「仕事の悩みが尽きない」
「仕事の悩み相談って誰にすればいいの?」
仕事の悩みを感じる人は多く、誰にも相談できず抱え込んでしまう人もまた多いです。
個人差はありますが、働く人の多くは1日の中の大半の時間を職場で過ごしているでしょう。
仕事の悩みを1人で抱え込むことはストレスにつながり、仕事で感じるストレスは職場にいるときだけでなく、人生レベルであなたを悩ませることになります。
当記事では仕事の悩みを相談すべき相手を悩みの種類ごとに紹介しつつ、悩みを解決に導くための相談の仕方も解説します。
また誰にも言えない悩みを抱えている人でも安心して相談できる公共の相談窓口の種類と利用方法もお伝えします。
自分にあった窓口を見つけてぜひ活用してください。
悩みを解決するには時間がかかるかもしれませんが、誰かに相談するだけで心が軽くなりますし、1人で抱え込むより解決できる可能性が高いです。
あなたが悩みを1人で抱え込むのをやめ、心の負担が少しでも軽くなることを願っています。
目次
仕事の悩みを相談できる相手3パターン
悩みを相談できる相手を、悩みの種類ごとに3パターン紹介します。
抱えている悩みの種類や相談したいことによって相談相手は変わりますし、悩みの内容によっては相談すべきではない相手もいます。
情報が漏れたり話を聞いてもらえなかったりして、さらに傷つくリスクもあるでしょう。
また相談相手は悩みの種類だけでなく、悩みを解決したいのか、誰かに話を聞いて欲しいのかなどの目的によっても変わります。
悩みを相談する前に最適な相談相手を探してください。
家族や友人
誰かに話を聞いてもらうだけで心が晴れそうなら、家族や友人に相談してみましょう。
溜め込んだ気持ちを吐き出すとスッキリします。ときには誰かに愚痴を聞いてもらうことも必要です。
家族や友人などに悩みを相談することにはあなたが話したことが周囲に漏れやすいというリスクがあります。
しかし仕事の悩みであれば相談内容が漏れるリスクは最小限になります。
あなたの家族や友人は、あなたの同僚や上司と知り合いですか?
たまたま友人と同僚が知り合いだったという場合でなければ、あなたの話したことが職場まで伝わることはまずないでしょう。
ただ家族や友人からのアドバイスは主観的になりやすいですし、あなたの職場のことを知らない人たちなので上手く分かってもらえないこともあります。
悩みを解決に導くアドバイスを期待して相談するとガッカリするかもしれません。
家族や友人など身近な相手は、気軽に相談したいときや職場の愚痴を言いたいときなどに適した相談相手と言えるでしょう。
上司や同僚
仕事ができない、業務が難しかったり負担が大きかったりなど仕事そのものに関する悩みは上司や同僚に相談しましょう。
同じ仕事をしている相手なのであなたの悩みが伝わりやすいです。
またあなたの仕事ぶりを普段から見ている相手であれば、問題点や解決策を的確にアドバイスしてくれるかもしれません。
ただ職場の人間関係に関することなど、社内の他の人に知られたくない内容は相談しないでください。
いくら口の堅い人でも何かの拍子であなたから聞いたことを別の人に話してしまうかもしれませんし、社内で相談する場合は誰かが聞いているかもしれません。
相談したことが周りに漏れた場合、他の人には知られたくなかったことを知られてしまうだけでなく、あなたと相談相手の信頼関係にも悪影響がでます。
業務上の悩みは上司や同僚に相談し、職場の人間関係について相談するときはオブラートに包んだ表現をするなどの気遣いを忘れないようにしましょう。
社外の相談窓口
職場に明らかな問題がある場合、悩みを解決するためには社外(公共)の相談窓口を利用するのが1番です。
公共の相談窓口にいるのは、相談を受けることが仕事のいわばプロです。
プロ相手、自分と面識のない相手だからこそ情報が漏れることを心配せずに本音を話すことができます。
他の相談相手と比べて公共の相談窓口にはリスクがほぼありません。
適切な窓口を選べば身近な人には相談できない法律が絡む内容も相談できますし、自分では気付けなかった問題や解決策に気付いてくれることもあるでしょう。
もちろん、ただ気持ちを聞いてもらいたいだけのときに利用できる窓口もあるので、ぜひ活用してみてください。
