コミュ障で電話が苦手な人が楽に話すための方法

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コミュ障を自覚している人の中には、電話で話すことや電話がかかってくることそのものに強い苦手意識を感じることが多いものです。

最近は電話で話すよりも、メールで済ませたり、LINEやtwitterなどのアプリによる短い文章(場合によっては絵文字など)を使ってコミュニケーションをする機会が増えている。逆に、電話で話す頻度そのものが減っていることが、電話にょる苦手意識を強める原因だと考えることができます。

しかし、電話が苦手だからと言って避けてばかりでは、社会人として生活して行くときに不適応を起こしてしまうリスクがあり、何らかの対策を立てて克服していくのが大事なのは言うまでもありません。

今回は、そんな電話が苦手なコミュ障の人がしっかり話せるようになるための方法について、お話いたします。

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「着信音にビビる」「話すタイミングがつかめない」…コミュ障あるある

コミュ障の人が電話に感じる苦手意識といえば…

  • 着信音に過剰に反応してしまって焦る。
  • 話すタイミングがわからなくて、黙ってしまう。(あるいはつい喋りすぎる)
  • 相手の顔が見えなくて、どんなトーン・テンションで喋ればいいのかわからない。
  • 「…あっ、」「まぁ…」「えーっと…」など、何か一言話さないと話が進められない。
  • 小声、早口、滑舌が悪くなってしまい自分の伝えたいことがますます伝わらなくなる。
  • 電話そのものに強いストレスを感じて、話し終わったらぐったりしてしまう。

などがあります。

もとより、他人と話すのが苦手。その中でも相手と1対1で話すのに強い苦手意識を感じがちなコミュ障にとっては、電話で話すがより分け苦手なのもうなずけます。

加えて社会人になってからの電話対応ともなれば、友人や知人のように親しい人と電話越しではなすのではなく、立場も年齢もかけ離れている初対面の人と話すことになるので緊張感が強くなり、コミュ障をこじらせてしまうのも無理はないでしょう。

とはいえ、苦手だからと言って避けてばかりではダメです。しっかり対策や練習をして電話対応が少しでも楽にできるように鍛えていくことは欠かせません。

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なぜコミュ障は電話が苦手なのか

相手の顔(表情)が見えず、何を話せばいいのか困り果てる

電話越しでは相手の顔(表情)がどうなっているのか、そして顔(表情)がどう変化しているのかを確認できません。

話口調や声という限られた情報だけで、相手が今どういう気持ちや調子で話しているのかを想像しなければいけないことに、強い不安、怖さ、苦手意識を感じます。

声のトーンや話口調にビクビクしてしまう

声や話口調と言った限られた情報のみで、相手を判断してしまうために、大きな声で話す人に対して「ひょっとして怖い人なのかも…」と過剰反応してしまったり、強い口調で話す人に対して「もしかしたら怒っているのでは?」とビクビクしてしまうのです。

もしもこれが相手の顔、表情、仕草、態度などがわかる対面での会話なら、「声は大きいけどそこまで怖そうな人ではなさそう」「口調は強いけど、見た目は柔らかい印象で話す人だ」という安心感を感じて、緊張感を和らげることができます。

しかし、電話越しでは声だけで相手を判断しなければならず、ひょっとしたら温和な人であっても、声のみの情報ではそのことがわからず、悪い方向に想像を結びつけてしまっても修正がしにくいのです。

…なお、このことは言い換えれば、自分も声だけで怖い人、怒ってそうな人と判断されてしまうこともあります。逆の立場で考えた場合、自分が相手に余計なプレッシャーを与えていないかどうか…に気をつけることの大切さを自覚しておきましょう。

そもそも電話に限らず話すことに慣れていない

電話だけが苦手…というコミュ障はあまりいないものです。

もとより対面で人と和やかに話すのが苦手、人見知りで緊張しやすい、話そうとしても小声や早口で喋ってしまう…などコミュ障あるあるな悩みがあるからこそ、電話においてもコミュ障あるあるを発揮して、話すのが苦手になるのです。

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電話でコミュ障をこじらせないための方法

落ち着いてゆっくり話すように心がける

電話で話そうとしたら、どうしても緊張感のせいで早口になってしまう。早口のせいで相手に話をさせる暇さえ与えず、相手も話しづらさを感じさせてしまう場合は、落ち着いてゆっくり話すことを意識してみましょう。

ただし、ゆっくり話すからといって、抑揚のない話し方になったり間延びした話し方になっては意味がありません。ゆっくり・はっきり・聞きやすい話し方で相手に余計なプレッシャーをかけないように話しましょう。

