「仕事に時間がかかりすぎる…」
「上司に仕事が遅いと怒られる…」
「急がなくてはと焦ってミス…」
仕事が遅いことで悩んで、精神的に疲れていませんか?
同じような仕事でも、早く終わらせる人もいれば、なかなか終わらせられない人がいます。
仕事が遅いことは自分の評価にも影響してくるため、なんとか早くこなせるようになりたいものですね。
今回は、知っておくべき「仕事が遅い人の8つの原因」や、「仕事の効率をUPして早く終わらせる改善方法を10個」ご紹介します。
あなたがやりやすいと思った改善方法を、1つでも良いので試してみてください。きっと今までの自分を変えれるはずです。
目次
仕事が遅い人の8つの原因
仕事のスピードを上げるには、まずは、仕事が遅い原因を自覚する必要があります。あなたに当てはまることがないかチェックしていきましょう。
仕事が遅いのは何故なのか?主に考えられる原因は次の8つです。
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仕事が遅い人の8つの原因
- 段取りが悪い
- 優先順位を考えていない
- 完璧にこなそうとする
- 断ることができない
- 分からないことを質問しない
- 報告・連絡・相談をしない
- 残業する前提で仕事をしている
- 自分の作業スペースが汚い
では、ひとつずつ具体的に見ていきましょう。
原因1:仕事が遅い人は【段取りが悪い】
仕事の段取りが悪い人は、効率よく仕事を進めることができないため、必然的に仕事が遅くなってしまいます。
仕事ではやるべきことが沢山ありますが、期限や納期が決められていることがほとんどです。
しかし、段取りが悪いと期限内に終わらせることが難しくなります。
チームで行なっている仕事なら、上司や同僚など周りに迷惑をかけてしまうことになってしまいます。
仕事の段取りが悪い人は下記のような共通した特徴があります。
【仕事の段取りが悪い人の特徴】
・仕事の全体像が見えていない
・仕事の流れが掴めていない
・1つのことにこだわりすぎている
・今じゃなくても良いことを先にやる
・やり直しに時間がかかっている
・仕事の目的を理解していない
・どのように仕事を進めていけばゴール(相手が求めるもの)に近づけられるか分かっていない
など。
自分が当てはまる点が多いほど、仕事の段取りが悪い傾向が強いと考えられるでしょう。
原因2:仕事が遅い人は【優先順位を考えていない】
優先するべき業務を考えずに、仕事をやり始めると、効率良く進めることができないため仕事が遅くなってしまう原因になります。
仕事が遅い人は、嫌なことを後回しにして、重要度や緊急度の低い仕事を先にしてしまうことも多いのではないでしょうか。
優先順位を正しく考えられないと時間配分が上手にできないため、なかなか仕事を終わらすことができず、結果的に「仕事が遅い人」となってしまいます。
原因3:仕事が遅い人は【完璧にこなそうとする】
完璧を求めて仕事に時間をかけすぎる人も、仕事が遅い人によくみられる原因のひとつになります。
例えば、資料作成などで、重要でない情報など余分なことまで綿密に調べようとして、1つの作業に時間をかけ過ぎてしまうと効率が悪くなります。
些細な点まで手抜きしない丁寧さも必要ですが、度を越すと、結果的に「いつまでたっても仕事が終わらない…」といった状態になってしまうため要注意です。
原因4:仕事が遅い人は【断ることができない】
頼まれると断ることができず、何でも仕事を引き受けてしまう人は、本来自分がやるべき仕事の進行が遅くなってしまいがちです。
「NO」と言えない性格であるゆえに、どんどん仕事を引き受けてしまい、結果的にキャパオーバーになってしまうことも多いでしょう。
また、「自分でやるべきこと」と「相手にして欲しい部分」を、上手に分けることができない人は、一方的に仕事を振られるだけになってしまう場合も多くなります。
結果的に、効率良く仕事を進めることが難しくなります。