社内の相談窓口はおすすめしない
社内の相談窓口を利用するときは慎重になってください。特にハラスメントやイジメなどの問題は相談しない方が良いでしょう。
ハラスメントなどの加害者が注意される場合、匿名で相談したとしても注意内容から誰が窓口に話したか分かってしまいます。
ハラスメントなどの加害者からの報復があるかもしれませんし、相談者の社内での立場によっては会社は加害者ではなく被害者を退職させようとする可能性があります。
社内の相談窓口を設置しているのは会社です。
社内の相談窓口は会社の1労働者を守るためにある機関ではなく、会社全体を守るための機関です。
例えば社内であからさまなハラスメントやイジメなどが行われていた場合、会社にとって最悪のケースは被害者が自殺などに追い込まれ、社内に問題があったと世間的に認知されることでしょう。
社内の問題が露呈する前に最小限の被害に抑えることが目的であり、被害を抑えるために加害者ではなく被害者が退職に追い込まれることもあります。
特に加害者の方が被害者(相談者)よりも仕事ぶりや営業成績が優れている場合は、相談者を辞めさせた方が良いと判断されるかもしれません。
仮に解決に向けて動く場合でも、相談したことを最も知られたくない相手である加害者本人に、あなたが話した内容を知られてしまいます。
匿名の相談であっても相談内容から、注意された本人は誰のことで注意されたかすぐに分かるでしょう。
相談したからといって問題のある上司などがすぐに異動や解雇になることはほぼありません。
大抵の場合はまず注意して様子を見ることになります。その間、報復としてハラスメントやイジメが激しくなるかもしれません。
社内の相談窓口へはなるべく相談しない方が良いでしょう。
相談相手は悩みの種類で選ぶ
悩みを誰に相談するか決めるときは、悩みが自分で解決できそうなものか、できなさそうなものかが1つの判断基準になります。
自分で解決できるかできないかの判断が難しいという人は次の2つの観点から考えてみましょう。
悩みすぎて疲れているときに法律のことを調べる余裕はないでしょうし、悩み解決に向けて法律を適切に活用するにはプロの手助けが不可欠です。
また社内にあなたを助けてくれる味方がいるかもしれません。
相談する内容によりますが、同僚や上司に相談するだけで悩みが解決することもあるでしょう。
自分で解決できる悩みは周りの人に相談する
自分の力で解決できそうな悩みは周りの人に相談してみましょう。
あなたと同じ環境にいる身近な相手に相談する場合、事情を説明しやすいですし、親身なアドバイスが役に立つこともあります。
他の人に相談したことを知られたくない場合は身近な人への相談は避けるべきです。
しかし相談したことが知られても困らない場合や軽い悩みなどは、身近な人に相談してみましょう。
社内の環境や人間関係の悩み
ハラスメントやイジメまではいかない軽い悩みは、同僚や上司、家族や友人などに話してみましょう。
同僚や上司も同じことで悩んでいるかもしれません。
社内に悩んでいる人が多いと分かれば周りの人も解決に向けて動きやすくなりますし、様々な人の意見が出ることで自分1人では気付けなかった解決策が見つかるかもしれません。
また家族や友人などに普段から仕事の悩みを話すようにするのも良いでしょう。
身近な相手に時々愚痴をこぼすことは、相手にあなたの置かれた環境をリアルタイムで知ってもらうことにつながります。
悩みができたときでも、普段からあなたの話を聞いてくれている相手はあなたの悩みをすんなり理解してくれるはずです。
特に家族に愚痴を言ったり悩みを少しずつ話すことは、家庭のコミュニケーションを活性化させることにもなるでしょう。
仕事や自分の能力に関する悩み
仕事ができなくて悩んでいる場合は同僚や先輩、上司などに相談してみましょう。
業務を上手くこなせなかったり成績が悪かったり、人よりスピードが遅いと悩み続けることはストレスにつながります。
また1人で抱え込む時間が長くなればなるほど、周りに相談しづらくなるものです。
仕事のアドバイスをもらうときは、自分は何ができなくて困っているのか、最終的にどうなりたいのかを明確にしてから相談しましょう。
