意識高い系の人に疲れる原因・理由について

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自己啓発や自己研鑽、自分磨きのための勉強や運動に余念がなく、自分の人間としての魅力を磨こうとする事は素晴らしいことだといえます。

しかし、中には自己啓発本や社会人向けのビジネス書に書かれている言葉をそのまま復唱するかのごとくリアルやネットでつぶやくだけにとどまり、理想と現実のギャップがどんどん離れてしまっている…と言う、なんとも残念さがぬぐえない人、つまり「意識高い系」の人を見かけるものです。

仕事や趣味などで意識高い系の人たちと付き合うのは、並々ならぬ労力を要するものです。

意識高い系の人は(とりわけ尊敬している)他人に影響されやすいこともあってか、

  • その日の気分で他人をやたらと振り回す。
  • 意識が空回りして余計なプレッシャーをかける。
  • 自分を賢く見せるためにやたら理屈っぽく話(あるいはポエム)をする。

などの行動により、説明が不十分になり些細なミスを誘発。

そのミスを見て「もっと意識を高く持つべきだ!」と意識の高い喝を入れるものの、「そのミスを招いたのはどこのどいつだよ…」とツッコミを入れたくなる衝動に駆られるものです。

しかし、ツッコミを入れると意識の高さの割には低い繊細なプライドを刺激してしまい、過度に落ち込んでしまったり、拗ねたり、ゴネられたりすると後始末が非常に面倒…なんてことで、意識高い系の人とまともに付き合うことに疲れ果ててしまったという経験が過去に何度かあります。

今回は、そんな意識高い系の人と一緒にいると疲れてしまう理由や原因について詳しくお話しいたします。

意識高い系の人といると疲れる理由

無意識のうちに煽ってくるので気持ちが落ち着かない

意識高い系の人は、普段の言動から他人を無意識のうちに挑発したり、煽るような過激な言動をすることで周囲に対して余計なプレッシャーをかけてしまうことがあります。

また、本人は「あくまでも自分は良いことをやっているのだ」と言う認識で意識の高い行動をする傾向があります。

そして同時に「ひょっとしたら自分の行動は周囲の負担になっているのでは?」と言う客観的な視点で物事を見るのが苦手と言う傾向もあります。

自分を有名な起業家や経営者のような社会的な立場と確固たる経歴のある人と同一でるかのようにに見て振る舞うのが意識高い系の典型的な行動と言えます。

しかし、いつも社長や経営者のような権威のある人が身近におり、急き立てるようにプレッシャーをかけてくる環境は、多くの人にとってはあまり居心地の良いものとはよべません。

意識高い系の人と一緒にいるのは、社長や経営者にみっちり付き添われて監視されているという、非常にストレスフルで窮屈な環境にいるのと同じと言えます。

自慢話・自分語りが多く「褒めてくれ」アピールが面倒

意識高い系の人は、自己愛も強く普段から自分の昔話や学歴や才能、個性にやたらと自慢してくることが多いものです。

そんな自慢話をスルーしたとき、意識高い系の人は「ただ話が合わなかったんだ」と捉えるのではなく「自分の人格や人間性までも何もかもが否定された」と極端に捉えてしまい、過度に傷ついた素振りを見せたり、裏で愚痴るなどの嫉妬深い態度をとってしまうことがあります。

また、褒め方も適当なものでは機嫌を損ねてしまうことが多く、適度に持ち上げたり、嘘くさくならないように全肯定したり、コンプレックスを刺激しないような言葉を選んで褒めなければならず、扱いが非常に厄介です。

意識高い系はここまで褒めてくれることにこだわっているのは、本人が抱いている

  • 勉強に関すること
  • 人間関係に関すること
  • 自分自身の平凡さに関すること

などの過去の出来事からくるコンプレックスが影響していることがあります。褒め言葉を選ぶ際には、それらのコンプレックスを刺激しないような言葉を選ぶ技術が必要です。

すなわち意識高い系と付き合うためには、地雷を踏まないよう上手に避けて話す技術が必要なのです。

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他人の事情を無視してすぐに誰かを巻き込もうとする

意識高い系の人は社交的である事は良いのですが、その社交的な行動が大抵は自分自身を中心としたものでしかなく、他人の事情を無視して他人の事情を無視して巻き込もうとするので厄介です。

自分基準で行動しているために、人間関係のトラブルが多発するのは言うまでもありません。

しかし、意識の高さゆえに自分にも非があるということを認めることができず、「私の申し出を断るなんて君は勿体無いことをしはったなぁ」と言うような、丁寧に見下す発言を取り、自分の方が上だとマウントをとってくるので厄介です。

