるようになります。
仕事で失敗しないためにも自分を過大評価せず、できないことがあると認めて謙虚な姿勢で仕事に取り組みましょう。
自己肯定感とは…
ありのままの自分を認めて、価値のある存在として受け入れられる感覚。
3.集中が切れてしまう
集中が切れると、仕事でのミスが多くなります。
考えなくてはいけないことが抜けてしまったり、頭がうまく回らなくなるため本領発揮できなくなってしまうためです。
また、仕事の効率が低下して、残業が増えるなどミスが増える以外の問題を引き起こす可能性もあります。
集中が切れる根本的な原因は、「環境」「運動不足」の2つが考えられます。
雑音が多いと別の情報が耳から入ってきてしまい集中できなくなったり、運動不足だと脳が正常に働かずミスに繋がるのです。
仕事をしていて集中が切れてしまう人は、自分が何に気を取られているのかを振り返ってみましょう。
集中が続かず仕事で失敗している人に実践してほしい対処法は以下の3つです。
- 仕事に集中しやすい環境に整える
- 締め切りを設ける
- 体を軽く動かす
集中して仕事をすることは、責任を持って仕事をこなす上で重要なポイントです。
あなたが仕事を集中しやすくするためには、どうすればいいのか考えて対処するようにしましょう。
対処法:仕事に集中しやすい環境に整える
雑音がうるさい・デスク周りが散らかっているなど、仕事以外に気を取られるような環境なら仕事に集中しやすい環境に整えるようにしましょう。
仕事に集中しやすい環境かどうかは、仕事効率や仕上がりにも関わってくるのでとても重要です。
雑音がうるさいなら耳栓をする、デスク周りが散らかっているならデスク整理をするなど、環境を整えてみると仕事だけに集中できるようになりますよ。
また、スマートフォンの存在は、集中力を低下させる要因の1つでもあります。
恋人からの連絡・遊びの連絡などが来ていると気になって、気が外れてしまいます。
プライベートな連絡が来ているのをわからなくしたり、仕事で使わないケータイならスマートフォンの電源を切っておくのが懸命です。
対処法:締め切りを設ける
抱えている仕事に自分で締め切りを設けることで、ほどよいプレッシャーとなり集中力をアップさせることができます。
締め切りが決まっていないと時間に猶予があると思い、仕事のペースが落ちたり集中力が散漫しやすくなるため仕事での失敗に繋がってしまいます。
特に時間にルーズだったり、なかなかやる気が出ないという人は上記のような状況に陥りやすいので注意してください。
自分の中で「何日までに終わらせる」と決めて仕事に取り組むことで、他の仕事とのスケジュール管理もしやすくなり1つ1つの仕事に集中して仕事ができますよ。
また、締め切りを設けることでコンスタントに仕事をこなせるようになるので、処理できる量が増えるなどあなたのキャリアにも繋がります。
だらだら仕事をしがちな人は、実践してみてください。
対処法:体を軽く動かす
ずっとデスクワークをしていると集中力が切れてしまい、注意が散漫になっているなんてこともあります。
長時間集中して仕事していると脳が疲れて、働きが鈍くなってしまうことが原因です。
集中力が切れたら体を軽く動かしたり深呼吸をすることで血流がよくなって、脳が活性化されるため集中力がアップしますよ。
デスクに座ったまま両手を伸ばしたり、トイレに立って少し体を動かすなども効果的です。
また、仕事中だけでなく帰宅して軽くストレッッチをしてから眠ることで、睡眠の質がアップするため次の日も仕事に集中して取り組めるようになるので試してみて下さい。
4.仕事の取り組み方に問題がある
「タスク管理をしない」「ミスしても振り返らない」「始業開始ギリギリに出勤」など、仕事の取り組み方に問題があると失敗することが多くなってしまいます。
あなたの今後の仕事ぶりにも関わってくるため、仕事の取り組み方に問題があるなら改善する必要がありますよね。
仕事の取り組み方に問題がある場合に実践したい対処法は以下の3つです。
- やるべきことを書き出す
- スケジュール管理をしっかり行う
- 確認作業をする
失敗を少なくするためにも、自分の仕事の取り組み方を改めてみてください。
まずは自分がどのように仕事をしているのかを振り返って、適した対処法を実践しましょう。
対処法:やるべき仕事を書き出す
やるべき仕事を紙に書き出すことで、抱えている仕事を整理することができ仕事の優先順位をつけやすくなります。
時間がかかりそうな仕事など、何をどう進めるのかスケージュールも組みやすくなるため、効率よく仕事もこなせるようになりますよ。
また、頼まれていた仕事を忘れてしまうことも防げるので一石二鳥です。
抱えている仕事が多くなったら、やるべき仕事を紙に書き出して一旦整理してみてください。
対処法:スケジュール管理をしっかり行う