問題点と問題が解決した後のイメージを具体的にするのです。
上司の仕事には部下のマネジメントも含まれていますが、他の仕事もたくさんあります。
また先輩や同僚は他の人に仕事を教える義理はあっても義務はありません。
相手の時間を無駄に奪わないように、相談したいことを明確にし端的に話すことがアドバイスをもらうときのマナーです。
マナーを守れば相談される方も「頼りにされてる」 「やる気あるんだな」と悪い気はしないでしょう。
自分で解決できない悩みは相談窓口を使う
不当な待遇や過酷過ぎる労働環境など、法律が絡むような悩みを自分だけで解決するのは難しいです。
公共の相談窓口で相談しましょう。
公共の相談窓口では法的な知識を持った相手に、誰にも知られることなく相談できるので安心して本音を打ち明けてください。
悩みを解決するためには最終的に自分で行動を起こす必要がありますが、相談窓口で的確なアドバイスを受けることで解決はだいぶ近づくでしょう。
ハラスメントやいじめの悩み
社内にハラスメントやいじめがあったり、人間関係があまりにも悪い場合は公共の相談窓口を使ってみてください。
もしかしたらあなたは「このくらいのことで」と思うかもしれませんが、客観的に見たらかなり酷い状況に陥っているかもしれません。
ハラスメントや社内いじめなどが酷すぎると、当事者は慣れてしまい大したことではないと思うことがあります。
自分の気持ちを大切にして、辛いと感じたらまずは相談してみましょう。
不当な待遇や解雇の悩み
長時間労働や納得できない待遇、急な解雇などをされたときは、公共の相談窓口に話してみましょう。
1ヶ月の残業時間が100時間を越えていたら違法です。
月給を労働時間で割ったとき、地域の最低賃金を越えていますか?
他にも残業代が出ないとか、急に解雇されたとか、待遇が不当だと感じたときは公共の相談窓口に相談してみてください。
少し調べた程度の法律知識では何が問題なのか分からないし、解決策も分かりません。
法律のことは法律のプロに相談すべきです。
次の見出しからは公共の相談窓口をタイプ別に紹介していきます。
仕事の悩みの種類ごとに使うべき窓口は変わるので、あなたが抱えている悩みにあった窓口を見つけて早めに相談してみましょう。
仕事の悩み相談窓口4選
仕事の悩みを相談できる公共の窓口を、悩みの種類ごとに4つ紹介します。
仕事の悩み全般。窓口選びが難しい場合に電話してみましょう。
労働環境や待遇の問題など、法律が絡むような悩みの相談ができます。
ハラスメントなど人権に関わる相談を受け付けています。
働く人のメンタルヘルス相談窓口。Webサイトには心の健康に関するコンテンツも充実しています。
すべて無料で相談できる窓口で、プライバシーは厳守されるので安心して利用してください。
相談窓口を利用するメリット
公共の相談窓口では各分野のプロが相談に乗ってくれるため、問題解決に向けた的確なアドバイスが受けられます。
社内の相談窓口と違い公共機関が設置する独立した相談窓口なので、相談したことが会社に知られて不利益を被ることはありません。
知らない相手だからこそ本音を包み隠さず話せるでしょう。
また相談窓口には相談した記録が残ります。相談の結果、裁判などの法的手段を取ることになった場合でも、相談の記録が証拠の1つになるので安心です。
【職場の悩み全般】総合労働相談コーナー
厚生労働省が設置している総合労働相談コーナーは、職場でのトラブルに関する相談をワンストップで受けている相談窓口です。
労働環境や待遇に関する相談から、ハラスメントやいじめに関する人間関係の相談まで、専門の相談員が面談や電話で対応してくれます。
悩みが多くて何を相談したいのか具体的に分からない、どこに相談すればいいのか分からない場合などは、総合労働相談コーナーを利用してみましょう。
各都道府県の労働局など全国380箇所に設置されているほか、総合労働相談コーナーで解決できない場合は各都道府県や裁判所、他の相談窓口などの連携している機関へのあっせんもしてくれるので安心です。
Webページ下部にある「総合労働相談コーナーの所在地」からお住まいの都道府県を選ぶと所在地が確認できます。電話番号も載っているので、まずは近くにある相談コーナーに電話してみましょう。
