豆腐メンタルのほとんどの人が、「強いメンタルを手にいれたい」「ささいなことで落ち込むのを無くしたい」と思っているのではないでしょうか?
仕事においても豆腐メンタルを発揮してしまい、「仕事に行くのが嫌だな」「自分には今の仕事が向いていない」などと感じてしまう人も多いと思います。
今回は、心が打たれ弱い豆腐メンタルの人が、仕事で辛くならないために気をつけたい5つのことを紹介していきます。また、仕事をする上で、豆腐メンタルの自分と上手く付き合っていくために覚えておきたい、3つのメンタルコントロール方法も一緒に紹介していきます。
目次
豆腐メンタルの人が仕事で心が折れないために気をつけることはたったの5つ
「迷惑をかけてしまったらどうしよう」「上司に怒られてしまったらどうしよう」というように、心が折れるのを恐れ、常に気を張っているのが豆腐メンタルの人の傾向です。
あまりに気を張り過ぎていれば、当然疲れてしまいますし、人とのコミュニケーションをとることもなかなか難しくなってしまいますよね。
ですが、豆腐メンタルの人でも、今から紹介する5つのことを実践していくだけで、精神面のバランスを上手く保ち、豆腐メンタルゆえの「働きづらさ」を解消することができます。
1.叱られても必要以上に自己否定しない
大前提として「叱られる」=「人格否定」と捉えないようにしましょう。注意の対象は、あくまで自分の仕事のやり方や失敗に対してであって、自分の人格に対してではないのです。
また、「言い方のきつい人」や「厳しい考え方の人」、「あなたならもっとできると期待している」、「あなたのことをもっと伸ばそうとしている」など、「叱る理由」も様々なので、すべてを真っ正面から否定的に受け止めてはいけません。
中には、「自分のことを思って叱ってくれている人もいる」ということを頭にいれておきましょう。
2.他者からの評価に敏感になりすぎない
豆腐メンタルの人は、周囲の目が気になったり、人の顔色を伺いやすいという特徴がありますが、人からの評価ばかり気にしすぎないようにしましょう。
「これをしたら人から嫌われてしまうんじゃないか」「周りの意見に合わせなければ」と周囲のことばかり気にしていると、自分の意思を持つことができなくなってしまいます。すると、自分が自分であることが難しく、「仕事に行きづらい」と感じるようになってしまいます。
他者の評価や意見を聞き入れることも時には重要ですが、自分の意思を持っておくことも同じくらい大切なことです。周りからの評価を一つのアドバイスとして受け入れつつ、自分の意思も大事にしていきましょう。
他者からの評価は自分次第でどうにでも変えることは可能なので、敏感になりすぎてはいけません。
3.仕事で上手くいったら自分を褒める
仕事で上手くいった時、自分なりに満足のいく結果が出せた時は、大いに自分を褒めてあげて良いのです。「凄い」「よく頑張った」「自分もやればできる」などプラスの言葉をどんどん引き出して自分に投げかけていくだけで、ポジティブな考え方に近づきます。
また、前向きな言葉を口にするだけで、自分で自分の仕事に対するモチベーションをアップさせることができます。
4.小さな目標を一つずつ達成させていく
まずは、大きな目標を達成させるために必要なこと、やらなければならないことを小さな目標としていくつか設定し、焦らずにゆっくりと、一つずつ達成させることから始めましょう。
小さな目標であっても、成功できたという体験は、「自分でもやればできるんだ」という自信につながります。コツコツ小さな目標を達成させていくことで、自然と自信が身につき、少しずつ大きな目標に近づいていきます。
仮に、大きな目標だけを立てて挑戦し、失敗してしまった場合、多くの人は自信を失くしたり、諦めモードに入ってしまいます。
仕事における大きな目標に対して、心が折れないようにするためにも、小さな成功体験を積み重ねていくことを意識しましょう。
5.自分を信頼する
「自分ならできる」「自分なら大丈夫」と自分自身を信頼することが大切です。自分のことを信じられるようになると、自然と何に対しても自信が持てるようになります。
仕事をするにあたって、「自信を持つ」ということは非常に重要なことですよね。
また、自分に自信のある人やポジティブな人は他者からも信頼されやすく、周囲を引きつける魅力があります。
と、上記5つの気をつけるべきポイントを紹介してきましたが、なんとなく当てはまるものがあったのではないでしょうか?