なお、早口で喋ってしまうと、純粋に相手も聞き取りにくさを感じたり、なんとなく喧嘩腰で話しているように感じ取ってしまい、不快感や不信感を抱く原因になります。

(もしも、可能であれば自分の話している様子を録画(録音)しておいて、もう一度聞きなおしてみるのも改善方法の一つです)

ボソボソとした小声にならないように気を付ける

小声でボソボソ話されては、相手が聞きづらくなるのは言うまでもありませんし「小声で話すほど体の具合が悪いのだろうか…?」と余計な心配をさせてしまう原因になりかねません。

はっきりと聞きやすい声で話せるためにも、電話では小声は改善することが大事です。

純粋に声を出すのを意識するのはもちろんのこと、話すときの姿勢(猫背になってないか?など)を改善して、腹筋を意識してお腹から声を出すように心がけましょう。

話す内容をメモでまとめて確認しながら電話する

電話で話しているとき、途中で何を話せばいいのかわからなくなって言葉に詰まってしまう人は、何を話すかの筋書きを用意していないために、結果として話すべき内容がわからなくなり自滅していることが考えられます。

筋書きも無く話すのは、ずっとアドリブで話をしているようなものなので、よっぽどのトーク力や人前で話す経験があれば乗り切れるかもしれませんが、普段から話をするのが苦手なコミュ障にアドリブ能力やトークスキルを求めるというのは酷と言っていいでしょう。

だからこそ、電話で話す内容を簡単にでもいいのでメモにまとめて、カンペ替わりに確認しながら話すことで、話が詰まるのを防げます。

電話越しなので、相手から自分がメモ(カンペ)を使っているのがばれることは無い分、安心感も段違いです。

相手に会話の主導権を譲ることも忘れない

「とにかく沈黙状態にならないように話さなきゃ!」と力みすぎて、相手に会話の主導権をまったく渡さなかったり、話そうと意識しすぎた結果、話すタイミングがわからなくなり、お互いが言葉に詰まってしまう場合は、無理に自分から喋ろうとせず、相手に会話の主導権を譲ることも忘れてはいけません。

電話上でも会話はキャッチボールのように、お互いに適度に話を投げては受け取って…という関係が大事です。

緊張のあまり一方的に話してしまう癖がある人は、あえて相手に会話を譲ってみて、聞き役に回ること恐れないようにしましょう。

鏡のある場所で電話をしてみる

手鏡などを使って自分の話をしている表情や様子を客観的に把握することで、緊張感を和らげることができます。

もしも話している最中に、険しい表情をしているのが鏡に写っていれば、即座に明るい表情に切り替えれば、気持ちも話口調も穏やかな状態になれます。

電話に限らず自分が話している様子というものは、自分の目では確認することができないもの。だからこそ、自分自身を客観的な視点(=メタ視点)で見れるように、電話中に鏡を使ってみましょう。

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「電話嫌い」にはしっかり準備をして安心感を持つこと

コミュ障の人が電話嫌いを克服するためには、しっかりと事前の準備を行って、安心感を抱くことが効果的です。

なんの準備も対策もせず、ぶっつけ本番の状態では電話で話すことに緊張感や不安を覚えてしまうのも無理はありません。

「私はコミュ障だから電話は苦手でして…」と困っている素振りをして話しているのに、実際に電話が苦手な自分を改善することもなければ、努力しない理由を「コミュ障だから仕方ないよね…」と自己正当化しているばかりでは、苦手意識を克服するのは難しいといっても過言ではありません。

もちろん、ただ愚痴るのと違って実際に対策を立てて実行したり、準備を入念にすることにはある程度の労力はかかりますし、場合によっては途中で自分のコミュ障っぷりに自己嫌悪することもきっと出てくるでしょう。

しかし、そこで投げ出して楽な方向に流れてしまっては、いつまでたってもコミュ障な自分は改善されず、自分も困りますし自分に関わる職場の人にも余計な心配や迷惑をかけてしまいます。

だからこそ、ゆっくりでもいいので、自分のコミュ障な部分と向き合い、地道に改善していくことを心がけてください。

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自分から口下手とアピールするけど、実際には普通にしゃべれて全然コミュ障ではない人のことを自称コミュ障といいます。本当にコミュ障で困っている人からすれば、自称コミュ症の人の言動がうざいと感じることがあります。また、コミュ障を自称する人は心理学用語のセルフハンディキャッピングが影響していると考えることができます。

国立大教育学部卒、専攻は心理学。発達心理学、教育心理学、スポーツ心理学、社会心理学を中心に心理学に関する記事を執筆中。そのほかにも、人間関係やコミュニケーション、性格、スマホ、SNS、ゲームなどのあらゆるテーマを心理学の知識を用いて詳しく、面白い記事を書くことを心がけております。

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