友達がフレネミーかどうかを見分けるコツ

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友達のように親しく近づいていくるのに、やたらとマウントをとってきたり、陰口や悪口を見えないところでコソこそ広めて孤立させる…そんな、友達に見えて実は敵みたいな人のことを「フレネミー」と呼びます。

フレネミーは「friend(友達)」と「enemy(敵)」を組み合わせた造語で、語源はアメリカのテレビドラマと言われています。

そんな語源を知ればこそ、友達として近づいてくるものの、ネチネチと陰湿な攻撃をしてくる二枚舌な人は日本だけでなく、世界でも共通しているのだと感じます。

今回は、そんなフレネミーの見分け方やコツについてお話いたします。

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フレネミーは非常に陰湿。見分けるのは慎重に

まず最初に述べておくのが、フレネミーの攻撃は自分以外の人に向けられている場合は非常に見分けやすく違和感を自覚しやすいものです。

誰かがネチネチと攻撃されているのを、部外者として見物しているわけなので、いたって冷静に目の前で起きているフレネミーの攻撃を分析できます。

しかし、フレネミーの攻撃が自分自身に向けられている場合は、ただのからかい・じゃれあいだと感じて攻撃しているのだと認知できなかったり、「ちょっとキツイ言い方をしとるなぁ」と違和感を覚えるものの「友達だから多少ラフな話し合いになるのは仲がいい証拠」と自分で自分を納得させて、違和感を放置しまうことがあります。

すなわちフレネミーが自分に対して攻撃してくる場合、想像以上に相手をフレネミーだと見分けることができない点に注意しておくべきです。

フレネミーは表面的には空気が読める、ノリが良い、社交的であり外面が良い一方で、自己愛が強く他人に対して嫉妬や羨望を抱きやすいという二面性があります。

また、嫉妬のような醜い感情を抱いていても、隠し通したり、うまく誤魔化して乗り切ることが得意であり、表面的には愛されやすく親しみやすさを感じる人柄です。

しかし、そのようなあざとく狡猾なキャラ作りは傍観者として見ている限りでは違和感を持ちやすいのですが、いざ自分に向けられてしまうと、つい「この人はいい人に違いない」というバイアスがかかってしまい、フレネミーだと疑いにくくなるのです。

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友達がフレネミーかチェックするときのコツ

「あなたのため」など親切心の押し売りが目立つ

  • 私はあなたのために厳しく言ってるのよ。
  • 友達だから助けるのは当然だろ

と、いかにも善人で無害な人ですよアピールをして、親切に接してきます。

しかし、よく観察している困ってもいないのに親切心を押し付けてきたり、頼んでもいないのにアドバイスをして来るので余計なお世話を振りまく面倒な人と言えます。

また、アドバイスや親切を拒否すると不機嫌になったり「友達なのになんで嫌なの?」という自分勝手さが目立ちます。

とりわけ「困っているから私が必要でしょ?」という接し方は、表面的には頼りになる友達を装っていていますが、内心では「私がいなければ困るぐらいにあなたは無能で無価値」という見下した気持ちが反映されています。

また、親切や助言は善意をまとっているので断りにくく、仮に断ろうものなら友達関係の破綻につながりかねません。

受け入れたら厄介、断っても厄介という逃げられない状況を巧妙に利用し、フレネミーはマウントをかけてくるのです。

友達関係なのに上下関係・主従関係が生まれる

そもそも友達関係は上司や部下のようなきっちりとした上下関係ではなく、どちらかといえば対等な関係です。

しかし、フレネミーとの関係は、最初は友達のような対等な関係を持ちかけてくるものの、次第に押し付けがましく接してきたり、相手を軽く扱うなどの雑な接し方になり「自分の方が格上である」と上下関係・主従関係に持ち込みます。

所詮は友達のフリをした敵であるので、仲良く近寄ってガードが薄くなってきたところで、容姿・学力・仕事の能力などのあらゆるネタでそれとなくマウントを取り、支配下におこうという思惑があるのです。

