「休日でも仕事の事を考えている」「何よりも仕事が優先になっている」など、仕事が趣味になっている人も多いでしょう。
実際私も気付いたら仕事ばかりしていて、友達と過ごす時間がなくなっていた経験があります。
仕事が趣味になるのは、その人のモチベーションによっては、ストレスを溜め込む原因になるので注意してください。
そして私は、仕事のしすぎでストレスを溜め込み、体を壊したため転職をしました。
今回は、「仕事が趣味になっているのかもしれない!」と考えている方のために、仕事が趣味になっている人の特徴やメリット・デメリット、抜け出したいときの対処法を紹介していきます。
仕事が趣味になっている方のワークライフバランスを見つめ直すきっかけになったら幸いです。
目次
そもそも仕事が趣味なことはいけないことなの?
好きなことや趣味が仕事になっていたり、仕事が本気で好きな可能性もあるため、「仕事が趣味=ダメ」というわけではありません。
自分にとって苦にならない状態なら、仕事が趣味でも問題ないでしょう。
しかし、気づかずにストレスを溜め込んでいたり、仕事より大切なことを疎かにしている場合は、仕事が趣味の状態から抜け出す必要があります。
「もしかしたら自分も仕事が趣味になっているかもしれない!」という方のために、次章では仕事が趣味になっている方の特徴を紹介していきます。
仕事が趣味になっている人の4つの特徴
仕事が趣味になっている人の主な特徴は4つです。
自分が当てはまるかチェックしてみましょう。
- 休日でも仕事の事ばかり考えている
- 仕事が忙しすぎて自分の時間がない
- 没頭できる趣味がない
- 何事よりも仕事が優先になっている
それぞれ詳しく説明します。
休日でも仕事の事ばかり考えている
仕事が趣味の方は、休日でも仕事の事ばかり考えています。
責任感や向上心が強い方が多く、仕事をこなしていくと達成感を感じるので、休日に仕事と向き合っていても苦になりません。
例えば、休日でも仕事に関する勉強をしたり、スキルアップするための講習やセミナーに積極的に参加しているなどが当てはまります。
仕事が忙しすぎて自分の時間がない
仕事が忙しすぎて自分の時間がないというのも、仕事が趣味になっている特徴です。
仕事が忙しいのは自分でもどうしようもないため、仕事をしながらストレスを貯めてしまう可能性があります。
「自分の時間が欲しい」と思いながら仕事をしていると、精神的に負担となるので注意しましょう。
没頭できる趣味がない
没頭できる趣味がない方ほど、仕事が趣味になる傾向にあります。
趣味にかける時間を仕事に使えるため、長時間残業をしている方も多いでしょう。
また、中には仕事以外に興味がないという人もいます。
何かを経験したり、物事を楽しむのは心を豊かにすることにも繋がるので、人間らしく生きるためにも重要です。
仕事が楽しいわけでもないけど、仕事以外には興味が持てないという方は、一度楽しく働くにはどうすればいいか考えてみるといいでしょう。
何事よりも仕事が優先になっている
仕事が趣味の方は、何事よりも仕事が優先になっています。
食事や睡眠時間よりも仕事が優先になっている場合、体調を崩す原因にもなるので注意が必要です。
また、友達と関わる時間よりも仕事を優先させていると、誘ってくれる友達も徐々に少なくなっていってしまいます。
今は仕事を優先しくても将来のことを考えて、優先すべきは何かを考えて仕事するようにしましょう。
以上の4つに当てはまる方は、仕事が趣味になっている可能性が高くなります。
仕事が趣味はデメリットが多いと思われがちですが、メリットもありますよ。
仕事が趣味になることのメリット・デメリットを把握して、自分がどのような状態なのか見極めてみてください。
仕事が趣味になることの4つのメリットと5つのデメリット
仕事が趣味になることの4つのメリットと5つのデメリットを紹介していきます。
メリット
仕事が趣味でメリットを感じている方は、「趣味が仕事になっている」「単純に仕事が好き」という方です。
仕事が趣味になることのメリットは以下の4つです。
- 仕事にやりがいを感じる
- 仕事面で向上心が高くなる
- 自信がつく
- ストレスが少なく仕事できる
それぞれ説明していきます。
仕事にやりがいを感じる
自分が好きなことを仕事にしている方は、仕事にやりがいを感じている方が多いです。
仕事に時間や努力を費やすため、成功したときの達成感が大きくなります。
やりがいを感じている方は、忙しく仕事をしていても苦にならず、楽しい毎日が過ごせるのは大きなメリットです。
仕事面で向上心が高くなる
仕事が好きな方は仕事面での向上心が高くなりやすく、仕事で成功しやすいです。
また、責任感が強いことが多いため、仕事をこなしていくためのスキルアップに時間を惜しまず、自分をレベルアップさせることができます。
向上心が高くなると新たな高みに挑んだり、自分の可能性を広げることもできますよ。
自信がつく
好きな仕事が趣味になっている方は、地に足が付いていて毎日充実しているため、自分に自身がつきます。
自分に自信がつくと仕事でも積極的に動けるようになったり、物事をポジティブに考えられるようになるため、あらゆる面で大きなメリットとなります。
新しいことにチャレンジするときも臆さずに動けるので、仕事での成功にも繋がるでしょう。
ストレスが少なく仕事できる
好きなことを仕事にしていると、仕事が趣味になっていてもストレスが少ないです。
また、ストレスが少ない分、自分の力を発揮しながら仕事することができるでしょう。
苦痛を感じながら仕事をしてると、ネガティブな考えに陥ってしまうため、何もない毎日を送ることになります。
