自己愛性人格障害の女性の行動の特徴について

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自己愛性パーソナリティ障害をはじめとして、自惚れや自己中心的な思考が強いせいで、人間関係でトラブルを抱える女性というものは、良くも悪くも目立つ存在と言えます。

個人的な意見になりますが、自己愛の強い女性の行動は、まさに女性から嫌われる女性とは何なのかを理解するにはもってこいだと感じます。

では、具体的には自己愛の強い女性の取る行動はどういったものか…今回はこのテーマについてお話いたします。

(※なお、タイトルでは「女性」となっておりますが、ここで触れている行動面の特徴は男性でも見られるものもありますので、参考にしてください。)

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自己愛性人格障害の女性の行動の特徴

他人に対して特別扱いされる事を求める

自己愛の強い女性は自己中心的な思考の強さゆえに「自分は他の人から特別扱いされて当然」とでも言いたげな言動をとることがあります。

例えば

  • 意味もなく褒めてもらうことを求めたがる。
  • 自分だけが会話の主導権を握って、喋りたい話題を喋れる状況を求めたがる。
  • やたら同情を誘ったり、かわいそうな自分を演出して配慮や気遣いを求めたがる
  • (SNS上にて)自分のフォロワーに自分を宣伝してもらい、より注目を集めるように動く事を求める。

など、周囲の人が自分を喜ばすために思い通りに動くのが当たり前だと言わんばかりの言動をすることが目立ちます。

ネットスラングの「かまってちゃん」ように、周囲からチヤホヤされることを求めたり、自分のために誰かが無条件に動いてくれ尽くしてくれる状況を求めることが、自己愛の強い女性に見られる行動です。

なお、特別扱いを求める一方で、自己愛の強い女性は自ら他人に何か施しを与えたり、いたわることや労うことはしない。

他人の労力を奪って自分ばかりが贔屓され、自分だけが幸せになろうとするギブ&テイクを無視した不平等な人間関係を欲しがるため、同じ女性から嫌われやすい特徴を持っていると言えます。

自分が特別扱いされないと不機嫌になる

特別扱いを求めるものの、自分からは相手に何も差し出そうとしないために、特別扱いなんかされるはずもなく、距離を置かれたり無視されることが多くなります。

ギブ&テイクの関係を築こうとしない相手なので、距離を置かれて孤立するのも自然とはいえば自然ですが、自己愛の強い女性はこうした自分が思い描いていたチヤホヤされる状況が手に入らない場合、ひどく不機嫌になることが目立ちます。

何度も言うように特別扱いされないのは自分が他人を尊重していないからであり、この状況を招いたのは自分の言動に問題があるのは明らかですが、そのことを棚に上げて

  • 「自分は悪くない」
  • 「なんで私に注目しないの?」
  • 「私に嫉妬してるから、距離を置くに違いない!」

と、他責に走ることが目立ちます。

もとより、肥大化した自尊心をもっており、自分の過ちやいたらなさを認めれば、自尊心が深く傷つく恐れがある。

そんな事態になるのを避けるためにも、不都合なことがあればとにかく他人や環境のせいにしたり、他人を恥ずかしいものとして見下したり、貶して哀れみの目で見るなどして、自分の方が格上であり何ら反省すべき点はないと開き直った態度を取ることが目立ちます。

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仲のいい人とそうでない人の扱いの差が激しい

自己愛の強い女性は、自分と相性が合う人には妙に馴れ馴れしくベタベタと接するように、妙に距離感の近い人間関係を築く。

その一方で、自分とは相性が悪い人に対しては、非常に冷たく素っ気ない態度を取る…といった、対人関係の扱い方の両極端さが目立ちます。要するに、えこ贔屓の激しさが特徴的です。

また、ウマが合って仲が良く付き合えそうに思っても、ちょっとした考えや価値観の違いがあったときに、自己愛の強い女性はたとえ今まで仲良くしていた相手とはいえ、容赦なく関係を切ろうとするなど、仲が良い関係を持続しづらいことも特徴的です。

仲良くなってもいつ関係が切られるかわからない不安があるので、友達関係なのにやたら気を遣うし、緊張感も強くストレスが多い。しかも、切られる場合は急に冷たくなるといった、人間関係の寒暖差の激しさがあるために、非常に付き合いづらく、仮に付き合い続けるにしても辛い関係になりがちです。

