モラハラ彼女との別れ方

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暴力を振るったり、物を投げるなどの身体的な怪我を負うおそれがある行為ではなく、暴言や乱暴な態度、あるいは恋人を一人の人間として尊重せず、ぞんざいに扱うモラルに反するハラスメント(=モラハラ)の加害者は、男性ばかりではありません。

セクシャルハラスメントを代表に、あらゆるハラスメントの被害者はいつも女性であり、男性は加害者…という一般的なイメージが広く認知されているためか、立場が逆のケースになると、ハラスメントが行われている事すら自覚されにくい。

むしろ、「男のくせに何をだらしないことを言っているんだ?」「男なんだからそれぐらいのこと我慢するべき」と被害者である男性を更に追い込むような言葉を言われやすいの傾向があります。

当然、恋人とはいえ自分の事を乱暴且つ雑に扱う人との関係は、非常に苦しい関係になるので、速やかに別れを切り出して自分の体と心の安全を守ることが大事です。

今回は、そんなモラハラを振るう彼女との別れ方について、お話しいたします。

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モラハラ彼女との別れる際の注意点

急に優しくされても別れる意思を曲げないこと

別れ話を切り出したときに「私が悪かった」と、今までの過ちを認めて反省する姿勢を見せたり、急に優しくされて別れ話を撤回するような行動を取ることがあります。

ただし、モラハラの加害者が見せるこうした優しさは、あくまでもその場しのぎのための演技にすぎず、ほとぼりが冷めたらまた同じように嫌がらせを再開させるケースが多いのが特徴的です。

モラハラの加害者は

  • 緊張期(蓄積期):ストレスや不満を蓄積し、八つ当たりとしてモラハラをするためのエネルギーを溜める準備期間。準備が終わると爆発期に移行する。
  • 爆発期:溜まったエネルギーを爆発させて、モラハラ行為に出てしまう期間。ストレス発散が済んで落ち着くと開放期(ハネムーン期)に移行する。
  • 開放期(ハネムーン期):一通りモラハラが済んだことで冷静になり、精神的な落ち着きを取り戻して後悔し、被害者に過剰な優しさを見せる時期。
    ただし、また不満が蓄積されれば緊張期に以降する。加えてどうすれば不満を蓄積して爆発させる以外の方法で対処できるかまで考えが至っていないので、何度もモラハラを繰り返してしまう。

の3つの期間を繰り返す傾向があります。

別れ話を切り出した時に見せる優しさも、開放期の一種であると考えられ、もしも優しさに騙されて別れ話を撤回すれば、また同じようなモラハラを受ける懸念があります。

そのため、いくらモラハラ彼女が別れ際に優しさを見せたとしても、別れる意思は絶対に変えないこと。甘い言葉や汚い言葉を何度いわれる事態になろうとも、徹頭徹尾「別れる」スタンスを貫き、事務的に処理するようにしましょう。

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「他に好きな人がいる」と、第三者の存在をほのめかすのはNG

別れ話になった際に「他に好きな人がいる」など、第三者の存在を口にするのはNGです。

不必要にモラハラの加害者を刺激するような発言をしないのはもちろんのことですが、モラハラ加害者には執念深さが特に顕著な人も少なくありません。

執念深さゆえに、別れたあともストーカーのようにしつこく付きまとったり、一度敵とみなした人物はどこまでも追いかけるような常識では考えにくい行動を取ることも考えられます。(そもそも普段からモラルを逸脱しているからこそ、モラハラ含む常識から逸脱した行動に出れてしまうと説明できるが…)

そんな危うさを持っている人間だからこそ、不必要に未来の被害者となるような人の名前、存在をほのめかさないこと。仮に、「他に好きな人ができたんでしょ?」と詰問されたとしてもノーコメントを貫き、潔く分かれるようにしましょう。

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モラハラ彼女との連絡手段を全て遮断する

モラハラ彼女と別れる際は、

  • 各種SNSやLINEはアカウントを削除する。(ブロック、鍵付きアカウントにするのも可だが、なるべく削除することを推奨。)
  • メールアドレスメールを変更する。
  • 携帯電話は着信拒否にする。

など、連絡手段を全て遮断して、別れたあとに連絡がしてこれないように対策を取ることが大事です。

モラハラ加害者の中には、モラハラ被害者に対して精神的に依存していることが多いために、別れたあとも精神的な寄生先を求めて、もと恋人(=モラハラ被害者)に平然と連絡をかけてきて嫌がらせや迷惑行為に及んでしまう人もいます。

そういった常識範囲内ではまず想定できないことを平気でやってしまうひとだからこそ、多少大袈裟かもしれませんが、連絡手段を全て遮断するぐらいの入念な対策をしておいて損はありません。

必要であれば公的機関・支援組織への相談も検討に入れておく

もしも、「一人では心細くて不安」「誰か相談できる相手がいると助かる」…と感じている場合は、モラハラやDVに対する公的機関・支援組織の協力を得るのも方法の一つです。

一例を出すとすれば

  • 日本司法支援センター : 通称「法テラス」
  • 警察相談専用電話 : 電話番号は「#9110」
  • DV相談ナビ : 電話番号は「0570-0-55210」
  • 都道府県主催の無料弁護士相談 : 「(自分が住んでいる県,市) 弁護士 無料相談」で検索

など、司法や行政の支援を受けることも視野に入れておくといいでしょう。

なお、相談する場所によっては、事前に電話での予約が必要であったり、無料ではなく有料での相談が必須になることもある点は注意しておきましょう。

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モラハラ彼女に依存していたかもしれない自分と向き合うことも忘れずに

最後に、恋人間におけるモラハラは、加害者と被害者がお互いに精神的に依存している状態である…つまり、共依存関係に陥っているからこそ、辛い関係でも別れられず、ズルズルと堕ちるように悪化してしまうケースが目立ちます。

あまり認めたくないことかもしれませんが、モラハラ彼女のことが嫌いでも別れられなかった理由の一部として、自分が他人に対して精神的に依存しやすい部分があるために、乱暴な恋人であっても別れるに別れられなかった可能性が考えられます。

無事に別れられたとしても、自分が持つ他人に対する依存心の強さを自覚していない、そして他人への依存心の強さが改善されていないままでは、また同じようなモラハラ彼女と付き合ってしまい、辛い関係に再び苦しむ事態になる。あるいは、友達関係や仕事の人間関係でも、自分の事を大切にしない乱暴な人間に、都合よく利用されてしまう状況に陥る可能性があります。

モラハラ彼女と別れて、ある程度落ち着いた時期でもいいので「自分は他人に依存しやすい傾向はないか」と、自分を客観的に見て向き合う事を心がけるようにしましょう。

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国立大教育学部卒、専攻は心理学。発達心理学、教育心理学、スポーツ心理学、社会心理学を中心に心理学に関する記事を執筆中。そのほかにも、人間関係やコミュニケーション、性格、スマホ、SNS、ゲームなどのあらゆるテーマを心理学の知識を用いて詳しく、面白い記事を書くことを心がけております。

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