スケジュール管理を行うことで、「今日の仕事はこれ」と分かりやすくなり、余計なことを考えずにやるべきことに集中できるます。
また、しっかりスケジュール管理をすることで、やり忘れを防げて気が散らずに済むため仕事効率もアップしますよ。
スケジュールが詰まりすぎると、焦って早く終わらせようとするため仕事が雑になって、ミスすることに繋がってしまいます。
ある程度の余裕を持ってスケジュールを組んでいくと、こなしやすいペースで仕事ができますよ。
対処法:確認作業をする
責任持って仕事をする上で確認作業はとても重要です。
確認作業をしていないと、文字の打ち間違いなどの細かいミスが多くなります。
特にスピードを重視していると確認作業をおろそかにしがちになるので注意してください。
提出する前によく見返したり、自分で確認しながら仕事をこなすことでミスを防ぐことが可能です。
また、分からないことがあったら、速やかに上司に確認するというのも大きなミスを防ぐためには必要なことです。
普段から職場の同僚や上司とコミュニケーションをとってうまく付き合っていれば、いざというときに頼ったり分からないことを教えてもらいやすくなりますよ。
5.聞いただけで覚えようとしている
聞いただけで仕事を覚えようとしていると、忘れてしまったり仕事の抜けが多くなるのでミスしやすくなります。
自分の記憶だけに頼っていると忘れてしまったときに思い出せず、再度同じミスをすることが多くなるため「信用できない人」というポジションになってしまうことも。
特に仕事を始めたばかり、新しい部署に異動になった場合は覚えることも多いので、しっかり言われたことや見たことを覚える必要があります。
聞いただけで覚えようとせず、メモをしっかりとって仕事を覚えるようにしましょう。
対処法:メモを取るようにする
仕事をしっかり覚えるだけでなく、失敗を繰り返さないようにするためにも、職場ではメモをこまめに取るようにしましょう。
メモをとることで情報の「記録・整理・振り返り」をするのに役立ちます。
しかし、ただメモを取っていればいいというわけではありません。
ポイントを抑えてメモを取ることが、後から役立てるためにも重要なポイントです。
しっかり日付や場所を記載して、要点を抑えてメモをすることで振り返りやすくなりますよ。
また、色ペンなどをうまく使うと、自分でも重要なとことを強調したり見やすくなるので工夫してみてください。
仕事をしっかり身につけることにも繋がるので、仕事を説明されたり新しい仕事を始める場合はノートなどを購入してメモを取るように心がけるようにしましょう。
最近ではメモアプリなども充実していますが、基本的に手書きの方が書くことをまとめるという過程もあるので脳が活発に働き記憶しやすいですよ。
6.責任感がない
「ミスをしても反省しない」「失敗しても他人事のように考えている」など、責任感のない人は学ぶことがないため同じ失敗を何度も繰り返します。
「やりたくないことを後回しにしたり」「迷惑をかけるという意識がない人」「自分のミスを正当化する人」が当てはまります。
責任感がないというのは、仕事をする上でとても致命的です。
仕事を任せる側もしっかり仕事をしてもらえるか不安になるため、誰でもできるような仕事しか頼まれなくなってしまい、キャリアアップが難しくなってしまうこともあります。
責任感を持って仕事ができるようになれば、積極的に仕事に参加でき難しい内容でも一生懸命取り組んだり、ミスをしても自分で対処できるようになります。
また、自分で何が悪かったか考えられるため、ミスを成長に繋げることもできるため失敗も意味のあるものに変えることができるなどプラスなことばかりです。
責任感がなく仕事でミスを繰り返している人に実践して欲しい対処法は以下の2つです。
- 自分のダメなところを知る
- 目標を設定して仕事に対する意識を変える
まずは自分を振り返って、責任感なく仕事している現状を恥ずかしいと感じ「成長したい」と思うことが必要です。
仕事ができる人になるためにも、責任感を持って仕事ができるように意識を持っていきましょう。
対処法:自分のダメなところを知る
自分がダメなところを思い切って上司や同僚に聞いて、まずは反省することが大切です。
仕事に対して責任感を持っていない人は、「仕事はできている」「適当にやっていても何も言われない」と、自分はそこまでひどくないと余裕な気持ちでいる場合があります。
周りからどう思われているのか、自分がどのような状況なのかを実感できれば、改善しようと考えるきっかけになります。
厳しい言葉を言われて悔しくても自分の現状を認めて反省し、責任を持った前向きな行動を心がけるように意識しましょう。
対処法:目標を設定して仕事に対する意識を変える