原因5:仕事が遅い人は【分からないことを質問しない】
仕事を進めていくうえで、分からないことを素直に質問したり、聞いたりできない人は無駄に時間がかかってしまいます。
不明な点があっても、速やかに上司や先輩、同僚、取引先の担当者などに確認や質問ができない人は、自分で必要な情報を調べるために時間を費やしてしまうからです。
仕事が遅い人は、自分一人で解決しようとしたり、「聞き下手」な人が少なくありません。
また、自分一人で解決しようとすると、その判断が間違っている場合、ミスや失敗に繋がる恐れがあるため注意が必要です。
原因6:仕事が遅い人は【報告・連絡・相談をしない】
上司に「報告・連絡・相談」ができず一人で片付けようとする人は、ミスを繰り返す可能性が高いため、結果的に仕事が遅い原因に繋がります。
「報告・連絡・相談」は「ホウレンソウ」とも呼ばれ、ビジネスにおいて、仕事を円滑にスムーズに進めるために必要な基本中の基本です。
【ホウレンソウとは】
・「ホウ」は報告
・「レン」は連絡
・「ソウ」は相談
を意味します。
報告・連絡・相談の重要性を軽視してしまう人は、社会人経験の浅い新人や、仕事に慣れてきた中堅社員によく見られるようです。
「事前に上司に相談していればトラブルにならなかった」というケースも多く、報告・連絡・相談を怠ることによって発生するリスクもあるため要注意です。
原因7:仕事が遅い人は【残業する前提で仕事をしている】
そもそも残業を前提で仕事をしているのであれば、「仕事が遅い」のも当然です。
毎日のように仕事が遅く終わらない人を観察してみると、
・午前中はコーヒーを飲んでおしゃべり
・日中は仕事せずにネットサーフィン
・タバコ休憩が多い
・仕事に本腰をいれるスタート時間が遅い
・残業で本気を出す
・日中は無駄が多くダラダラ仕事をしている
などといったケースが見られる場合があります。
「残業すれば良いと思っている人」と、「何が何でも定時までに終わらせようとする人」では、効率を良くする時間配分や仕事への集中力、スピード感に大きな差が生まれます。
原因8:仕事が遅い人は【自分の作業スペースが汚い】
仕事が遅い人は、自分の作業スペースが整理整頓されていないため、必要なものがどこにあるか分からないことが原因で、時間がかかっている場合があります。
机やPCのデスクトップが散らかっているなど、作業環境が悪い状態は、必要なものや必要な情報を探す時間が無駄にかかってしまうことになります。
では、仕事が遅い原因が分かったところで、どうしたら仕事を早くこなすことができるのか?下記の項目から分かりやすく改善方法をご紹介していきます。
仕事を早く終わらせる改善方法10選
仕事の効率を上げて、早く終わらせるには次の10の方法が効果的です。
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仕事を早く終わらせる10の方法
- 仕事のキーマンを把握する
- 仕事の優先順位をつける
- 全て完璧にやろうとしない
- 自分がやらなくてもよい仕事は断る
- 分からないことは躊躇せず質問する
- メモを取る習慣をつける
- 報告・連絡・相談をしっかり行う
- 失敗から学ぶ
- ON・OFFスイッチをしっかり切り替える
- 机やPCデータを整理整頓する
では、ひとつずつ具体的に見ていきましょう。あなたがやりやすいと思ったことからでも良いので、少しずつでも始めてみてください。
改善法1:仕事のキーマンを把握する
自分に任された仕事に関係する、上司や取引先の担当者などキーマンを把握しましょう。
【キーマンとは】
組織やプロジェクトにおいて、
・重要人物
・カギとなる人物
・中心人物
・決断する能力を持っている人物
などを指します。
キーマンを把握せず、相手を気にせず相談すると見当違いに進めてしまうなど効率が悪くなります。
一方で、キーマンを把握できれば、進め方や分からないことなどを、ベストな相手に相談できるため無駄がなくなります。