毎日楽しい気持ちで仕事ができれば、充実感も得られるため、精神的にも健康な毎日が送れますよ。
デメリット
仕事が趣味になることのデメリットを5つ紹介します。
- 仕事と私生活の境目がなくなる
- 家族と気持ちがすれ違ってしまう可能性も
- ストレスや疲れを溜め込んでしまうことも(鬱になる可能性も)
- 人との付き合いが狭くなる
- 仕事がうまくいかなかったときに何もできなくなる
それぞれ説明していきます。
仕事と私生活の境目がなくなる
仕事が趣味の方は、仕事と私生活の境目がなくなりやすいので注意が必要です。
帰宅してからも仕事していたり、休日も仕事していると休む時間がなくなってしまいます。
また、自分にかけられる時間さえ惜しいと思ってしまうため、あったはずの趣味も気付いたら興味なくなっていたという可能性もあります。
「自分がどのように生活したいのか」「何のために仕事をしているのか」などを一度考えてみるといいでしょう。
家族と気持ちがすれ違ってしまう可能性も
子供や配偶者など家族がいる場合、家族との時間が取れず気持ちがすれ違ってしまう可能性もあります。
仕事が趣味の方は、家族よりも仕事を優先してしまいがちです。
家族のために仕事をしていると思っていても、家族との時間はとても大切なもの。
帰宅後や休日も仕事ばかりしていて、子育てや家事を任せきりにしていると、最悪「離婚」という結果になることもあります。
仕事が趣味と言っても、仕事と家族との時間のバランスは保てるようにすることが必要です。
ストレスや疲れを溜め込んでしまうことも(鬱になる可能性も)
仕事が忙しくて趣味になっているという方は、気づかないうちにストレスや疲れを溜め込んでいることがあります。
忙しい間は気づかなくても、ふとした瞬間に溜め込んでいたストレスや疲れが爆発すると、鬱などの精神疾患に繋がってしまう可能性もあります。
「仕事が趣味だからストレス発散にもなっている」という方なら問題ありませんが、苦痛だと思いながら仕事をしている場合は、無理せずに自分と向き合ってみるといいでしょう。
人との付き合いが狭くなる
私生活よりも仕事を優先していると、友人との飲み会や遊ぶ時間さえも惜しいと思ってしまいます。
仕事を優先にして友達の誘いを何度も断っていると、人との付き合いが狭くなり、気付いたら友達が遠くなっていたということになりかねません。
仕事も大切ですが、友達との関わりはあらゆる価値観を共有したり、互いに刺激し合えるためとても重要です。
仕事を優先するあまり、人との付き合いが狭くならないように、気をつけるといいでしょう。
仕事がうまくいかなかったときに何もできなくなる
仕事が趣味の方は、仕事がうまくいかなかったときに何もできなくなってしまいます。
仕事以外には興味が持てなくなっているため、唯一の趣味である仕事がうまくいかないと何をすればいいのか分からなくなるからです。
また、自信喪失にも繋がると、仕事へのモチベーションも下がってしまうため注意したいところです。
興味のあることや趣味がある場合は、気持ちに余裕が生まれて仕事がうまくいかなくても柔軟な考えで方向転換することができます。
心を健康に保つためにも、気持ちに余裕を持って仕事ができるように、ワークライフバランスを見直してみるといいでしょう。
仕事が趣味な状況は自分がどのようなモチベーションで仕事をしているかによって、メリットが生まれるか、デメリットに悩まされるかに分かれます。
次章では、「仕事が趣味な状況から抜け出したい」という方のために、対処法を紹介していきます。
仕事が趣味な人におすすめ!2つの対処法
仕事が趣味な状況から抜け出したいときの対処法は、「趣味を見つける」か「転職の準備をする」の2つです。
それぞれ詳しく説明していきます。
趣味を見つける
仕事を早く終わらせて、時間を使いたいと思えるような趣味を見つければ、仕事が趣味の状態から抜け出すことができます。
読書やものづくり・スポーツなど、何でもいいのは少しでも興味があることを試してみるといいでしょう。
しかし、仕事が忙しすぎて、趣味にかける時間がないという場合は、自分の時間がつくれるようにする必要があります。
自分の時間が欲しいと思っている方なら、次に紹介する「転職する」という選択肢もありますよ。
転職の準備をする
「仕事以外のあらゆる経験がしたいけど、仕事に時間を取られている」という場合、転職することで仕事が趣味の状態から抜け出せます。
とはいえいきなり今すぐというわけではありません。
まずは転職エージェントに登録しましょう。
理由は2つあります。
- 現在の自分の市場価値を知ることができ、伸ばすべき能力がわかる
- 他の企業だと自分は年収いくらをもらえる可能性があるのかを客観的に知ることができる
上記2つを知ることにより、今後のためにどのスキルを伸ばすべきか、足りないものは何かを知ることができます。
仕事が趣味の人は絶対に転職エージェントは活用した方が良いです。
また、アドバイザーに相談できる転職エージェントなら、面接対策や職務経歴書の書き方など細かい部分までサポートしてくれます。
上手く利用すれば効率よく転職活動をすることができますよ。
仕事が趣味な状況から抜けたいなら、まずは転職エージェントに登録して転職の準備を始めてみましょう!
今のスキルを生かして楽しく仕事しながら、たくさんの経験をしよう!
今回は、仕事が趣味の方の特徴などを紹介してきました。
仕事が趣味な状況から抜け出したい方は、今のスキルを活かしてワークライフバランスが整えられる仕事を見つけてみてください。
仕事だけでなく私生活も充実させたいなら、行動あるのみです!
楽しく仕事をしながら、あらゆる経験をしましょう!