嫉妬されたがる、あるいは自分は嫉妬されていると思い込む

「他人に対して特別扱いされる事を求める」のところでも触れましたが、自己愛の強い女性は、他人から嫉妬されたがる、あるいは「あの人は私に嫉妬している」と他人が自分のこと嫉妬していると思い込むことが目立ちます。

自己愛の強い人の視点に立てば、「嫉妬される=他人から羨まれるだけの魅力やステータスが自分にはある」という考えが可能になる。

そして、嫉妬という醜く卑しい行動に相手が出ているとなれば、それだけで嫉妬なんかせず堂々と指摘している自分の方が人として一枚上手でありマウントを取れる…という考えができるからこそ、嫉妬されたがったり、嫉妬されていると思い込もうとするのです。

ただし、勝手に「私に嫉妬していますよね」という態度を向けられても、あくまでもそれは思い込みを言葉にしてぶつけられただけにすぎず、お互いの関係がよりギクシャクする原因になります。

…もちろん、勝手に「嫉妬している」と言うこと自体、かなり失礼な言動だとは思います。しかし、失礼且つ無神経な行動に出ても「自分は特別なので、サバサバ系女子のように辛辣な事を言っても許されるだけの存在である」という考えが根底にあるために、自然と失礼な言動をやってのけてしまう考えると、腑に落ちるものがあります。

普段の言動に嘘、誇張、矛盾が多い

自己愛の強い女性は、普段から自分は特別で、何かすごい魅力がある人間だと周囲にアピールするために、話の中に嘘を混ぜ込んだり、誇張した話し方をすることが目立ちます。

しかし、嘘や誇張が多いために、話を続けていくにつれて矛盾点やひっかかる点が浮上する。つまり自らボロを出すことで、今まで口にしていたことの信ぴょう性を疑われ、信用をなくすことが特徴的です。

なお、自分の発言の矛盾を自分で自覚していることも多いですが、その場合は不都合な点は口にしない、話題や論点を逸らす、だんまりを決め込むなどして、周囲の人から指摘を受けないように防衛することもあります。

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批判や指摘をする人に対して過剰な反応を示す

自己愛の強い女性は普段から嘘や矛盾が多いため、批判的な意見や指摘の声が出やすいものです。

しかし、自分に向けられた批判や指摘の声を受け止めようものなら、肥大化した自尊心がひどく傷つく恐れがあるからこそ、あらゆる批判の声を「アンチ」「嫉妬しているだけ」「暇人がなんか言ってる」と聞くに値しないものとみなし、十把一絡げにまとめて雑に処理することが目立ちます。

なお、批判や指摘に対して真摯に向き合っていないので、反省も改善も見られず勘違いした言動に拍車がかかってしまう。

場合によっては「アンチが出るのは自分が有名になってる証拠」と、不都合な現実を自分に都合よく解釈(=防衛機制の合理化)して、ますます増長することも見られます。

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思考が両極端であり、情緒的な不安定さがある

自己愛の強い女性は、その人に関する何の知識も前情報もなく接していれば、なんとなく自信満々でやる気に満ち溢れている。いわゆる「心の闇」のような後暗いものや、内面の不安定さ、(ネットスラングの)メンヘラ的な要素を感じ取れない人のように見えます。

しかし、そうした闇を感じさせない言動の裏では、

  • 100点か0点か
  • 成功か失敗か
  • 生きるか死ぬか
  • 味方か敵か
  • 成果を出さなければ全部無駄。

といった、思考の両極端さがあります。そして、人前で見せているのは、100点、成功、生きるといった極端に明るい方ばかり。明るい思考ばかりを見せてくれるので、表面的には非常にポジティブで付き合いやすい人に見えてしまうのです。

しかし、もしも自分の思い通りにことが進まないとなれば、極端に暗い部分の思考が出てきてしまい、ひどく落ち込んだり、激しく怒る、現実逃避をするなどの極端な言動に出る。先ほどまでの明るさが嘘のように感じるほどの、激しい感情の揺れ動きを見せるため、関わりづらさを感じてしまいます。

なお、上でも触れたように、仲が良い人とそうでない人との扱いの差が激しく、中間に当たる接し方が無いのも、こうした思考の両極端さが起因していると考えられることができます。

(余談ですがこうした思考の両極端さは境界性人格障害(BPD)の人にも見られるものでもあります。)

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