「いくら頑張っても報われない」「徹夜続きでプライベートを楽しむ暇がない」など、さまざまな理由で「人生がしんどい」と感じていませんか?
つらい状況から抜け出して理想的な生活を実現するためには、まずしんどさの原因を正しく理解し、現状を乗り越えるために効果的な方法を知る必要があります。
本記事では、人生がしんどいと感じる主な原因を8つ取り上げるとともに、つらい毎日を乗り越えるための具体的なノウハウを紹介します。
実践することで苦しく不安な状況から抜け出し、理想的な生活の実現に踏み出すことができます。ぜひ参考にしてください。
人生に疲れた…。しんどいと感じる8つの原因
人生の「しんどさ」の原因は人それぞれ違いますが、突き詰めてみると、次の8つのいずれかに該当します。
- 理想と現実との間にギャップがあるから
- 気落ちする出来事があったから
- 慢性的な疲労が溜まっているから
- 病気で苦しんでいるから
- 人間関係上の大きな悩みをもっているから
- 経済的な不安を抱えているから
- ルールや常識に馴染めないから
- 恋愛が上手くいっていないから
それぞれ具体的にみていきましょう。
理想と現実との間にギャップがあるから
人生をしんどいと感じてしまう原因は、理想と現実との間にギャップがありすぎるからです。
たとえば、大学時代に「○○歳までに昇進して年収××万円を達成する」「○○歳までに結婚して幸せな家庭をつくる」といった目標を立てていたとしましょう。
しかし、就職して何年か経過し、自分の現状を考えてみると、当初の目標がまったく達成できていない人は多いはずです。
むしろ、何年か経って自分のキャリアプランや人生の目標を修正せざるを得なくなる人の方がほとんどです。
しかし、自分の理想を常に高く掲げがちな人や、目標に向かって努力を続けている人ほど、当初の目標を達成できていない自分を情けなく思ってしまいます。
他の人が「大したことはない」と感じることでも「本当はこうありたいのに今の自分は…」と気落ちし、結果として「人生がしんどい」「生きるのが辛い」と感じてしまうのです。
しかし、誰でも自分の理想を実現するためには相応の時間と軌道修正が必要であり、焦ってはいけません。
人生には何をやっても「上手くいかない」と感じられるスランプのような期間がありますから、無理をせずにゆっくりと前に進んで行けばよいのです。
気落ちする出来事があったから
夫や妻、両親、子供の死など、大切な人との別れや恋愛関係の破綻など、誰もが気落ちする出来事があったばかりのときは「人生がしんどい」と感じてしまうものです。
残念ながら、気落ちするような出来事は予期せずに起こるため、避けようがありません。
特に両親との別れや病気は誰もが経験することですから、無理に苦しさや悲しさを自分の中で押さえつけようとせず、自分の中から込み上げてくる感情に任せても大丈夫です。
不幸な出来事や落ち込む出来事に関しては時間が解決することが多いため、今の生活を守る努力だけ続けください。
慢性的な疲労が溜まっているから
「頑張りすぎ」によって慢性的な疲労が溜まっており、生きる気力が湧いてこないという人も多いです。
いわゆるブラック企業に勤めている人に多く、頑張りたくても頑張れない状況に陥っているケースは少なくありません。
肉体的な疲労はもちろん、精神的な疲労が溜まっている状況で頑張ろうとしても上手くいきません。
人生には休息が必要で、適度に休まなければ仕事のパフォーマンスは上がらないどころか、自制心も失われてしまいます。
長年続けている仕事であっても、どうしても辛ければやめてもよいのです。
転職に一歩踏み出すことは勇気が必要ですが、辛い現実を変えて理想の人生を生きるためには、時には思い切った行動も必要となります。
特に「頑張りたいのに頑張れない」と感じている人は、思い切って休みをとりましょう。
病気で苦しんでいるから
重い病気にかかっていて「人生がしんどい」という人も多いです。
病気による身体的・精神的な負担も大きいですが、長い入院生活で経済的な負担を感じる人も少なくありません。
身体的な病気で苦しむのはもちろんですが、メンタルの病気を抱えている人が無理に仕事を続けようとしても逆効果になってしまうケースが多いです。
