コミュ障の人が仕事で感じる辛さや悩み、仕事ができないことへの対策について

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人と話すのが苦手、人と会うことが苦手なコミュ障な人は、仕事の場面で多くの悩みを抱えます。

例えば、取引先と話をするときに取引先の人に対して過度に緊張してしまい挙動不審な行動をとってしまったり、相手を気にしすぎるあまりに言葉が上手く出てこない、喋るだけで精一杯で相手の話が頭に入ってこないという状況に陥る傾向があります。

また、仕事にありつくための就職活動の場面でもコミュ障ゆえに、表情が硬くなりすぎて面接が上手くいかない、質問をされても答えることばかりで頭がいっぱいになり、自分で何を言っているかかわらず支離滅裂になってしまうことがあります。

なんとか内定を手に入れても、その後の新人研修や配属先でうまくやっているのかが不安になり、なかなか気が休まらず精神的に疲れてしまうのもコミュ障ならでのは悩みと言えます。

今回は、コミュ障の人が仕事で抱えやすい悩み、そして対処方についてお話いたします。

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コミュ障の人が仕事で感じる悩み

スピーチやプレゼンなどの人前で話す場面が苦手

コミュ障の人は、ただ話す場面よりもスピーチやプレゼンのように多くの人が見ている状況で話すことにとくに強い不安や緊張を覚えます。

もちろん、誰でも大勢の人の前で何かを発表することに多少の緊張感を覚えるものですが、コミュ障の人はとくに人前で話すことが苦手で、視線が怖くなりパニックになる、テンパってしまい頭の中が真っ白になってしまうことが多々あります。

仕事において人前で話すときにミスをしてしまうと、それこそ会社に利益に貢献できなくなる、自分の評価を下げてしまう、「あの人は本番に弱い人だ」と思われることになりやすく、なかなか出世できない原因となることがあります。

電話で話すのが苦手

コミュ障の人は、電話のように相手の顔が見えない状況でも話すことに過度な緊張を感じることがあります。

会社によっては新人研修に電話対応を行う職場もありますが、コミュ障の人は電話にうまく対応できないことに強い不安を感じたり、顔の見えない相手に対してどう対応すればいいのかわからなくなり会話が続くなくなることがあります。

また、電話対応そのものが怖くなり、電話が鳴っても無視してしまうケースもあります。

飲み会や会食の場が苦手

楽しいはずの飲み会や会食の場でも、コミュ障の人にとっては不安を感じる場所となってしまいます。

飲み会の場はコミュ障の人にとっては、仕事とはまた違う不安があります。

例えば、何かの話題を振られたときに、

  • うまい返しが思いつかず滑ってしまう。
  • 空気が凍ってしまい、収集がつかなくなる。
  • 凍った場をフォローしてくれた相手に対して申し訳のなさを感じてしまう…

という感じに、会話のキャッチボールができず自分で会話を止めてしまうことがよく見られます。

また、うまく言葉を言えたとしても、異様に早口になってしまい相手に伝わらず途切れてしまう事もよくあります。

仕事のように目的や内容があらかじめ明らかな会話と違い、親睦を深めるためのなにげないや会話は、コミュ障の人にとってはどんな反応を返せばいいのかわからないことが多く、また空気を読むことやノリを合わせる事も必要となるため苦手意識を強く感じるのです。

表情が硬くなりがち

コミュ障の人が人と話すのが苦手な理由として、表情が硬くなってしまい相手に不快感を与えているのではないかと考えることが上げれます。

例えば、第一印象をよくするために笑顔を心がけていても、笑顔が引きつっている、なんだか硬い笑顔になってしまい、相手に不信感を抱かせてしまうことがあります。

かと言って、仏頂面で話に応じるわけにもいかず、不自然な笑顔のまま話を進めてしまうことがあります。

仕事をする上ではコミュケーションは欠かせませんが、コミュニケーションは言葉だけではなく、表情や仕草といった非言語によるものも重要です。

コミュ障の人は、言葉のコミュニケーションだけでなく、表情や仕草などの言葉以外のコミュニケーションも苦手で悩みの種となっていることがあります。

汗が止まらなくなる、赤面に悩まされることがある

人と話すことに過度感を抱くあまり、汗が止まらなくなったり、顔が火照って赤くなる(赤面)ことがあります。

緊張すると顔汗が吹き出たり顔が赤くなることは誰にでもあることですが、コミュ障の人はとくに緊張を感じやすいことから些細なことで汗や赤面が止まらなくなり、そのことがコンプレックスになる傾向があります。

また、汗や赤面を誰かに私的されると更に緊張してしまい、うまく話せなくなってしまうだけでなく、「あの人は緊張しやすくて落ち着きがない人だ」と思われてしまうこともあります。

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 コミュ障が原因で仕事をやめてしまうことケースもある

コミュ障の人は人と話すことに不安を感じるあまり、人と話したり関わる場面を避けてしまう傾向があります。

社会人でコミュ障に苦しんでしまうと、上司や同僚、部下のことを考えただけでも「誰かと話すのが嫌だ」「話すことさえなければいいのに」と憂鬱な気分で辛くなることがあります。

