コミュ障とは「コミュニケーション障害」を略したスラング(俗語)です。
例えば、「人と話すのが怖い」「周りの人の目がすごく気になる」など人との関わりあいが苦手な方のこと。
人と関わることが苦手なので、仕事もうまくいかず、辛いと感じてしまうことも多いですよね。
当記事ではコミュ障で仕事が辛いと感じる方に向けて、原因や人付き合いが楽になる対策をご紹介します。
あなたが辛いと感じる日々から抜け出し、仕事を楽しめるようになるきっかけになれば幸いです。
目次
コミュ障で仕事を辛く感じるのは「間違い」という思い込み
まず、コミュ障で仕事が辛いと感じる原因をいくつか紹介します。
- トラウマからを抱えているから
- 自分に自信がない(自分は常に間違っていると意識してしまう)
- 人間関係がうまくいっていない
コミュ障で仕事が辛いと感じるのは、子供の頃のトラウマにより自分に自信が持てなくなっている可能性が高いです。
何をするにも「自分は間違っている」と思い込んで、簡単な質問もすぐに返答することができません。
「できない」という失敗経験ばかりを積み重ねていくことで、ますます何もできなくなる悪循環。
自信のなさから挙動不審になり人間関係がうまく行かなくなってしまうのです。
コミュ障は仕事をする上でも大きな障壁となります。
自分1人で黙々と作業をしてればOKという仕事は少なく、基本の挨拶はもちろんですが、業務を効率よくこなすために「報告・連絡・相談」は欠かせません。
業務上必要なコミュニケーションも「不安」からまともにできず、同僚たちと比較し彼らと同じように仕事をこなせないことを勝手にプレッシャーに感じてしまいます。
悩みを誰にも相談できずに1人で抱え込み、そのまま職場から姿を消してしまったという経験もあるのではないですか?
「仕事が辛くて逃げ出したい!」コミュ障を乗り越える3つのヒント
ただ「逃げてばかりいるのは自分をもっと苦しめる」ということも、もう理解しているはず。
変わりたいという気持ちを持っているなら、まずは簡単なことからスタートしましょう。今すぐできる対策を3つ紹介します。
- 人前で話す時はメモにまとめておく
- 他人から言われたことのある「自分の良いところ」を書き出す
- 相づちを3種類以上考えておく
具体的にどうすればいいのか1つ1つ見ていきましょう。
人前で話すときはメモにまとめておく
人前で話をする時にやっておくべきなのが、言いたいことを予めメモにまとめておくことです。
緊張してしまってもメモを見返すことで、話したいことを整理でき、気持ちを落ち着かせることができます。
話をする時にテンパってしまうと、自分で自分を落ち着かせようとコントロールするのは難しいですよね。
テンパってしまった時の保険となる「策」を持っておけば緊張を少し和らげる効果が期待できます。
業務上のことを話さないといけない場合、メモはできるだけ具体的に残しておきましょう。仕事では「曖昧な回答」は好まれません。
具体的な数字や資料、商品などをしっかりとメモしておきましょう。
他人から言われたことのある「自分の良いところ」を書き出す
コミュ障の方は自己評価が極端に低いため、「他人からの評価が低いと思いこんでしまっている」ことが多くあります。
「あなたの自己評価=他人の評価」では決してありません。他人から褒められた部分、言われて嬉しかったことなどを書き出していきましょう。
「お世辞かもしれないし」と考えるのは、ナシ。普通の人は全く思っていないことを言えるほど嘘がうまくありません。
少しでも思ったことだからこそ言葉にすることができます。他人からの褒め言葉は恥ずかしがらずにどんなことでも書き出していきましょう。
相づちを3種類以上考えておく
会社勤め等の場合、「報告・連絡・相談」など必ず会話をしなくてはいけません。
必ず話をしないといけないとわかっているなら、事前に相づちのレパートリーをいくつか用意しておけば、突然声をかけられた時でも対処しやすくなります。
相づちはちゃんと声に出すことが大切です。返事と相づちがきちんとできていれば、相手からの評価が極端に下がることはありません。
逆を言うと、相づちが下手な人は嫌われやすいので、注意したいですね。
相づちを打つときはできるだけ相手の話すスピードに合わせるのが上手な相づちのポイント。早すぎても、遅すぎても印象は悪くなってしまいますよ。
「私も」「そう思います」「なるほど」「わかります」など共感・同調するものは好感度が高い相づちなのでぜひ活用してください。
コミュ障にあった仕事を選ぶのも対策のひとつ
「私が原因でクレームが来て同僚に迷惑をかけてしまった。」「他の人ならもっといい結果を残せたかも…」など、コミュ障であることで不要な重圧を感じてしまっていませんか?