次章からは、5つのポイントを実行するためにも必要な、あなた自身のメンタルを上手にコントロールする3つの方法をお伝えします。
自分のメンタルを上手にコントロールする3つのポイント
「豆腐メンタルを改善したい」と思っていても、すぐに強化して、強いメンタルを手に入れることはなかなか難しいことです。
そこで、自分のメンタルと上手く付き合っていくためのポイントを3つ紹介します。
特にも豆腐メンタルの方は、メンタルの正しいコントロール方法を身につけると、日常生活においても、仕事においても、前向きに物事を考えられるようになります。
抜くべきときは手を抜く
仕事を効率よく、長く続けていくためには、手を抜いて休むことも覚えなくてはなりません。
糸を常に張り詰めた状態にしておくといつかは切れてしまいますよね。
仕事でも同じことが言えて、ずっと張りつめた気持ちのまま休めないでいると、いきなり心が折れてしまうことがあります。
仕事の能率を上げながら、長く続けていくためにも、自分で上手に心の緊張を緩めてあげましょう。
手を抜くことは決して悪いことではないので、「やるべきことはやる」「手を抜くべきところは手を抜く」の2つを上手く組み合わせて仕事をするのがベストです。
ポジティブに自分を評価する
自分で自分のことを認めてあげるのは、非常に重要なことです。
豆腐メンタルの人は、物事をマイナスに受け止めてしまいがちで、自分のこともなかなか評価してあげられない人が多いです。自分の長所を理解して、しっかりと評価することを心がけましょう。
自分で長所を見つけられなかったら、人にあげてもらう、あるいは他者から褒められたり、評価されたりしたときには素直に受け取るようにすると良いです。
我慢し過ぎず感情を表に出す
豆腐メンタルの人は、「他人の評価が気になる」「嫌われたくない」といった理由から、感情が内にこもりがちで、なかなか思っていることを表に出せない人が多いです。
しかし、悩みや思っていることを内に秘めてしまうことで、自分の感情を消化しきれず、自分で自分をコントロールできなくなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。なので、感情を適度に表に出すことで、ストレスを無くしていく必要があります。
時には、「素直に、自然に、感情のままに」振舞うことがあっても良いのです。
豆腐メンタルに向いている仕事
豆腐メンタルの人は、接客業やセールス業のような常に人と関わっていなくてはならない仕事は向いていません。なるべく人と関わらなくてもいい、一人で黙々と作業できるような仕事が良いでしょう。
では、豆腐メンタルの人に向いている具体的な仕事を紹介していきます。
フリーランス
フリーランスの仕事は、ライターやカメラマン、デザイナーにプログラマー、エンジニアなど様々な分野があり、自分の能力を生かせる仕事です。
個人事業主なので、基本的にはどれも個人で仕事をすることができ、人との関わりも最低限に抑えられます。
自分に特技がないという方は、初心者でも始められるwebライターがおすすめです。
工場作業
工場勤務は、一人で黙々と単純作業を行うことが多く、飽きを感じてしまう方も多いかもしれません。
しかし、一人で作業に集中できるので、仕事で人との関わりに苦痛を感じる豆腐メンタルの方には非常におすすめです。
清掃員
清掃員の仕事は、清掃エリア内を清掃、整理、整頓することです。集団で行うことはほとんどなく、エリアごとに分かれて、個人で作業していきます。
清掃作業は、自分が掃除をすることで綺麗になるのが目に見えてわかるので、達成感も感じやすい仕事です。
夜のコンビニ店員
夜のコンビニ店員は1人もしくは、2人であることがほとんどです。夜はお客さんも少ないので、レジが混雑した時の焦りも回避することができます。
また、お客さんがあまりこない場合は、品出し作業を行うので、一人で黙々と仕事をすることも可能です。
豆腐メンタルと上手く付き合いながら仕事をしよう
豆腐メンタルを今すぐに直すことはなかなか難しいことです。豆腐メンタルというのは、ある意味繊細な人のことをいい、個性でもあります。仕事においては、繊細すぎるがためになにかと悩みになってしまう方も多いですが、自分自身で意識して気を付けることで、今よりも心に余裕が生まれてきます。それでもだめなようなら、仕事においての「合う」「合わない」はもちろんあるので、豆腐メンタルの人に向いている仕事を探してみるのも一つの方法ですよ。