無理に仕事を続けようとする人もいますが、まずは病気の回復に努めることが重要です。
病気に関しては本人の努力でも何とかならない部分も多いですが、自分の生活を見直すよい機会だと思って人生の質の向上に努めましょう。
人間関係上の大きな悩みがあるから
仕事やプライベート(主に仕事)での人間関係がきっかけで「人生がしんどい」「生きるのが辛い・面倒くさい」と感じてしまう人はとても多いです。
たとえば、上司に日常的につらく当たられたり、同僚に無視されるなど、誰でも嫌だと感じるパワハラやいじめがしんどさの原因になるケースは少なくありません。
また、人によっては「あの人の言い方が気に障る」「馬鹿にされている気分になる」など、小さな理由の積み重ねで仕事に行きたくなくなることもあります。
日頃の人間関係にしんどさやつらさを感じる人は、まず原因を自分なりに突き止め、本当に自分が解決しなければならない問題かどうかを考えてみましょう。
パラハラやいじめなどは人事に相談したり、場合によっては外部の専門機関に相談するなどの対応が必要です。
ですが、ちょっとした原因で「仕事に行きたくない」と感じているならば、まずは可能な限り精神的負担がかからない環境を整えることが重要になります。
たとえば、同僚のふるまいにストレスを感じている場合、座席を変えてもらったり、配置換えをしてもらうことで快適に仕事ができるようになった例は少なくありません。
経済的な不安を抱えているから
お金の問題を抱えていて「人生が辛い」と感じる人も多いです。
上述の病気で苦しんでいる人の場合も、精神的な負担に加えて毎月の医療費や通院費などの経済的な問題が負担になっているケースがあります。
経済的な問題は「お金を稼ぐ」「節約する」といった基本的なところを徹底する以外に解決策はありません。
将来の計画をしっかり立てる、専門家に相談するなど、誰でもできる基本的なところからはじめましょう。
漠然とした不安だけを抱えて、解決に向けて行動しない人が多いですが、基本的なことをやるだけで不安は緩和されるものです。
ルールや常識に馴染めないから
社会のルールや常識がどこか「自分に合わない」と感じていて、人生のしんどさにつながっていることもあります。
特に日本は共同体としての常識や不文律が多い社会といわれているため、多くの人が考える「普通」に合わない考え方をもっている人は生き辛いと感じるケースがあります。
生きていくうえでは自分の考えや価値観よりも周囲を優先しなければならないことが多いのは確かです。
ですが、常に周りの価値観を優先してしまうと、自分が本当にやりたいことがわからなくなり、人生が楽しくないと感じてしまいます。
常識外れの人は、他の人が思いつかないようなアイデアで成功を収めることもあるため、自分が常識や一般的なルールに合わないと感じても卑下する必要はありません。
特に起業したり、自分の特技を活かして生きていこうとする人は、常識に囚われない考え方をする人が多いといわれています。
昔と違って、今はビジネスでも常識が通用しなくなっているところがあり、新しいことにチャレンジできる人が成功できるケースが多いです。
最低限のルールは守らなければなりませんが、常識やルールに馴染めない人でも、自分の「異質」を強みや個性にして頑張ればよいのです。
恋愛が上手くいっていないから
夫や妻、恋人との関係が原因で人生がしんどい、面倒だと感じる人も多いです。
仕事では多少辛いことがあっても乗り越えられる人でも、恋愛だと簡単に精神が疲弊してしまう人は多くいます。
特にパートナーとの相性を重視しすぎる人は、些細な喧嘩やコミュニケーション不足が原因で、すぐに「この人とは合わない」「別れよう」と考えてしまいがちです。
アメリカの精神科医で結婚心理学の権威アーロン・ベック氏によると、恋愛や夫婦関係がうまくいかない原因の多くは、関係そのものに欠陥があると考えてしまうからだそうです。
相手との関係を維持するためには、お互いに軌道修正を繰り返していく努力が欠かせません。
結婚生活や彼氏・彼女との関係では、誰でも「上手く行かないことがある」のを前提に関係を続ける必要があるのです。
当然、パートナーとの相性も大事な要素ではありますが、恋愛するなかで自分もパートナーも成長し、お互いの関係を改善できると考えることが重要です。