結果的に、効率的に段取り良く仕事を進めることが期待できます。
キーマンは必ず上司であるとは限りません。例えば、上司が「Yes」と言っても、仕事を依頼した取引先の担当者が「No」ならやり直しです。
上記の場合は、取引先の担当者がキーマンだと考えられますから、日頃から、取引先とスムーズにコミュニケーションを取れる体制を目指すと、仕事の効率を上げることができるというわけです。
キーマンを見分けるスキルを上げるために、同じ職場の優秀な人をよく観察してみても良いでしょう。
改善法2:仕事の優先順位をつける
仕事を早くこなすには、常に優先順位をつけてから取り掛かると効率的です。
仕事が遅い人は、仕事が来た順番に何となく取り組んでいるといった共通点がよく見られます。
優先順位をつけるために、まずは、今抱えている業務を下記の項目に当てはめて、今日やらなければいけない1日の段取りをリスト化してみてください。
1・重要である+緊急性が高い
2・重要である+緊急性が低い
3・重要でない+緊急性が高い
4・重要でない+緊急性が低い
「緊急性が高い」とは、期限付きの仕事などを指します。
当てはめたら、1~4の順番でいつも取り組むと良いでしょう。
優先順位をリスト化することによって、仕事の効率化はもちろんのこと、仕事のやり残しがなくなったり、何が重要かを把握するために役立ちます。
改善法3:全て完璧にやろうとしない
丁寧な仕事も必要ですが、完璧主義が邪魔をして仕事が遅い人は、不要な作業をしているケースが少なくありません。
自分のこだわりやルールに固執せず、無駄な作業をしていないか振り返ってみることが大事です。
自分では納得できても、取引先や相手が求めていない結果では意味がありません。
常に完璧を求めすぎずに、「サラッと流せばよい仕事」と「時間をかけてやる仕事」など時間配分を考えて、何が重要なのかを意識して仕事に取り組みましょう。
改善法4:自分がやらなくてもよい仕事は断る
仕事を頼まれると何でも引き受けてしまう断り下手な人は、「あの人は断らない」というレッテルを貼られ、そもそも自分がする必要がない仕事まで抱えることになります。
結果的に、仕事量が増え、毎日のように残業になるケースが少なくありません。
安易に引き受けると、利用されて、また頼みごとをされる悪循環になるため、はっきり断る勇気が必要です。
改善法5:分からないことは躊躇せず質問する
仕事で分からないことがあるなら、何でも自分一人で解決しようとせず、素直に質問することが大事です。
「質問をする」ということは、問題をスムーズに解決するうえで必要な手段です。
質問をすると「仕事ができないやつ」だと思われるのではないか、と考えてしまう人もいるようですが、質問することは悪いことではありません。
逆に質問をせず失敗やミスをする方が問題です。
分からないことが発生するたびに、仕事が止まってしまえば、その分仕事が遅くなってはかどりません。
質問することも仕事の内だと考えて、上司や取引先の相手など適切な相手に躊躇せず質問しましょう。
一度聞いたことを忘れないようにするには、次の項目の「メモを取る習慣をつける」が重要になります。
改善法6:メモを取る習慣をつける
仕事をするうえで、大切な見聞きした情報を忘れないように書き留めておけば、仕事を早くこなす効率化に役立ちます。
【メモを取るポイント】
・会議
・ミーティング
・上司からの指示
・取引先との商談や打ち合わせ
・自分のアイデア
など。
メモを取る習慣は、忘れてしまうリスクを回避できたり、複数の仕事をこなす人には整理する際にも必要なことです。
また、「メモを取る」ことは、相手からしてみれば熱心な姿勢や仕事を依頼するうえでの安心感にも繋がります。
改善法7:報告・連絡・相談をしっかり行う
仕事を早く円滑に進めるためには、「報告・連絡・相談(ホウレンソウ)」をしっかり行うことが欠かせません。
報告・連絡・相談の基本は次になります。
