「仕事がつまらなくてやりがいを感じられない」
「このまま毎日同じ仕事を続けるのが嫌だ」
仕事がつまらなくて、働いていてもやる気が出ないときってありますよね。
15年以上同じ企業に務めている私も、新卒の頃はやる気十分で仕事を楽しんでいたはずなのに40代を超えた辺りからやる気がなくなっていき、毎日同じ業務の繰り返しにうんざりしていました。
しかし、ある2つの方法を試しただけで仕事に対してモチベーションがぐっと上がり、仕事がつまらないと感じていた気持ちがなくなりました。
本記事では、私が実際にモチベーションアップのために試した2つの秘策を包み隠さずお伝えします。
仕事に対して前向きな気持ちになりたい人は参考にしてください。
目次
仕事がつまらないと感じてしまう7つの原因
まず最初に、仕事がつまらないと感じてしまう根本的な7つの原因を見ていきましょう。
- 人間関係が上手くいっていない
- 理想と現実とのギャップがある
- 仕事の難易度が自分に合っていない
- 抱えているストレスが大きい
- 仕事が評価されない
- 給与に満足できない
- 目標を達成して無気力状態になっている
複数の項目に当てはまるほど、仕事がつまらないと感じて上手くいかないという状態に陥りやすくなります。
人間関係が上手くいっていない
いくら自分の抱えている業務をスムーズにこなすことができても、そもそも職場の人間関係が上手くいっていないと仕事がつまらないと感じます。
例えば、チーム全体の目標を達成したときは、自分だけではなく関わった人たち全員で喜びを共有して、新たな目標へと進み絆を深めていくことが大切です。
会社という機関はあくまでも仕事を行う場所ですが、職場の人と関わりあうことでいい刺激になり、お互いのモチベーションを高めることができます。
極端にパワハラを受けていたり辛い思いをしているという状態でなくても、人間関係が希薄になっていると仕事に対する意欲もなくなってしまうので、職場での人付き合いもある程度意識しましょう。
理想と現実とのギャップがある
仕事をつまらないと感じる原因の1つに、「理想と現実のキャップ」があります。
やりたい仕事だと思っていたけど、実際やってみたら思っているものと違ってつまらないと感じたことはありませんか?
仕事は楽しいばかりではなく、辛い部分もあると頭で分かっていても、理想のイメージが強すぎて現実を受け入れられないという状態になるとやる気がなくなりつまらないという意識が芽生えやすいです。
給与が高い仕事でも必ずしもモチベーションアップにはつながるとは限りません。「つまらない」という感情は仕事の効率を下げ続けてしまいます。
仕事の難易度が自分に合っていない
今行っている仕事の難易度があなたに合っていない可能性もあります。
あなたが高いスキルを持っているのに、それに見合った仕事を任せてもらえない状態だと能力が発揮できません。
逆にほとんど経験がないのに高度な仕事を任される場合もストレスになり、つまらないと感じてしまう原因となります。
抱えているストレスが大きい
過剰なストレスを感じるほどストレスが大きくなり、「もう何もやりたくない」と感じてしまいます。
周りからの期待されるなど、ほどよいストレスはいい意味でプレッシャーになりやる気につながるので大切です。
世の中、全くストレスを感じない人なんていません。誰しも多少は大なり小なりストレスを抱えているので、ストレスを感じたからといってすぐに仕事への意欲を消失してしまうのはNGです。
自分自身が抱えられる許容量をオーバーしてしまうとストレスに押しつぶされてしまい、精神的に不安定な状態に陥りやすくなるので、ストレスが溜まりきる前に吐き出しましょう。
仕事が評価されない
努力しているのに上司や同僚から仕事が評価されないと「頑張っても無駄」という気持ちになってしまいます。
仕事の成果がしっかり評価されればやる気にもつながり、次も頑張ろうという気持ちになります。
評価されない状態が続くと不満を感じ、ストレスも溜まっていくので悪循環になってしまいます。
給与に満足できない
今の給与に満足できていないとやる気がなくなり仕事がつまらないと感じやすいです。
全国の成人男女100人を対象にしたインターネットリサーチでは、給与への満足度を5段階で調査した結果、1~3までの不満・あまり満足できていないと答えている人が100人中79人いることが分かっています。
(参考:INOUZTimes)
自分の仕事の能力に見合った給与がもらえていないと不満が出てくるケースも多く、副業や転職を考える人も増える傾向です。
目標を達成して無気力状態になっている
仕事に対しての目標を達成すると無気力状態・虚脱感を感じやすく、次の仕事へのやる気が起こらなくなりつまらないと感じます。