辛い現状を乗り越える5つの方法
それでは、上述の主な8つの原因を受けて、人生のしんどさを乗り越えるためにおすすめの具体的な行動について紹介します。
- 「続けること」と「辞めること」を決める
- 自分の中の優先順位を明確にする
- 感情を表現する場を用意する
- 思考のリフレッシュ期間を設ける
- 気軽に相談できる環境をつくる
自分のやりやすいもの、興味のある行動を自由に取り入れてみましょう。
「続けること」と「辞めること」を決める
人生のしんどさを乗り越えるには、本当は「やりたくない」のに続けていることを思い切って辞めてしまうことも必要です。
たとえば、本当はやりたくない仕事を毎日長時間続けていても、仕事のパフォーマンスはほとんど上がりません。
精神がどんどん疲弊してしまいます。
人生には乗り越えるべき壁と無理に乗り越える必要がない壁があります。
自分の夢や理想を叶えるために表面的には同じようにに見えても「やらなければならないこと」と「嫌なこと」は分けて考えなければなりません。
前者は多少の困難があっても続けることが必要ですが、後者は辞めてしまって構わないのです。
嫌な仕事を辞めて転職することで、理想の生活を手に入れられた例はたくさんあります。
自分の現状をできるだけ客観視しながら、これからも「続けること」と思い切って「辞めること」を整理してみましょう。
加えて、積極的に幸福感を感じる行動を増やすことで、次第に「人生がしんどい」と感じなくなってきます。
自分の中の優先順位を明確にする
さらに「続けること」の中でも、特に優先すべきものや、後回しにしてよいものを決め、自分が本当に大事にすべき活動に集中することも重要です。
ビジネスを中心に人生の成功法則について書かれたスティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』には、成功にとって欠かせない重要な活動を増やすことがもっとも重要だと書かれています。
仕事でキャリアアップを望む人や、起業して自分の好きな仕事をしたい人はもちろんですが、人生のしんどさを乗り越えて生活の質を高めようとしている人にとっても大事な考え方です。
特に同時進行でさまざまな活動をしている人は、知らず知らずのうちに感情的疲労が溜まりやすいので注意しましょう。
自分の中で「すべきこと」と「しなくてもよいこと」の優先順位を明確にし、本当に大事なことに集中してください。
感情を表現する場を用意する
その日に起こったことをリアルな感情とともに記録するなど、自分の「思ったこと」「感じたこと」を自由に表現する場を設けることも有効です。
ネガティブな感情を無理に押さえつけていると、いつのまにか感情的な疲労となって人生がつらくなってしまいます。
自分のリアルな感情を理解することで、些細なことで「人生が辛い」「生きるのがしんどい」などと思考がエスカレートするのを防げるようになります。
さらに自分の人生にとって重要なことがわかるようになり、自分を苦しめている勝手な思い込みやルールを見直すよい機会にもなります。
たとえば「感情日記」を作成するなど、毎日の出来事から自分が感じたことをストレートに記録するのがおすすめです。
誰にも見せることはないのですから、感情をありのままに表現しましょう。
思考のリフレッシュ期間を設ける
物事をどんどん悪い方向に考えてしまう癖のある人は、適度に思考をリフレッシュする期間を設ければ、次々にネガティブな考えをしてしまう悪循環を止めることが可能です。
たとえば、何らかの嫌な出来事を経験したり思い出したりした場合、自分の思考が悪い方向に回りだしたと感じたら、一度考えるのをやめる癖をつけるのが有効です。
あるいは「○分以上自分のことについて考えるのをやめる」など、自分なりに思考の悪循環を止める工夫をしましょう。
ネガティブに考えてしまう思考を打ち切り、外に出てリフレッシュしたり軽く運動をすることで視野が広くなり、物事をより客観的に考えられるようになります。
気軽に相談できる環境をつくる
悩みや問題を長い間一人で抱え込むことで、結果的に人生そのものが嫌になってしまう人が多いため、まず誰かに相談できる環境を意識的につくってみましょう。
