「毎朝仕事に行こうと思うと吐き気を感じる」
「職場で働いている最中に勝手に涙が出てくる」
など、仕事に行きたくないという気持ちから吐き気を催したり涙が出てしまうことありますよね。
仕事に行きたくないという気持ちは誰にでもありますが、実は吐き気の症状が出たりストレスで涙が出る状態になっている場合、かなり精神的にダメージを負っているため早急に対処する必要があります。
今年で26歳になる私も、職場での過酷な労働環境と上司からのパワハラが重なり、朝起きて仕事に行く前に何度も吐き気を催す・涙が出るといった症状に悩まされてきました。
症状が出ているということは、肉体的や精神的に限界を感じているということなので、早急に原因を突き止めて解決するべきです。
症状が悪化してしまうと精神状態が不安定になり、仕事や私生活に支障がでてくるので絶対におすすめしません。(私も症状が悪化し私生活に影響が出た経験があります)
自身の経験を踏まえ、本記事では仕事に行きたくないストレスからくる吐き気・涙が出る原因と症状を改善するためにできる方法を解説します。
辛い気持ちを抱えたまま仕事も続けてもあなたが辛くなるだけです。
吐き気や涙が出る症状を改善し、前向きな気持ちで仕事ができるように対処していきましょう。
目次
仕事に行きたくない気持ちから吐き気・涙が出る5つの原因
まずは5つの原因を知り、なぜ仕事に行きたくないと思うと吐き気・涙が出るのかを突き止めることから始めましょう。
複数の原因に当てはまるほど仕事でストレスを抱えていて辛いと感じやすいので、症状が重くなっている人ほど注意すべきです。
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吐き気・涙が出る5つの原因
- 人間関係でストレスを感じている
- 慢性的な疲労が蓄積している
- 長時間労働や過重労働が続いている
- 仕事に対する責任が重い
- 今の仕事があなたに合っていない
下記では、5つの原因を詳しく見ていきましょう。
人間関係でストレスを感じている
人間関係でストレスを感じているせいで、吐き気や涙が出ることがあります。
上司からのパワハラ、同僚との関係がうまくいかないなど人間関係によるストレスが仕事で精神的に追い詰められる理由となる場合が多い傾向です。
特定の人と関わりたくないという気持ちが強く出るので、精神的に辛いと感じる気持ちが体に悪影響を及ぼし、吐き気・涙が出る症状につながります。
人間関係がうまくいかない状態が続くと朝起きてから仕事に行くのが億劫になり、仕事に対する意欲もなくなってしまいます。
慢性的な疲労が蓄積している
普段の業務の積み重ねで慢性的な疲労が蓄積していると症状が出やすくなります。
普段の休日にゆっくり心身を休めることができているかを再確認してみましょう。
仕事だけではなく、普段から不規則な生活をしていると少しずつ疲れが溜まっていき、体調に支障が出やすくなってしまいます。
日頃からできるだけ健康な状態を保つことで疲労を溜めにくい体質に近づけるので、肉体的にもメンタル的にも丈夫な体を目指せます。
長時間労働や過重労働が続いている
残業などが続き長時間労働や過重労働が当たり前になっていると、肉体的・精神的に疲労するので吐き気や涙が出るといった症状を引き起こしやすくなります。
長時間労働や過重労働が続く状況はそもそも常識的に考えておかしい状況です。
過酷な労働環境を強制する会社はブラック企業にあたるので、早急に現状を変える必要があります。
限界がくる前に部署異動をするなどして、過酷な労働環境から脱却しましょう。
仕事に対する責任が重い
責任のある仕事を任されると「失敗してはいけない」というようなプレッシャーを感じやすくなります。
特に、真面目な性格の人や几帳面な人はプレッシャーに押しつぶされそうになってしまう可能性が高いので注意しましょう。
責任が重くのしかかり、精神的に辛くなって吐き気や涙が出るといった症状につながるケースも増えています。
責任感があるのはいいことですが、行き過ぎると辛くなってしまうので、周りの同僚に相談したり小さな目標を立てて少しずつ達成していくイメージを持ちましょう。
無理のない範囲でマイペースに仕事を処理していくと心にかかる負担も軽減します。
今の仕事があなたに合っていない
そもそも今の仕事があなたに合っていなくて仕事が辛いと感じる場合もあります。
やりたくない仕事をしなければいけないというストレスが吐き気・涙が出る症状を引き起こす可能性も十分にあることを覚えておいてください。
どんなに頑張っても結果がついてこないと悩んでいるなら、転職して職場環境を変えてみるのもひとつの方法です。
今すぐ実践できる吐き気・涙が出るのを解消する方法
続いては、今すぐ実践できる吐き気・涙が出るのを解消する方法を紹介します。
仕事に行きたくない気持ちからくる吐き気や涙は体が限界を感じているサインなので、すぐに解消するべきです。
症状別に対処法を紹介するので参考にしてみてください。
吐き気を解消する方法
仕事に行きたくなくて吐き気を引き起こしているときに試せる方法は以下の2つです。
仕事を休んでリラックスした状態で過ごす
吐き気を感じたら、仕事を休んで精神的にリラックスした状態で過ごしましょう。
主にリラックス状態にする方法として「呼吸法」と「イメージ法」の2つを紹介します。
- 呼吸法