【法的トラブル】法テラス
法的トラブルへの総合案内所として国が設立した法テラスでは様々な悩みに対して、解決のために必要な法制度や手続きを案内してもらえます。
法テラスでは電話やメールでの相談はもちろん、各都道府県に設置された事務所での面談が可能です。
相談料はかかりません。
また費用はかかりますが弁護士や司法書士への依頼も可能で、依頼費は分割で支払えます。
法テラスのサポートダイヤルに電話するとオペレーターが相談に乗ってくれるほか、適切な相談窓口の案内もしてくれるので、まずは電話してみましょう。
法テラス・サポートダイヤル
電話番号:0570-078374
受付時間:平日9時~21時、土曜日9時~17時(祝日、年末年始除く)
【ハラスメント】みんなの人権110番
みんなの人権110番は法務省が設置した相談窓口で、主に差別やハラスメントに関する相談を受け付けています。
みんなの人権110番に電話すると最寄の法務局、地方法務局につながるので、そのまま悩みを相談できます。
また法務局や地方法務局とその支局の窓口では、面接による対面の相談も受けつけています。
職場でのハラスメントやいじめは人権侵犯です。
社内の人間関係に問題があると感じたらまずは電話してみましょう。
相談がきっかけになり人権侵犯があったのかの調査や、あった場合の救済手続なども行っています。
ハラスメントやいじめが酷すぎて自分では何もできないと感じてもまずは相談してみることが大切です。
電話番号:0570-003-110
受付時間:平日8:30~17:15
上記番号に電話をかけると、最寄の法務局や地方法務局につながります。
法務省のWebサイトに設けられた相談フォームに必要事項と相談内容を記入し送信すると、後日メールや電話、面接による相談ができます。
【心と体の不調】こころの耳
こころの耳は厚生労働省が設置する相談窓口で、働く人の心の不調や不安、職場のメンタルヘルスに関する相談を受け付けています。
職場の人間関係の悩みや長時間労働が健康にもたらす影響について相談できます。
心だけでなく身体に不調が表れたときにも相談してみてください。
こころの耳では悩みを抱えている本人はもちろん、家族や上司からも相談できます。
家族や部下の様子がおかしいなと感じた人も、こころの耳を利用してみてください。
またこころの耳のWebページには相談窓口だけでなくストレスや疲労蓄積度のセルフチェック、動画で学ぶメンタルヘルス教室など様々なコンテンツがあります。
相談するのは腰が重いと感じている人はまずWebページを見てみましょう。
電話番号:0120-565-455
受付時間:月・火曜日17:00~22:00/土・日曜日10:00~16:00(祝日・年末年始除く)
こころの耳ではメール相談も受け付けています。
電話で上手く伝えられる自信がないときは、内容を読み返せるメールで相談してみましょう。
相談窓口を利用した人の体験談
相談窓口の存在は知っていても利用するとなると腰が重いと感じる人に向けて、相談窓口を利用した人の体験談を紹介します。
仕事の悩みを抱えている人は多く、仕事の悩みは1人で抱え込みやすいものです。
また悩みを誰にも相談できず1人で抱え込む人は6割で、その半数近くが仕事の悩みを1人で抱え込んでいたという結果もでました。
相談窓口を利用して良かったと感じた人も最初は1人で悩みを抱え込んでいました。
まずは相談してみることが大切です。
彼らの体験談を読みながら、自分自身相談窓口を利用するイメージをしてみてください。
言葉を汲み取ってもらいテンポ良く相談できた
悩み続けて心が疲れてしまうと、頭の働きが遅くなり言葉が上手く出てこなくなることがあります。
「伝わるように順序だてて相談したいのに、きちんと説明できないかも」
「説明できなかったらどうしよう」
と考えて相談することを躊躇ってしまうこともあると思います。
しかし公共の相談窓口で対応してくれるのは相談のプロです。
法的な知識や、メンタルヘルスの知識など、窓口ごとに専門知識を持った職員があなたの気持ちや伝えたいことを上手に引き出してくれます。