【報告】
・仕事の進捗状況を報告
・仕事の完了報告
・仕事のミスやトラブルの報告
【連絡】
・決定事項や正確な情報などを関係者に連絡
【相談】
・判断に迷った時
・自分の考えを聞いてもらいたい時
・アドバイスをもらいたい時
など。
ミスやトラブルなど悪いことは、後回しにせず、すぐに報告することが重要です。報告が遅くなればなるほど大変な事態になりかねないと考えましょう。
改善法8:失敗から学ぶ
仕事が早い人は、失敗からの回復力が早いといった共通点があります。
失敗したら反省することも大事ですが、立ち止まってしまうと仕事がスムーズにはかどりません。
失敗の原因を追求して、反省と改善をし、同じミスを繰り返さないようにすれば、仕事の効率化に繋がります。
失敗やミスをしない人はいません。クヨクヨせずに、失敗から学ぶという前向きな考えに切り替えましょう。
改善法9:ON・OFFスイッチをしっかり切り替える
仕事が人生の中心だと考えずに、仕事以外の楽しみをみつけリフレッシュして脳を休ませてあげれば、仕事の効率UPに繋がります。
仕事が遅いといった悩みが大きくなると、ストレスを抱え込むことになります。ストレスは、仕事のパフォーマンスを下げる原因になります。
「仕事に集中する時間」「遊びや休養の時間」と、仕事とプライベートをきっちり分けてストレスを溜め込まないよう意識してみてください。
改善法10:机やPCデータを整理整頓する
仕事を効率的に早く終わらせる人は、自分の作業スペースの整理整頓がしっかりできています。
一方で、仕事が遅い人は、整理整頓ができていないため、資料やデータを探し出す際など無駄な時間を費やしている人が多い傾向があります。
「いるもの」と「いらないもの」を分け、「いらないもの」は捨てる。「いるもの」を使いやすい場所に置くなど、仕事をするうえでの環境を整えることが大事です。
しかし、一度片付けても、整理整頓された状態を維持することは難しいです。そのため、週に1度、定期的に整理する時間を作ったり、退社時にきちんと片付けてから帰るなど心がけると良いでしょう。
仕事が遅いことで発生するデメリット
仕事が遅いと自覚していながら、なかなか改善できない場合、仕事が遅い事で自分にどんなデメリットがあるか理解していないからかもしれません。
仕事が遅いことで、自分自信に影響するデメリットは主に次の3つになります。
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仕事が遅いことで発生するデメリット
- 「仕事ができない人」と評価される
- 重大な仕事を任せてもらえない
- 仕事が遅いとクビになる!?
では、ひとつずつ具体的にみていきましょう。
「仕事ができない人」と評価される
仕事が遅い人は、基本的に上司や周りからの評価が下がります。
仕事が遅い分、あなたが出来ない仕事を誰かが行わなければならなかったり、チームで行っているなら、他の人の仕事の進行を妨げ迷惑をかけている可能性があるからです。
「戦力にならない」「周りの人の足を引っ張る」といった、悪い評価が下されることも多いでしょう。
自分は「仕事が遅いけど、その分丁寧さは誰にも負けない」という人がいます。
しかし、誰もが「仕事が遅すぎる」と認めるレベルであるなら、丁寧さは評価されず「仕事が遅い人=仕事ができない人」となってしまいます。
重大な仕事を任せてもらえない
前述の「仕事が遅い人=仕事ができない人」と判断されてしまえば、もちろん、大きなプロジェクトや重大な仕事、納期が早い仕事などは任せてもらえません。
また、仕事が遅い人は、トラブルが発生した際に「スピーディーな対応ができない」と懸念される可能性も高いため、重大な仕事を任せてもらえないことが多いでしょう。
そのため、いつまでたっても同じ業務だけしか任されず、モチベーションも上がらず、スキルも上がらずといった具合になってしまうことが考えられます。
仕事が遅いとクビになる!?
