自己愛の強い人を追い込む時の注意点

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自己愛性パーソナリティ障害をはじめとして、自己愛の強い人は「自分は特別な存在であり、周囲は自分を特別扱いすべきだ」という考えにより、周囲の人に圧力をかけて迷惑がられることがあります。

しかし、肝心の本人はというと、特別扱いされるだけの学力なり、運動神経なり、仕事で生きる要領の良さやコミュ力などは持ち合わせているとは言えない。初見では「何かやってくれそう!」とビッグマウスな行動に期待こそするものの、実態は口先ばかりで実績はパッとせず、残念な人であるということが大半です。

もちろん、関わっても面倒だからこそ自己愛の強い人とは距離を置く、相手にしない、他の人に相談する…など、穏やか且つ手軽な方法で対処するのが賢明でしょう。

しかし、中には積もり積もった不満をぶちまけてスッキリしたい…という、復讐の炎をメラメラと燃やしている人もいるかもしれません。

今回は、そんな人に向けて自己愛の強い人に悩む人へのアドバイスとして、穏当に追い込む方法についてお話し致します。

(※ただし、追い込んだ結果どうなっても責任は負えませんし、追い込む事は推奨できません。あくまでも、自己責任でお願いします)

自己愛の強い人を追い込む前に

上でも触れていますように、できれば自己愛の強い人とは無理に関わりを持たないことが賢明ですし、自分の時間や労力を無駄に使わずに済みます。

また、自己愛の強い人は普段から嘘をついたり、他人を見下す、ぞんざいに扱う、挑発や威圧をする…など、目に余る言動をしているため、追い込まなくとも自分で自分の評判を下げて自滅し、四面楚歌の状態に追い込まれることがあります。

そうしたことを踏まえてでも、追い込まないと気が済まないと感じている人にお伝えしたいのが

  1. 自己愛の強い人は、肥大化した自尊心を守るために自分に非がないと考えてしまう。
  2. そのため、自分が周囲に迷惑をかけたとしても「悪いのは自分ではない」「悪いのは他人or社会だ」と責任転嫁をしてしまう。
  3. 普段から他責をする癖があるからこそ、不満をぶつけたとしても「自分は悪くない」の一点張りで改心しない。
  4. それどころか、自分が攻撃を受ける対象(いわゆるターゲット)になってしまうリスクすらある。

…ということです。

攻撃対象になれば、罵詈雑言、陰湿な嫌がらせ、場合によっては暴力、所持品をパクるなどの実害を受けるリスク。場合によっては自分の方が悪者扱いされて、居場所をなくすリスクもあります。

こうした別の被害が出てしまうからこそ、関わらずに距離を置くなり無視するのが無難です。

しかし、無視するのではどうしても腹の虫がおさまらない場合は、リスクを背負っていることを熟知した上で、なるべく穏当に、そして事務的に進めることを念頭において、相手を追い込むようにします。

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自己愛の強い人を追い込む時のポイント

相手の行動を淡々と記録して矛盾点を集める

自己愛の強い人は、普段から自分を大きく見せて賞賛や注目を集めたがる傾向があります。

しかし、大きく見せるために使う話術や行動(ネット上も含む)の多くは、嘘が含まれていたり、過度な誇張表現やバイアスのかかった物言が頻繁に使われており、何度も聞いているうちに露骨すぎて違和感を覚えてしまうことが目立ちます。

そうした違和感を覚えた言動に対して、多少面倒ですが逐一記録していくこと。後で見返したときに自己愛の強い人がいつ、どのような事を口にしていたのか淡々と集めていく。もしも、自己愛の強い人がSNSを利用しているのなら、スクショで記録をするのも方法の一つです。