相談窓口を利用した30代の男性は、たどたどしい質問や相談から言葉を汲み取ってもらい、短時間でテンポよく会話を進めてもらい悩みを解決できたと言います。
人に理解されにくいことでも相談できた
人に理解されにくい悩みも専門知識のある相手には安心して相談できたと、抱えている精神疾患のことで窓口を利用した人は言います。
こころの耳には専門知識を持ったアドバイザーがいます。
メンタルヘルスや精神疾患、生まれ持った持病など、人に理解してもらいにくいことでも専門知識のある相手には安心して相談できます。
精神疾患などを抱える本人にとって、職場に伝えるべきなのか、伝えるならどの程度まで伝えどのような配慮を求めればいいのかは難しい問題です。
誰かに相談しようと思っても、偏見や説明する手間を考えると「話さない方が楽だ」と思い1人で抱え込んでしまうことは多いでしょう。
抱えている精神疾患などについて詳しく説明する必要がなく、偏見もない専門知識を持った相手に相談することで、適切なアドバイスを受けられるはずです。
普段相談できない弁護士に相談できた
法的な相談は弁護士にしたいですが、弁護士に相談できる機会はなかなかないでしょう。
また弁護士事務所を利用する場合、1回ごとに相談料がかかってしまいます。
費用がかかることもあり弁護士への相談は腰が重たく感じてしまうものです。
しかし公共の相談窓口を使うことで無料で、手軽に相談できたと法テラスの利用者は言います。
疲れていたり忙しくても電話相談であれば手軽ですし、じっくり相談したい場合は面談も可能です。
この体験談の相談者は面談で相談をしており、悩み解決のために必要な証拠の集め方や会社側との話し合いの仕方を丁寧に教えてもらえたと言います。
相談員と自分のスケジュールが合わないと相談まで時間がかかることもあります。
しかし普段相談できない弁護士に直接相談できたことで悩みがスムーズに解決できました。
相談窓口を利用する上での不安点
今まで相談窓口を利用したことのない人にとって初めての相談は不安を感じやすいものです。
「相談しても問題が解決しなかったら?」
「上手く相談できるか不安」
しかし相談窓口の職員は様々な悩みを解決に導いてきたプロで、専門知識も豊富です。
自力で調べたり考えたりするよりも、確実に悩みの解決に近づきます。
まずは相談してみることが大切です。
電話でいいので窓口に相談してみましょう。
相談しても解決しなかったら?
問題の性質によってはどうしても解決までに時間がかかってしまうこともありますが、だからこそ多少面倒でも相談すべきです。
プロに相談しても解決に時間がかかるような悩みは、そもそも解決すること自体が難しい悩みです。
自分の力だけでは解決すること自体できない可能性が高いでしょう。
またあなたが相談したことは、相談窓口に記録として残ります。
証拠を残すことが難しいハラスメントやいじめの問題でも、相談したという事実が証拠となりあなたの身を守ることにつながり、問題解決が近づきます。
上手く相談できるか不安
初対面の相手に悩みを上手く伝えられるか不安という人も多いでしょう。
電話相談では特に上手く伝えられるか不安を感じるかもしれません。
しかし公共の相談窓口の職員は何人もの相談に乗ってきたプロです。
専門知識が豊富なのはもちろん、相手の話を聞いたり、伝えたいことを引き出す技術にも長けています。
聞き上手な相談窓口の職員に話しているうちに内容が整理され、伝えたいことを上手く伝えられるでしょう。
相談は解決の糸口。まずは溜まった想いを吐き出そう
悩みを1人で抱え込むことは大きなストレスになります。
まずは悩みを人に話して、あなたの辛い気持ちを吐き出してください。
気持ちを吐き出すだけで心はずいぶんと軽くなります。
自分では気付けなかった解決策も、人に相談することで見つかるかもしれません。
身近に相談できる人がいないときや、悩みの解決が難しそうなときは公共の相談窓口を利用してください。
専門知識を持ったプロに話すだけで心強く感じますし、悩みをスムーズに解決するためのアドバイスを受けられます。
辛い気持ちを1人で抱え込むのはもう辞めましょう。
誰かに相談することで悩みの解決は近づき、重たかった心が軽くなるはずです。