「勉強をしなきゃいけなのになかなか始められない…」
「モチベーションが上がらず勉強が長続きしない」
勉強をしなければいけないのに、なかなか集中できないことはよくあります。集中できない、やる気が起きないというのは焦りや不安もつのり苦痛ですよね。
一度波に乗れたとしても、モチベーションを維持するのも難しいです。
今回は、やる気が起きない時でも勉強のモチベーションを高める方法をご紹介します。
当記事を読むことで勉強のやる気やモチベーションの高め方が分かるので、勉強の効率もUPし成績も向上が期待できます。
勉強のモチベーションを高める7つの方法
勉強のやる気やモチベーションを上げるために、以下の方法を試してください。
- とりあえず何でもいいので取り掛かる
- 自分の得意な科目から手を付ける
- 達成しやすい目標を設定する
- 勉強に集中できる環境を整える
- 自分と同じ環境にある相手を想像する
- 疲れたと感じたら仮眠をとる
- 勉強を習慣化させる
勉強前や勉強中に上記の方法を取り入れてみてください。モチベーションややる気を引き出し、勉強の効率UPに繋がります。
1.とりあえず何でもいいので取り掛かる
何でもいいのでまずは勉強に取り掛かってみてください。
正直なことをお伝えすると、やる気を出す方法はありません。そもそも「やる気」というものが存在しないので、出したくても出せないのです。
自分の好きなことをするのに「やる気を出す」などとはいいませんよね?やりたいと思ったときにはすでに手を付けているはずです。
勉強も同じこと。やる気云々という前に、まずなんでもいいので取り掛かってみてください。勉強を始めれば自然と波に乗ってやる気もついてきます。
わざわざ「やる気を出すコツ」を探す方法はありません。
まずは「面倒くさい」という思いをちょっとだけ抑え込んで、何でもいいので勉強を始めてみてください。
始めてしまえば、集中して勉強を進められるはずです。
2.自分の得意な科目から手を付ける
勉強に取り掛かるなら、自分の得意な科目から始めるのがおすすめです。
勉強のモチベーションが上がらないのは「勉強は嫌なもの」、「面倒なもの」という思い込みが原因のひとつです。
苦手な科目はどうしても手を付けるのも後になってしまいますよね。「やるだけ無駄」という気持ちも湧いてくるものです。
まずは自分の得意な科目から始めましょう。「勉強ができる」という成功体験を積み重ねることで、自信がつきます。
勉強が楽しくなれば、苦痛に感じることも少なくなります。
3.達成しやすい目標を設定する
あなたが必ず達成できる小さな目標を設定してください。
勉強をする前に目標を設定する人も多いのではないでしょうか?しかし、大半の人は大きすぎる目標を設定してしまいがちです。
あまりにも大きすぎる目標は、達成するまでに時間がかかってしまいます。途中で無理だと感じて挫折することもあるでしょう。
挫折や失敗はモチベーションを大きく下げてしまうことがハーバード大学のテレサ・アマビール教授の研究で分かっています。
まずは小さくてもいいのであなたが達成できる目標を設定してください。ひとつひとつ目標をクリアすることで、成功体験を積み重ねてください。
達成感が得られることで勉強も楽しくなり、勉強を苦痛に感じることもなくなります。
4.勉強に集中できる環境を整える
勉強をするために最適な環境づくりを心がけましょう。
目の前にスマートフォンやテレビがあれば、誘惑に負けてしまいますよね。
「休憩中にちょっとだけ…」と、SMSや漫画などを見始めたら最後、歯止めが効かなくなって気がついたら時間が大分経っていた、なんて経験をした人も多いはず。
勉強に集中するためにも、適した環境を作ることが重要です。例えば図書館や自習室など勉強を妨げる誘惑がない場所を選びましょう。
環境を変えることで気分もリフレッシュすることができます。マンネリ化による飽きを無くす意味でも、いくつか勉強する場所を見つけておくことをおすすめします。
また、勉強中にBGMを聞いている人もいるかもしれませんが、勉強の効率を妨げるのであまりおすすめできません。
音楽を聞くなら勉強の前に聞いてテンションを上げてから望みましょう。
5.自分と同じ環境にある相手を想像する
あなたと同じくらいの学力を持ったライバルを設定してください。
勉強に限らず競争相手は必要です。いくら実力を高めても、競う相手がいなければ張り合いが生まれません。
自分と同じか少し上の学力を持つ友人を、密かにライバルに設定しましょう。