親しい友人や家族に気軽に相談することで、一人で悶々とするよりも具体的な解決策が導き出せるようになります。
ただし、相談する人は慎重に選ぶようにしましょう。
人によっては明確な根拠のない勝手なアドバイスをする場合があるため、信頼のおける人に相談するようにしてください。
また、意見を聞く人は多すぎても少なすぎても問題があります。
いわゆるメンターをつくって悩み事を相談するのもおすすめですが、自分が本当に尊敬できる人を2~3人程度選ぶようにしましょう。
人生のしんどさを乗り越えるための5つのヒント
続いて、人生のしんどさやつらさを乗り越えるために知っておくべきことや、考え方のヒントを紹介します。
- 考え方が偏っていないか・勝手な思い込みをしていないか確認する
- 過度な一般化に注意する
- しんどさ・つらさの原因を突き止める
- 自分の限界を知る
- 完璧を目指さない
特に仕事でストレスの多い時期などは、感情的な疲労が溜まって「人生がしんどい」「嫌だ」と感じる人が増えてきます。
強いストレスを感じたときは、特に以下のポイントを意識して感情的疲労を解消しましょう。
感情的な疲労が解消されれば、些細なことで「人生がしんどい」と感じることはなくなります。
考え方が偏っていないか・勝手な思い込みをしていないか確認する
「人生がしんどい」「つらい」という状況を乗り越えるためには、まずは自分の偏った考え方や思い込みをやめる必要があります。
人間は思い込みや固定観念から完全に自由になることはできません。
特に、ストレス状態が長く続いたり嫌なことが続くと、どうしても根拠のない(あるいは信憑性の薄い)思い込みをしやすくなります。
たとえば、次のような例です。
- いくら準備しても不安だ。きっと失敗するだろう
- 何となく上司がよそよそしい。きっとプロジェクトから外される
- プレゼンで賛同を得られなかった。誰も自分を評価してくれない
- 彼氏(彼女)が電話しても出てくれなかった。嫌われているに違いない
勝手な思い込みによって物事を常に悪い方に考えてしまうと、最終的には人生そのものの否定につながってしまうので注意が必要です。
生来、考えがネガティブになってしまいがちな人もいますが、ネガティブな考え方自体が問題というよりも、現状を正しく認識できていないことが問題となるケースが多いです。
まず偏った考え方をしていないか、自分なりに確認することが重要です。
過度な一般化に注意する
「過度な一般化」をやめることで物事を柔軟に考えることができるようになり、結果として「人生がつらい」と飛躍した考えをせずに済むようになります。
自分が経験した個別具体的な出来事を一般的な法則だと思い込んだり、根拠もなく同じ物事が続くと考えてしまうことを「過度な一般化」といい、感情的疲労の原因となります。
上述の偏った考え方の一種ですが、人生がしんどいと感じる人に特に多い傾向があります。たとえば、次のようなケースが過度な一般化といえるでしょう。
- 仕事で失敗をした場合、根拠もなく同じような失敗を繰り返すに違いないと思って落ち込んでしまう
- たった一人の友人に拒絶されただけで、自分は「みんなに嫌われている」「いつも嫌われる」などと考えてしまう
- 一度の失恋で「自分なんか異性に好かれるわけがない」「どうせ長続きしない」と考えて恋愛が億劫になってしまう
過度な一般化が癖になると、偶然起こった嫌な出来事が、繰り返し自分の身にふりかかると考えるようになってしまいます。
結果、生きることが嫌になったり、面倒だと感じてしまうようになります。
特に繊細で些細なことが気になってしまう人の場合、ちょっとした出来事を悪い方に一般化してしまう傾向があるので注意が必要です。
過度の一般化は心理学の見地でいえば「認知のゆがみ」の一種です。
認知のゆがみは非合理的な思考の典型的なパターンとされており、過度な一般化のほかにも次のようなバリエーションがあります。
- 白黒思考:
極端な思考の典型例で、物事を「白か黒か」「全か無か」「0か100か」でのみ考えてしまうケース - マイナス思考:
物事の悪い面だけにフォーカスして考えてしまうケース - 論理の飛躍(結論への飛躍):
客観的あるいは妥当な根拠のないままに勝手な(独りよがりな)結論を出してしまうケース - 拡大解釈:
失敗や悪いところを必要以上に大きく考えてしまう一方で、よいところを小さく考えてしまうケース - 「~すべき」「~しなければならない」思考:
明確な根拠がない、あるいは極めて曖昧なまま「~すべきだ」と考えてしまうケース - レッテル張り:
根拠もなく「自分は馬鹿だ」「あの人は幼稚だ」などと決め付けてしまうケース - 個人化・個別化:
本来は誰にも責任のない出来事を「自分に責任がある」「自分が悪い」と個人の責任と考えてしまうケース
他にもさまざまなケースがありますが、どれも人生がしんどいと感じる原因となる考え方です。
上記のパターンを覚えておき、定期的に自分が偏った考え方をしていないか振り返ってみることをおすすめします。
しんどさ・つらさの原因を突き止める
人生がしんどい・辛いと感じたら、まず自分なりに原因を明らかにしましょう。
人によって原因はさまざまですが、たいていの場合、これまで説明してきた原因のいずれかに当てはまることがほとんどです。
当て嵌まらない場合でも必ず原因があるので、自分なりに突き止めることが大事です。
繰り返しになりますが、しんどさの原因となっている出来事がこれからも同じように発生するとは限りません。
根拠もなく嫌が出来事が続くと考えるのは過度な一般化ですから、自分の思考を整理してみて、極端な部分はできるだけ直すよう努力しましょう。
自分の限界を知る
自分の「できること」を具体的に知ることも重要です。
責任感の強い人や自己肯定感の低い人は、他人から嫌われたり、無責任だと思われることを恐れて自分の限界以上のことをやってしまいがちなので注意しましょう。
「自分は大切な存在だ」と感じることで他者や周囲も尊重できるようになる。
自分の限界をしっかりと見極め、できないことは「できない」と自己主張することが大事です。
できないこと・やりたくないことを抱え込まないようにしましょう。
なお、心理学では自他を尊重した自己主張のことをアサーティブネス(アサーション)といいます。
自分と相手の双方を尊重したうえで、自分の意見や考えを適切な言い方で表現するのがコミュニケーションの勘所です。
「相手に嫌われてしまうかもしれない」と、自分の許容量を超えた頼まれ事を引き受けてしまう人がいますが、勇気をもって「できない」と伝えることが大切です。
相手を尊重しつつも、自分の限界を知って適切な自己主張を心がけることが、人生のしんどさを乗り越えつつ周囲と協調して上手くやっていくコツといえます。
完璧を目指さない
完璧主義は感情的疲労の原因になるとともに、これまで説明してきた偏った思考の原因にもなるので注意しましょう。
特に厳しい親に育てられた人ほど、さまざまな面で完璧主義になりやすいことがわかっているため、両親からの評価を気にしながら生きてきた人は要注意です。
無意識のうちに「完璧でなくてはいけない」と思い込んでいる可能性があります。
また、自分の欠点が許せない人ほど完璧主義に陥りがちでもあるので、欠点は排除するのではなく、まず受け入れることが重要です。
自分の欠点を受け入れたうえで、上手く活用するというアプローチに切り替えましょう。
欠点を受容することで人生のしんどさやつらさを緩和することができ、自己肯定感を高められます。
一朝一夕でできることではありませんが、少しずつ「欠点がある自分でもいいんだ」と思えるようになりましょう。
しんどさを乗り越えて理想の人生を実現しよう
人生がしんどいと感じる原因と、しんどさやつらさを乗り越える具体的な方法について解説しました。
人生がしんどいときはどうしても思考が偏ってしまい、物事を悪い方に考えてしまうものです。
思考が偏ってしまうときは、まず自分の物の考え方について時間をとって振り返ってみましょう。偏りや過度な一般化をしていないか確認してみることが重要です。
そして、つらいときは無理をせずに休んだり、自分で自分を褒めることも大事です。自分で自分を認めることで、人生の問題を解決するモチベーションが湧いてきます。
また、冷静に自分の思考を振り返ることによって、今自分が抱えている問題が明らかになり、合理的な解決策が導き出せるようにもなります。
ぜひ本記事で紹介した方法を試してみてください。人生のしんどさを乗り越えて理想の生活を実現しましょう。