目標を設定して仕事に対する意識を変えることで、責任感が身につくようになります。
目標が何もないとただ仕事をこなしている毎日が続き、充実感なども得られません。
徐々に仕事をするのが苦痛になっていき、大きなミスを引き起こす可能性が高くなってしまいます。
目標を設定することで仕事に対するやる気が出て、責任を持って仕事をこなすようになります。
また、少しずつ目標に近づいていくことで自信になり、仕事に対して充実感や向上心がアップするなど意識がプラスな方向に変わっていきますよ。
「仕事に必要な〇〇という資格をいつまでに取得する」など、目標とすることを明確にし、無理のない期間で設定するようにするのがポイントです。
責任感が不足しているなら明確な目標を設定して、目標を達成するために仕事に取り組めるようにしましょう。
7.抱えている仕事量が多すぎる
抱えている仕事量が多いと精神的にもスケジュール的にもパンクしてしまうため、仕事で失敗する可能性が高くなります。
自分の処理できる仕事量には限界があります。
脳はたくさんの情報を詰め込まれると動きが鈍くなり、普段ミスをしないようなところでミスすることが増えてしまうのです。
仕事量が多くなっている原因として考えられるのは、「1人で仕事を抱えてしまっている」「処理しきれない量の仕事を受けている」の2つです。
上記の原因に当てはまる人に実践して欲しい対処法は以下の2つです。
- 周りの人に協力してもらう
- 処理しきれない量の仕事は受けない
それぞれの対処法を説明していきます。
対処法:周りの人に協力してもらう
1人で仕事を抱えてしまったら、周りの人に協力してもらうようにしましょう。
1人で無理に膨大な量の仕事をこなそうとすると提出日などに追われて、確認作業を忘れるなど仕事が雑になりやすくミスが多くなります。
また、期限までに提出できなくなってしまうと、周りに迷惑をかけてしまうため仕事面でも人間関係においても問題が起きやすいのです。
「プライドが高い」「仲良い人がいない」という人は、周りの人を頼ることを避けたがりますが、仕事のことを優先して考えても周りの人に助けてもらうのが懸命です。
普段からコミュニケーションをよくとったり、誰かが忙しそうにしていたらあなたも助けたりすることで仕事も頼みやすくなりますよ。
対処法:処理しきれない量の仕事は受けない
自分が処理できる量の仕事を把握しておくというのも、仕事での失敗を防ぐ方法の1つになります。
八方美人やお人好しな人は、頼まれると断れずなんでも受けていれてしまい、結果膨大な量の仕事を抱えているなんてことになりかねません。
残業が多くなったり休日出勤をするようになるなど、スケジュール的にも精神的にも自分がパンクしてしまいます。
また、なんでも仕事を引き受けていて期日までに間に合わないことが増えると、無責任な人と思われてしまうこともあるのです。
できないならできないと伝えた方があなたのためになります。
できない理由を説明して仕事が受けられないことを謝罪の気持ちを伝えれば、角を立てずに仕事を断ることができるので試してみてください。
また、期日が先なら仕事が受けられる場合は、その旨を伝えると相手にもあなたの意欲が伝わり信頼関係を築けますよ。
8.完璧主義すぎる
完璧主義すぎると完璧を求めるあまり、空回りして失敗することもあります。
「完璧にこなさなければ」という過剰なプレッシャーから、心が負けてしまい本領発揮できず失敗することに繋がるのです。
「見栄っ張り」「理想が高い」「妥協できない」という人は完璧主義の傾向があります。
完璧主義だと仕事を丁寧にこなす・責任感が強く信頼できるというメリットもありますが、全てを完璧にこなすことは無理に等しいことです。
こなせなかったときに大きく気持ちが落ち込み、さらなる失敗を引き起こしてしまうため、柔軟に考え行動ができるように心がける必要があります。
「完璧にこなさなきゃ」というプレッシャーから抜け出して、仕事をどうしたらしっかりこなせるかを重点的に考えて行動しましょう。
対処法:心の余裕をもつ
完璧主義の人は心の余裕を持って仕事をするようにしましょう。
「ミスをすることは誰にでもある」くらいの感覚で仕事に挑めれば、予想外のことが起こったときに問題点をすぐに考えて柔軟に対応できるのです。
楽観的な友達を作れば新たな視点から物事を見られるようになります。
また、考えや行動を正してくれるメンターを見つけることができれば完璧主義にとらわれずに仕事ができるようになりますよ。
上記では仕事で失敗する原因や、失敗を繰り返さないための対処法を紹介してきました。
しかし、どうしても仕事で失敗したら落ち込んでしまう人も多いでしょう。
次章では、落ち込んだときの回復方法を5つ紹介していきます。
落ち込んだときの5つの回復方法
落ち込むことは悪いことではありません。