勉強を辛いと感じたときも、「友人が頑張っているなら自分も頑張ろう」「自分が休んでいる間に、友人は先に進んでいる」と思えば頑張れますよね。
実力を比べられる相手が身近にいるので目標が立てやすく、自分の力を理解しやすいというメリットもあります。
6.疲れたと感じたら仮眠をとる
疲れた時は15分くらい仮眠を取りましょう。
長時間勉強をしていると、頭がボーっとして集中が続かなくなりますよね。
シャーペンは動かしているけど惰性でやっているだけで、頭に入らないということもあるはずです。
「頭が疲れたなぁ」、「集中力が続かない」と感じたら、思い切って15分くらい仮眠を取るようにしましょう。
体が消耗している場合は8時間ほど睡眠を取る必要がありますが、頭をスッキリさせるだけなら短時間の仮眠で十分です。
同時に勉強で溜まっているイライラもリセットできるため、起きた後は効率的に勉強することができます。
仮眠を取る時は机にゆったり座りながらにしてください。ベッドやソファで横になってしまうと、体が熟睡モードになってしまいます。
あらかじめ15分くらいでタイマーを設定し、本格的な眠気が来る前に仮眠をとって頭をスッキリさせましょう。
7.勉強を習慣化させる
勉強をすることが当たり前だと頭と体に覚え込ませましょう。
子供の頃は歯を磨くことを面倒に感じていた人も多いのではないでしょうか?
でも、続けていくうちに当たり前になります。大人になる頃には歯を磨くのが当然と感じられるはずです。
勉強もおなじことです。勉強をするのが当たり前と頭と体に覚え込ませましょう。
勉強は楽しいもの、達成感を得るための手段と捉えることができれば苦痛も減り、気がつけば習慣化しています。
まずは勉強する時間を決めてルーティン化してください。
歯を磨く時間を決めるように、勉強する時間を決めて毎日行うことで、無理なく習慣化することができます。
勉強の効率を上げる・モチベーションを保つ方法
さらに勉強の効率を上げる方法とモチベーションを高く保つ方法も紹介します。
- 「効果音」が勉強の効率をあげる
- モチベーションを保つには「マイクロバースト法」がおすすめ
「効果音」が勉強の効率をあげる
リヨン大学が行った実験によると、自分の動作に効果音をつけることで、集中力や勉強の効率が向上するということが分かっています。
効果音はもちろんご存知だと思います。
物が落ちる時は「ヒューン」や「ドサっ」、ジャンプする時は「ぴょーん」など、映画やアニメなどでよく耳にしますよね。
あなたが勉強など、なにか動作を起こす際に効果音をつけることで、集中力が増したり勉強が捗るといった効果が期待できるのです。
効果音は口に出す必要はありません。脳内で音を出すだけで効果があります。
ノートに書き込む際など、脳内で「カキカキ」、「サラサラ」といった効果音をつけてみましょう。口に出す必要はないので誰に知られることもありません。
モチベーションを保つには「マイクロバースト法」がおすすめ
一日のモチベーションを高く保ちたいなら、勉強の合間に軽い運動をする「マイクロバースト法」がおすすめです。
同じ勉強ばかりしていると飽きてしまい、集中力も落ちてきますよね。
集中力を持続させ、モチベーションを高めるのに最適なのが「マイクロバースト法」です。
やり方は簡単。例えば勉強を1時間したら、5分間だけ運動をするだけです。
スクワットや腕立て伏せ、家の近所を軽く散歩するのでもいいでしょう。
勉強の合間に運動を挟むことで、一日のモチベーションや活力を維持し、疲れを軽減する効果が期待できるのです。
マイクロバースト法を利用することで、食欲も減退します。運動+食事制限もできるため、ダイエットを考えている人にもピッタリ。
長時間座りっぱなしになると、病気のリスクも高まります。健康を保つ意味でも、マイクロバースト法を是非活用してください。
やる気の出し方を知っていれば無理なく勉強を頑張れる!
「勉強をやろう」という気持ちの出し方さえ知っていれば、効率的に勉強を始めることができます。
自分で進んで勉強をすることで、「やらされている」という思いを抱くこともありません。
どんなに大切なことでも、誰かに無理やりやらされていたら拒絶してしまうものです。勉強をすることを苦痛に感じることがなければ、効率だってUPしますよね。
歯磨きのように勉強をすることが当たり前になれば、「やる気」なんて関係なくなります。
まずはあなたの好きな教科から手を付けてみてください。気がつけば勉強がはかどり、成績だってUPしているでしょう。