また、この行動はいわゆる「謝ったら死ぬ病」にも通ずるものがあります。

自分の承認欲求を満たすために他人を振り回す

意識高い系の人は、賞賛されたい、尊敬されたいと言う欲望、つまり承認欲求に飢えている人が目立ちます。

そのため、友達に対して「もっと自分を認めてくれ」と言わんばかりの態度で接してきたり、SNSで著名人の言葉を拝借した格言を、さも自分が言ってるかのように演じてつぶやくと行為でインスタントに承認欲求を満たそうとします。

その様子は、とにかく承認欲求の飢えや渇きから逃れるために衝動的に行動しているという、意識の高さ感じない不安や焦燥に狩られた本能的な行動のようです。

しかし、意識高い「系」とあるように、意識高い系の本物の意識の高い人とは違い、賞賛されるような実績もなければ、尊敬されるような素晴らしい功績を残している事は稀です。

そんな虚飾にまみれた意識高い系のアピールを見ていても、

  • 素直に「すごいね」と言う言葉よりも「それは本当にすごいことなんやろか?」と言うような素朴な疑問がまず先に出てくる。
  • ただ認めて欲しいがための水増し&ゴリ押しアピールに傾き、生理的な嫌悪感を覚えてしまう。

ことが多く、煙たがられてしまうのです。当然これでは承認欲求を満たすことはできず、ますます満たされない承認欲求の飢えに苦しむことになります。

その結果、意識高い系は自分を満たしてくれる都合の良い人に依存したり、自分と同じかそれ以下の人ばかりしかつるまず、慰め合い、馴れ合い駄サイクルに陥ることがあります。

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意識高いことをそれとなく指摘するとプライドが揺らぐので扱いが難しい

意識高い系は口先ばかりになり、行動が伴っていないと言うちぐはぐさが目立つので、ついそのことを指摘したくなる衝動にかられるものです。

しかし、意識高い系に口先と行動との不一致を指摘すると、プライドを傷つけられたと感じてついカッとなって攻撃的な態度を取ったり、「自分のことを認めてくれない周囲や社会が悪い」「お前は俺に嫉妬しているんだろ?」と自己弁護や自己正当化を繰り返し、より自己中心的な考え方を強めてしまうことがあります。

意識高い系の人にとって、現実の自分を認める事は言い換えれば今まで自分が抱いてきた理想の自分像を壊すだけでなく、自分のアイデンティティ(自我同一性、自分らしさ)を崩壊させてしまうことになるので、それを避けるためにも何とかして理想の自分を貫くことにエネルギーを注いでしまうのです。

その様子を見ていると、まるで子供の頃に抱いている「自分は何にでもなれるんだ」と言う万能感を大きくなっても抱き続けるあまりに、現実や社会と折り合いをつけることを放棄しているようにも見えます。

他人を疲れさせているという自覚に乏しい

意識高い系の人は自己愛が強く、自分中心で物事を考える癖があるため、自分は他人を疲れさせるような行動していないか?」と言う客観的な視点を持ちづらく、勘違いした行動が目立ちます。

また、周囲からの苦手意識や疲れたと言う声に対して、「それだけ自分は人に影響与えるだけの素質があるんだ」と都合よく解釈してしまい、ますます自分を客観的に見れなくなり、勘違いを強めてしまうことがあります。

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意識高い系の振り見て我が振りを直してみる

意識高い系の人は、ネット上ではやや否定的な目で見られたり、場合によっては嘲笑の対象として取り上げられることが多いでしょう。

しかし、意識高い系の起こす行動は、当然ながら意識が高い系以外の人も他人事ではありません。

有名な諺で「人の振り見て我が振り直せ」と言うものがあります。

意識高い系の行動は確かに面倒で非常に疲れるものが目立ちますが、その事は同時に自分も意識高い系のような勘違いな行動により他人に余計なプレッシャーをかけていないか、と言う自分の行動を客観的に見る事は忘れてはいけないと思います。

誰かに頑張りを認められたり、尊敬や賞賛を受ける事は非常に心地が良く、「できればずっと賞賛を受けていたい」と言う欲に飲まれてしまいそうになる事は誰にでもあると思います。

しかし、欲望に飲み込まれて周囲の人を振り回してしまったり、自己中心的な考えに囚われ他人を認めることや理解することを放棄してしまえば、生きづらさを感じるのも無理はないと思います。

自分自身の醜い感情や認めたくない部分と向き合い認めていくことの大切さを、意識高い系の行動を見て感じた次第でございます。

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国立大教育学部卒、専攻は心理学。発達心理学、教育心理学、スポーツ心理学、社会心理学を中心に心理学に関する記事を執筆中。そのほかにも、人間関係やコミュニケーション、性格、スマホ、SNS、ゲームなどのあらゆるテーマを心理学の知識を用いて詳しく、面白い記事を書くことを心がけております。

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