- イメージ法
足を肩幅に開いてひざに手を置く。楽な体勢で椅子に座って大きく深呼吸する
自分にとって落ち着く場所を思い浮かべ、息を吐くのと同時にモヤモヤを排出するイメージを想像する
仕事を休むことに罪悪感が出るかもしれませんが、そもそも仕事が原因で吐き気の症状が出るので、悪化させないためにも自宅でゆっくり休息をとることは必要です。
リラックスした状態でストレスを緩和すると、少しずつ症状が和らぐので取り入れてみてください。
アロマセラピーでリラックスする
しかし、強すぎる匂いは逆効果となる場合があるので注意しましょう。
香り付きキャンドルやお香など、気分が悪くならない程度に優しくリラックスできる香りを選んでみるとほどよいリラックス効果を得られます。
吐き気を催したタイミングで使用できるようにあらかじめ自分好みの商品を購入して用意しておくと安心です。
涙が出るのを解消する方法
続いては、涙が出てしまう症状を解消する方法をご紹介します。
ストレスを発散する
仕事でストレスが溜まっているときは、とにかく内に溜まっているストレスを発散しないと、自分の中にどんどん蓄積されていき、やがて爆発して涙に変わってしまいます。
熱中できる趣味を見つけたり、ドライブや散歩をして気分転換することでストレス発散につながるので、あなたのストレス発散につながる趣味を見つけてみましょう。
趣味やストレス発散できることに熱中している間は、仕事に対する嫌な気持ちを一瞬でも忘れて楽しく過ごすことが大切です。
誰かに相談する
誰かに相談してストレスを軽減させる方法も有効です。
自分一人で抱えているよりも信頼できる友人や同僚に相談したり愚痴を聞いてもらった方が気持ちがすっきりして、辛すぎて涙が出るという極限状態まで陥る可能性が低くなります。
相談相手には具体的なアドバイスを求めるよりも、あなたの不安定な感情を受け止めて支えてくれる存在がベストです。
本気で今の状態を解決したいなら専門家に相談すべきですが、仕事に行きたくない・心が限界だと感じていて涙が出るなら、まずは身近な人に話を聞いてもらうことを目的に相談してみてください。
吐き気がある・涙が出る状態を我慢するのはNG
吐き気がある・涙が出る状態を我慢するのは絶対にNGです。
そのまま放置して無理に仕事を続けていると、さらに状態が悪化して下記のような精神疾患に陥る可能性も出てきます。
- うつ病
- 自律神経失調症
- 不安障害
- 適応障害
上記の精神疾患が現れる兆候として、不眠状態が続く・罪悪感が消えない・常に気分が落ち込んでいるなどが挙げられます。
吐き気や涙がすでに限界のサインなので、症状が出たら悪化しないように対処するべきです。
症状が改善しないなら退職・転職も視野に入れよう
吐き気や涙が出るといった症状がいつまでも改善しないなら職場環境を変えるしか方法はありません。退職・転職も視野に入れて考えましょう。
最終手段といった感じですが、上記でも説明した通り、症状が出ているのにそのまま放置するのは重症化する可能性があるためNGです。
退職や転職をするのは悪いことではありません。
今の職場環境を変えることでストレスが軽減して仕事に対しても前向きになれるため、マイナスに考えず行動してみましょう。
自主退職しにくいなら「退職代行」を利用する
自分で退職手続きをするのが億劫に感じる、人間関係に悩んでいて退職する旨を伝えにくいという場合は「退職代行」を利用するといいでしょう。
- 即日退職が可能
- 上司に顔を合わせる必要がない
- 弁護士に依頼するより料金が安い
- どんな企業であっても100%退職できる
- 会社から訴えられる心配がない
「退職代行」は依頼すると即日退職ができて、手続き等を自分の代わりにすべて行ってくれるので、上司に顔を合わせる必要もありません。
ブラック企業であっても100%退職でき、退職について会社側から訴えられる心配がないため安心です。
在職中に転職活動するなら「転職エージェント」を活用する
退職後に自分で転職活動をするのは大変なので、在職中でも転職活動ができる「転職エージェント」を活用するのがおすすめです。
- サポートが無料で受けられる
- あなたに合った求人を複数紹介してもらえる
- 書類作成や面接対策をサポートしてくれる
- ブラック企業にあたる確率が低い
- キャリアに自信がない人も転職成功しやすい
転職に必要なサポートが無料で受けられるほか、職場環境が悪いブラック企業にあたる確率も低くなるので転職成功につながりやすくなっています。
吐き気や涙が出るといった症状が出ているときは、無理せず休むことも大切ですが、環境を変えるためにも、早めに次の職場を見つけてよりよい環境に転職すべきです。
転職サイトに登録して、各キャリアコンサルタントと相談しながら転職活動を行っていきましょう。
仕事に行きたくない気持ちからくる不快な症状は今すぐ解消しよう
仕事に行きたくないという気持ちだけでなく、吐き気や涙が出るという症状が出ている場合は、今すぐ解消すべきです。
ただし、一旦解消しても根本的な原因が解決しなければ症状が治らなかったり悪化する危険性があるので注意しましょう。
限界だと感じたら無理をせず思い切って心身を休めることも考えてください。
今の辛い気持ちを抱えたままずっと同じ職場で働く必要はありません。あなたが安心して働ける環境を整えるためにできることから始めてみましょう。