コミュ障をどうにかしたいという気持ちはあるのに、トラウマのせいで中々自分を変えることができないのはとてもつらいですよね。
とても勇気のいることですが、思い切って転職してしまうのも実はとてもいい方法です。
仕事で活かせるコミュ障の3つの強み
実はコミュ障の人にも仕事で活かせる強みを持っています。失敗したらどうしよう、間違っていたらどうしよう、と「考える」ことこそがあなたの強みなのです。
どんなことも真剣に向き合える
コミュ障の人は何でも考えすぎてしまうクセがあります。
話しかけられてもすぐに返事できないのは、相手が求める以上に考えこみ、結果どの回答が正しいのかわからなくなってしまうため。
ですが、逆に言えば
- どんなことも真剣に向き合える
- 想像力を働かせ様々な可能性を考える事ができる
など、プラスに捉える事もできます。
他の人が嫌がるような複雑な仕事も1つ1つ黙々と作業をこなすことができます。
あなたがこなした仕事はどんなに小さなことでも結果・成果として残り、あなたの正当な評価へと繋がります。
リスク回避能力
考えすぎてしまうことの強みは「あらゆるリスクを想定できる」ことにもあります。
コミュ障の人はリスクに敏感なので、先回りして様々なリスクを回避しようとします。
特に仕事で大きな決断をしなくてはいけない場合、あらゆるリスクを先回りして考え、潰していける能力はとても重要です。
効率よく仕事をこなせる
意外かもしれませんが、コミュ障の人は努力を惜しまず、効率よく仕事をこなせる人が多いです。
仕事中の雑談にあまり参加しないため、集中して仕事をこなせるというのも理由の1つ。
ですが、他にもコミュ障だからこその理由があります。
他人に頼るのが怖いため、1人で効率よく仕事ができる独自のルールを持っていたり、中には業務上、自分自身には必要のない資格をとってしまうような努力家もいます。
あなた自身、他では同僚に迷惑をかけてしまっているからと、コミュニケーションがいらない仕事は積極的にこなすなど影の努力を惜しまないタイプでは無いですか?
ミスや失敗を恐れ考えすぎることは、大きなリスク回避や効率UPに欠かせない大切な能力の1つなのです。
「辞めたい」と言い出せないなら「代行サービス」も
ただあなたの問題は、今の仕事で能力を活かしきれていないこと。だからこそ「仕事が辛い」、「辞めたい」と感じてしまうんですよね。
「こんな私を雇ってくれている会社に辞めたいと言えない」「勇気がでない」と退職の意思を示すことができないという方もいるはず。
自分で退職したいということができないなら「退職代行」を利用するのもおすすめです。
「退職代行ニコイチ」なら全て丸投げOK。まずはラインで相談が可能なので、電話等が苦手な方も安心です。
何度でも無料で相談に乗ってくれますので、自分で退職したいと言えないという方はぜひ利用することをおすすめします。
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「好かれる」コミュ障になって再スタート
コミュ障同士「あの人は私と同じタイプだ」とわかることありますよね。でも、「同じコミュ障なのに彼女は人気者。どうして?」と嫉妬したことありませか?
実は、コミュ障でも「嫌われるタイプ」と「好かれるタイプ」がいるんです。違いはたった一つ。感情を表に出しているかどうかです。
コミュ障に限らず、どんな人も感情を表に出している、言葉がなくてもわかりやすい人のほうが好かれます。
第一印象はすごく大切です。新しい仕事に挑戦する時はまずどんなに緊張していて言葉を発することができなくても、感情は伝えられるようにしてみてください。
あなたを取り巻く環境を大きく変える事ができるはずです。
「辞めたい」と言えないのなら「退職代行サービス」を頼りましょう。あなたの能力を活かせる仕事は必ずあります。
「どんな仕事が自分に向いているかわからない」という場合は、転職エージェントに相談してみてください。あなたを客観的に評価し、能力に見合った仕事を紹介してくれるはずです。
コミュ障はほんの一部分に過ぎません。やりがいのある仕事で本来のあなたらしさを発揮してください。
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