仕事が遅いとクビになるのでは?と不安になる人は多いでしょう。しかし、仕事が遅いという理由だけでクビにすることは難しいようです。
解雇は、労働で賃金を得て生活を送る労働者にとって重大な死活問題となるため、「労働者を保護する」といった法律が存在するからです。
このような法律によって、会社側が簡単にクビにすることが難しくなります。しかし、解雇が相応だとされる「客観的合理的な理由」が認められれば解雇される可能性が高くなります。
今のご時世、会社も生き残るのに必死です。給料や経費などの問題からも、仕事ができない人はいて欲しくないと考える企業も多いでしょう。
とはいっても、仕事の遅さをすぐに改善するのは難しいことです。そのため、努力している前向きな姿勢を見せることが大事になってきます。
仕事が遅いのは今の仕事が合っていないせいかも
仕事が遅い自分に悩み、改善するために努力していても上手くいかない場合、もしかしたら自分に適性がない仕事だからかもしれません。
「今の仕事が自分に合っていないかも」と感じたら、次の3つをチェックしてみると良いでしょう。
- 今の仕事にやりがいは感じられている?
- 同じ会社で働く数年後の自分をイメージできる?
- 今の職場で「楽しい」と思える仕事が多い?
では、ひとつずつ詳しくチェックしていきましょう。
今の仕事にやりがいは感じられている?
今の仕事が好きではない、不満がある、つまらないと感じている人は多いでしょう。
「仕事のやりがい」は、給与や業務内容、職場の人間関係や雰囲気などを含む、仕事へのモチベーションを上げるために重要な要素です。
仕事にやりがいがなくなると、会社に行きたくない、仕事が辛いと感じてしまうことにも繋がります。
「仕事にやりがいを失っている」主なサインは次になります。
・朝会社に行くのが辛い
・他事に気を取られ業務に集中できない
・一日が長く感じる
・早く帰りたいと何度も時計を見てしまう
・職場でのコミュニケーションが面倒になる
・仕事で成果を出したいといった意欲がない
・他の仕事に魅力を感じる
など。
当てはまることが多いほど、あなたは今の仕事へのやりがいを失っている可能性があります。
同じ会社で働く数年後の自分をイメージできる?
仕事をするうえで自分の評価が上がれば、任される仕事の幅が広がり、キャリアアップやスキルアップに繋がります。
今の会社でここまで到達したいといった、自分の将来への目標がイメージできるようになり、モチベーションアップも期待できますね。
一方で、数年後の自分をイメージできず、なんとなく日々の仕事をこなしていると「仕事が嫌だ」「つまらない」と不満を感じるようになってしまいます。
今の職場で「楽しい」と思える仕事が多い?
今の職場で、「楽しいと思える仕事」と「楽しくないと思う仕事」を分類してみましょう。
「楽しい」と思える仕事が多いなら、今の職場はあなたに合っていると言えます。今回ご紹介した改善方法で十分改善する事ができるでしょう。
しかし、今の職場で、「楽しくない」と思う仕事の方が多いなら、自分に適性がある会社に転職することを検討してみても良いかもしれません。
仕事が遅いという自覚があれば必ず改善できる!
今回の記事では、仕事が遅いという悩みを解消するために、「仕事が遅い8つの原因」や「仕事を早く終わらせるための10の改善方法」などをご紹介してきました。
何事も問題点を改善するためには自覚が必要ですが、仕事が遅いという自覚がないために、周りをイライラさせてしまう人は少なくありません。
しかし、あなたが、仕事が遅いことに悩み、今回の記事にたどり着いたなら十分に「仕事が遅い」ことを自覚していますので大丈夫です。少しずつ自分を変えていけるはずですよ。