憂鬱な気分をうまく解消できないと、仕事そのものに不安や苦痛を感じすぎて仕事をやめてしまうケースもあります。

一口に仕事と言っても会社員の場合、自分一人で黙々と作業をしていればOKということは滅多になく、例えば挨拶をしたり、上司の指示に従って作業をしたり、業務を効率よくこなすために「報告・連絡・相談」を適宜行うことは欠かせません。

コミュ障の人は、業務上必要なコミュニケーションにも不安を感じてしまい、ほかの社員と比べて仕事をこなせず悩んでしまう、悩みを誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう、そのまま職場から姿を消してしまうことがあります。

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コミュ障な人ができる仕事の悩みへの対策

人前で話すときはメモにまとめておく

人前で話す場面で緊張してしまう場合は、いいたいことを予めメモにまとめておき、緊張してしまったらメモを見返して話したいことを整理する習慣を身に付けるという方法があります。

何を話せばいいかわからないという状況をなんとしてでも避けようとするのではなく、もしテンパってしまっても、ちゃんと話が途切れないための対策をしておくことで、ミスをカバーすることができます。

話しているときにミスが起きることは仕方がない。でも、ミスが起きたときに「どうしよう」と焦ってパニックになるのではなく、すぐに話に戻れるための保険となる策を持っておくのは大切です。

また、失敗してもメモ書きで保険をとっているという余裕があれば、人前で話すことへの緊張感が少し減る可能性も期待できます。

完璧主義や緊張しやすい考え方を徐々に変えてていく

「完璧に話さなければいけない」「緊張せずに話すべきだ」という完璧主義な考え方が普段から身についているために、コミュ障になっている人は、考え方を少しづつ変えていくことがコミュ障を改善するためには有効です。

完璧主義になると話が失敗することを異様に怖がったり、失敗した姿をほかの人に見られて自分が笑いものにされる、自尊心が傷つけられることを過度に恐れることがあります。

その不安や恐怖が話すときの緊張感を生み出す原因となっているので、「完璧ではなくまずは一通り話せるようになろう」「多少ミスしても、その後挽回するようにしよう」と考え方を変えて、それを継続してみるようにしましょう。

カウンセラーなど、専門知識のある人に相談する

コミュ障で本当に苦しんでいるときは、心療内科に行ったり、カウンセラーの方にカウンセリングを受けて悩みを相談してみるのも方法のひとつです。

コミュ障ゆえに誰にも悩みを相談できないという状況が、コミュ障を悪化させてしまい、ますます会話することへの抵抗を強める原因になることがあります。

誰にも相談できないことは、自分に起きた悩みや問題をうまく処理することができず、精神的に潰れやすい性格とも言えます。

困った時はちゃんと人の手を借りて助けを求めることは、何も恥ずかしいことではありません。

問題が大きくなる前に、ちゃんと人の手を借りて対処できるスキルは、社会人生活を送る上では大切なスキルなのです。

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 疲労やストレスがコミュ障を引き起こす原因になってることもある

人間は疲労やストレスがたまると、些細なことに対して過剰に反応し、気分の上下動が激しくなってしまうことがあります。

例えば疲れがたまっている時は、普段なら気にならない物音や声に強く反応してイライラしてしまうのも、疲労のせいで神経過敏になっているから起きることなのです。

同様のことは、対人関係でストレスを抱え込みやすいコミュ障の人にも言えます。

コミュ障の人は普段から人と話す場面で普通の人よりもストレスを抱え込みやすく、抱えたストレスがしっかり癒えないままだと、更に話すことに対して敏感に反応してストレスを抱える…という悪循環に陥りやすくなってしまいます。

ストレス解消となる飲み会やパーティーの場ですら、コミュ障の人にとってはストレスを抱え込みに行く場所となるので、普通に会社員として働いているだけでもストレスを断続的に抱え込むような生活を送っているのです。

コミュ障な人が少しでも仕事を楽にこなせるためには、ストレスコーピングなどで普段からストレス感じる場面を意識的に減らすことが肝心と言えます。

コミュ障が改善できないときは、コミュ障にあった仕事を選ぶのも対策のひとつ

コミュ障を改善しようとしても、なかなか改善できず途中で挫折してしまう人も珍しくありません。

長い期間コミュ障なとして生きていると、コミュ障そのものを直そうとしても、一朝一夕にはコミュ障を変えられず挫折してしまうこともあります。

もしも、コミュ障な自分を変えるのがどうしても難しいと感じているのなら、転職をして、人と関わる機会が少ない働き方を選ぶのも方法のひとつです。

コミュ障の人は、人の声や表情だけでなく、音や感覚といったあらゆる刺激に敏感に反応するHSPという気質の人と共通点が見られるように感じますので、以下の記事を参考にすると生きづらさが落ち着くかもしれません。

国立大教育学部卒、専攻は心理学。発達心理学、教育心理学、スポーツ心理学、社会心理学を中心に心理学に関する記事を執筆中。そのほかにも、人間関係やコミュニケーション、性格、スマホ、SNS、ゲームなどのあらゆるテーマを心理学の知識を用いて詳しく、面白い記事を書くことを心がけております。

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