仕事を達成した後に無気力になる状態は「燃え尽き症候群」または「バーンアウト症候群」と呼ぶこともあります。
主に長い時間をかけてプロジェクトを終わらせた後に陥りやすい精神状態です。
また、強い使命感を持ちひたむきに頑張っている人が、ちょっとしたことをきっかけに火が消えるように意欲を失ってしまうケースもバーンアウト症候群に当てはまります。
仕事がつまらないと感じる気持ちから抜け出す2つの方法
仕事がつまらないと感じる気持ちは下記の2つの方法で改善できます。
- モチベーションをアップさせる
- とにかく仕事を頑張ってみる
仕事への意欲を出すには、モチベーションアップさせて仕事を頑張ってみることが大切です。
下記では、2つの方法について詳しく解説します。
モチベーションをアップさせる
まずは仕事のモチベーションをアップさせることから始めましょう。
モチベーションを保つのに大切なのは「成長している」「前に進んでいる」という感覚です。
「前進しているという感覚」を得るためにおすすめされているのが「小さな勝利(スモールウィン)」という方法です。
達成が困難な大きな目標ではなく、「少し頑張れば達成できる目標」を毎日達成し続けることでモチベーションを上げることができるのです。
「できなかった」という小さな敗北はモチベーションを大きく下げてしまうので、無理な目標を設定するのはおすすめしません。
小さな目標は仕事に無関係のものでもOKです。
ポイントは、少し背伸びしないと達成できないような目標を毎日立てることになるので、無理のない範囲で小さな勝利(スモールウィン)を取り入れてみましょう。
目標を達成できたか記録すると効果的
小さな目標を立てて実行していく際に結果を記録していくことで成長を実感しやすくなります。
モチベーションアップにはもちろん、達成できているという自信にもつなげることができるためおすすめです。
継続することが苦手な人も、目に見える形で自分の勝利の記録を残すことで、少しずつ自信を持てて仕事への意欲も湧きやすくなります。
とにかく仕事を頑張ってみる
仕事がつまらないと感じてしまうと仕事に対して消極的になりがちですが、無気力状態になる前に、一度仕事を頑張ってみるということも大切です。
仕事がつまらなくなるというのは社会に出て働いている多くのビジネスパーソンが感じています。
つまらないからと放棄してしまったら、いくら環境が変わっても状況を改善することは難しいです。
仕事に対して前向きに頑張ってみて成果を出したら、今の仕事に対してモチベーションが上がり仕事を続けたい・仕事が楽しいという気持ちも生まれやすくなります。
どうしても仕事が頑張れない・やる気が起きないなら、仕事を頑張った後に自分だけのご褒美を設定してみるのもいいでしょう。
仕事と向き合って努力することで、周りからの評価もアップし認められたり人間関係が良好になるケースも多いです。
仕事がつまらない日々が続くなら転職も考えよう
モチベーションアップの方法を試したり仕事に打ち込んでみても、仕事がつまらない日々が続くなら、「転職」というのもひとつの選択肢です。
しかし、何も努力しないうちにつまらないからといって転職してしまうのはNGになります。同じ理由で何度も転職を繰り返すケースが多く、あなた自身の成長につながりません。
努力しても一向に状況が変わらないのであれば、より自分に合った求人を探してみることから始めましょう。
自分の能力を発揮できる求人を探す
今の仕事よりあなたの能力に合った仕事を行える企業に転職できれば、やりがいを感じられ自分の能力を発揮できるので充実した日々を送れます。
自分の得意な分野や職種を明確にして、やりたい仕事は何かを考えてみましょう。
転職エージェントを活用するのがおすすめ
転職をする場合、今の仕事を辞めてから転職活動を行うのも大変なので、在職中に求人を探せる「転職エージェント」を活用するのがいいでしょう。
転職エージェントなら希望の条件を指定しておくだけであなたに合った求人をキャリアアドバイザーが探し出してくれます。
普段仕事をしている間にも条件に合う求人がどんどん送られてくるので、より好条件の求人からあなたに合う求人を選べるのが魅力です。
仕事がつまらないと感じたらモチベーションを高めよう
仕事がつまらないと感じたら、まずはモチベーションを高めるためにできる方法を試してみるべきです。
仕事がつまらないと感じても仕事に対して努力しないのは自身の成長につながらないためNG。
一旦本気で仕事に取り組んでみると仕事が楽しい・続けたいと感じるケースも多いので、仕事を投げ出さずに向き合ってみましょう。
どんな仕事でも100%楽しいと感じる仕事はありません。
現状に満足できるようにさまざまな方法を試して、仕事に対して前向きな気持ちを持つことから始めてみてください。