しかし、いつまでも落ち込んでいるとどんどんネガティブな気持ちになっていくため、立ち直り方を把握しておくことが重要です。
落ち込んだときの回復方法は以下の通りです。
- 失敗したことをメモに書く
- 失敗を次の成功に繋げる
- 気持ちを切り替えるためにリフレッシュする
- 誰かに相談する
- 問題点を分析する
失敗しないように対策することも必要ですが、落ち込んだときにどうするかであなたの成長に繋がるかどうかが決まります。
もちろん反省する気持ちを持つことは忘れないようにしましょう。
以下では落ち込んだときに回復する方法を詳しく紹介していきます。
失敗したことをメモに書く
失敗したことを自分の言葉でメモに書き出すことで気持ちがスッキリするため、ずっと引きずらずにすみます。
落ち込むと落ち込んだことをずっと考えて悩んでしまう人も多いです。
しかし、いつまでも引きずっていると仕事に対するモチベーションが下がったり、向上心が低下してしまうなど新たなミスを生む可能性が高くなってしまいます。
失敗したことをメモにかいて反省をして、いつまでも引きずったまま仕事をしないようにしましょう。
失敗を次の成功に繋げる
失敗した経験から学び次の成功に繋げられれば、失敗も意味のあるものになります。
落ち込んでも前向きな気持ちになるように持っていくと、辛い状態から抜け出すことができます。
失敗をマイナスなことととらえず、あなたを成長させてくれるものだと考え方を変えるようにするといいでしょう。
気持ちを切り替えるためにリフレッシュする
仕事で失敗して落ち込んだら、気持ちを切り替えるためにリフレッシュすることをしましょう。
気持ちを切り替えることができれば、新たな気持ちでまた仕事に取り組めるようになりますよ。
カラオケで思いっきり歌う、ランニングをする・映画を見て涙を流す・エステに行って自分の時間を過ごすなどでもリフレッシュすることが可能です。
特にランニングは幸せホルモンのセロトニンの分泌を促すため、失敗で溜まったストレスを解消することができます。
また、映画などを見て感動して流す涙には、ストレス物質も一緒に含まれており、気持ちがスッキリできるのでおすすめです。
自分に合ったリフレッシュ方法を見つけてみてください。
誰かに相談する
誰かに相談することで失敗して心に溜まっている気持ちを口に出せるので、スッキリして落ち込んでいる状況から抜け出せます。
また、気持ちがスッキリすることで、なぜ失敗したのかを考える心の余裕ができますよ。
上司や同僚に相談することで、失敗したことへのアドバイスや客観的な意見をもらえることもあるので、信頼できる人を選んで相談するのがおすすめです。
問題点を分析する
なぜ失敗したのか問題点を自分なりに分析することで、悪い点が見えてきます。
悪い点を把握することで、自分で改善できると思うため気持ちが前向きになり落ち込んだ状態から回復できるのです。
紙になぜ失敗したのかを書き出したり、自分の行動を振り返って改善すべき問題点を分析しましょう。
上記では落ち込んだときの回復方法を紹介してきました。
仕事で失敗して落ち込んでしまうことは、反省しているという証なので決して悪いことでありません。
しかし、ただ落ち込むのではなく次の仕事に生かせるように、気持ちを前向きに持っていくように行動を起することが重要ですよ。
もし落ち込んだ状態から回復できないと、仕事で失敗が続くようになる可能性があります。
次章では、仕事で失敗が続くことで考えられる悪影響について説明します。
仕事で失敗が続くことで考えられる悪影響
仕事で失敗が続くことで、以下の悪影響が考えられます。
- 仕事で信頼されなくなる
- 職場にいづらくなる
- 仕事ができない人のポジションになる
- 自信が失われていく
仕事で失敗ばかりが続くと成長が無い人と思われて、信頼されなくなり「仕事ができない人」のポジションになってしまいます。
徐々に仕事への向上心や自信も失われていっていくため、新たな仕事の失敗を引き起こすなど悪循環に陥ってしまいます。
特に同じ失敗を何度も繰り返すと上司や同僚から呆れられるなど職場に居づらくなってしまうので、原因に合った対処法をしっかり実践してみて下さい。
何度も述べていますが、仕事での失敗は自分次第で減らすことができます。
失敗の泥沼にはまってしまう前に、自分で対処するようにしましょう。
仕事での失敗は次に活かし、前向きな気持ちで働こう!
今回は仕事で失敗する原因や対処法・落ち込んだ時の回復方法を紹介してきました。
仕事で失敗してずっと落ち込んでいても、あなたにとって何もプラスになりません。
「失敗は次の成功に活かすこと」を心に留めて、前向きに行動していけば自然にあなたのキャリアにも繋がっていきますよ。
失敗して落ち込んでも気持ちを切り替えて、前向きな気持ちで働きましょう!