そして、ある程度記録が集まったら、過去の発言と現在の発言とを照らし合わせて、矛盾点があるかどうかを見つけていくことです。

一例を挙げるとすれば「○○なんて時代遅れ、オワコン」と過去に言ってた人が「今は○○が流行っているのに知らないなんて恥ずかしい」と発言を180度ひっくり返す。いわゆる手のひら返しが多いことが、自己愛の強い人には目立ちます。

言動に一貫性が持てず、注目を浴びるためなら自分の過去の言動を引っくり返すことが多いからこそ、矛盾点を集めることにはあまり苦労しないと思います。(余談だが、一貫性がないからこそ、発言の内容を鵜呑みにしてはいけない人物とみなされ孤立してしまうのも、自己愛の強い人が自滅する要因である)

取り巻き以外の人を味方に付ける

自己愛の強い人は、自分をチヤホヤして満足させてくれることを目的とした人間関係、つまり取り巻きを従えることが目立ちます。

追い込む際に気をつけるのは、取り巻きとなっている人を味方にしてはいけないこと。そして、取り巻き以外の人で且つ、自己愛の強い人に対する鬱憤や不満を抱えている傾向が強い人を味方につけることです。(できれば自己愛性人格障害に関する知識を持っている人を味方につけるといい)

ただし、あくまでも味方が付いたからと言って調子に乗ったり、増長しないことが肝心です。

指摘をするときは小出しにする

自己愛の強い人が失礼な言動なり、矛盾した言動をしたなど、何かやらかしたときこそ、指摘をして問い詰める絶好の好奇です。

しかし、指摘をする際はあくまでも小出しにとどめておくこと。過去の失礼、矛盾点を掘り起こして延々と指摘するのはおすすめできません。

自己愛の強い人は、普段から指摘をされる、自分が衆目監視の中で叱られることに対して、自尊心が強く傷つく恐怖を感じており、一度で大量に問い詰めると追い詰められたあまりに混乱してしまう可能性があります。そうならないためにも、あくまでも指摘は小出しにすることが肝心なのです。

なお、小出しにしておけば、一度で全て言い切って指摘する点がなくなってしまうことを防ぐと同時に「手痛く鋭い指摘を何度もしてくるので敵に回してはいけない人」と相手が認知して、自然と相手から自分を避けるようになることも期待できます。

あくまでも感情的にならず、事務的な指摘に徹する

指摘をする際は、キレて感情的になること無く、あくまでも事務的且つ淡々とした指摘を行うことが大事です。

もしも自己愛の強い人が、逆ギレしたり、挑発してくることがあっても、相手のペースに流されず事務的に対応することが大事です。

なお、仮に逆ギレなどで取り乱すことがあったら、その場合は上で触れたように自己愛の強い人が自ら居場所をなくし、四面楚歌の状況に追い込まれているのと同じです。

自己愛の強い人が取り乱す光景を見て、周囲の人も「あの人には違和感がある」という疑念が「やっぱりあの人に感じていた違和感は間違いではない」という確信に変わり、自己愛の強い人はますます劣勢に立たされるのです。

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最後に

ここであげた追い込む方法は、自己愛の強い人でなくとも嫌がる人が多いという点は忘れてはいけません。

また、この方法が完璧に上手く行くとは限りませんし、上でも触れたように逆上して自分が実害を受ける可能性があることは理解しておくべきです。

無理に追い込むぐらいなら、関わらずに距離を置くことが無難です。しかし、一方では「自己愛の強い人が野放しにされて、新たな被害者が出ないように自分達の手で改心させねば」という正義感を抱いてウズウズする気持ちも理解できます。

しかし、追い込むときはなるべく穏当且つやりすぎないように。そして、正義とはいえ、「自分は手を汚しているかもしれない」ことを自覚することを忘れないようにしてください。

正義に酔いしれて他人を追い込む人と、自己愛の強さ故に自分の正義を振りかざして他人を痛めつける人。片方は正義であり賞賛され、片方は邪悪であり非難されがちですが、両者の行動は根本的には同じだと強く感じます。

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