悩み相談に乗るように見せかけて弱みを握ろうとする

一般的な友達関係は対等であるがゆえに、お互いに気を許しやすくプライベートな話をできるものです。

悩み相談に乗る友達思いで優しい人だと思われがちですが、本当の目的は悩みを聞くことで人には言えない恥ずかしい過去やプライベートを聞き出して弱みを握ることです。

プライベートな話を話せる友達は心強い存在である一方で、もしもその友達が裏切った場合は、自分の知られたくない情報を知っている脅威へと変わります。

また、フレネミー本人は自分の弱み(=友達のフリした敵ということ)を握られると都合が悪いので、いつも悩みの聞き役ばかりに徹して、フレネミー自身の本音やプライベートが謎に包まれたままということもあります。

上でも触れているように外面の良さもあり、よく言えば純粋無垢で愛されやすい、悪く言えば腹の底が見えない違和感・不気味さを感じさせるのがフレネミーなのです。

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他人の幸福や成功を認めようとしない

フレネミーは自分以外の人間が幸福になることに対して怒りや不満、嫉妬、羨望の気持ちを抱きます。

しかし、露骨な態度を出せば友達に嫉妬していることが明らかになり不都合なので、表面的には「友達だからこそズバズバ言える」という具合に、幸福や成功にツッコミを入れてくることがあります。

例えば仕事の場合、昇進をした友達に対して

  • 「昇進おめでとう!だけど、責任が増えて大変そう」(=褒めながらそれとなく不安を刺激する)
  • 「昇進したから今までよりもっと頑張らないといけないね」(=間接的に今の成功を認めようとしない)

など、一見すると応援しているように見えるものの、内心は成功を認めようとしなかったり、茶化して素直に祝福しようとしなかったりという行動に出ます。

とくに、友達同士だと茶化す、いじる、おどけるという「おふざけ」によりコミュニケーションをとることも多いでしょうが、その「おふざけ」が自分が感じている嫉妬や羨望という醜い感情を覆い隠す側面もあり、フレネミーはよく利用します。

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やたらと褒め殺す、おだてる

褒めるべき場面でないのに褒めていい気にさせて、悪い意味で調子に乗らせるように仕向けます。

褒めることは相手を上機嫌にさせるポジティブなコミュニケーションですが、過度に褒め続けて増長を招き、褒めた相手を裸の王様へにさせることも出来ます。

「褒める」という行動は、相手をコントロールする方法の一種でもあり、褒められる気持ちの良さを味わうために、褒められた相手は褒め言葉を求めて非合理的な行動や、突拍子もない行動に出てしまいがちです。

フレネミーは、自分の手を汚さず破滅に向かせるために褒め殺すのです。

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自分のいないところで陰口、噂を流す

(これはフレネミーに限ったことではありませんが)自分のいないところで陰口や嘘、デマ、脚色した噂話などを流して、間接的に攻撃しようとします。

自分のいないところで個人を特定しないようにぼかしを入れて陰口を流すので、仮に噂を耳にしたとしても自分のことだと気づけないことがあります。

また、陰口はネットやSNSでも流されることがあり、自分の知らないところで勝手に自分の悪口流された結果、職場や学校で孤立したり、恋人から別れを切り出される、濡れ衣を着せられるなどの被害に巻き込まれます。

自分の幸せや成功を横取りしようとする

例えば、

  • 自分の恋人を奪われてしまう。
  • グループ内でのポジションをフレネミーに横取りされる。
  • 他の友達を告げ口されたことで、フレネミーに友達を奪われる。
  • 仕事の手柄を横取りされて、フレネミーが上司から高く評価される。

など、自分が掴んでいた幸福や成功を横取りして、美味しいところだけを持っていくなどの行動です。

…もちろん、このような無視できない事態になれば、高確率でフレネミーだと自覚できるでしょう。

しかし、自覚した時には既に修復できない程に悪い噂が広められていたり、既に孤立が進んで自分から集団を去らなければいけないまでに事態が悪化。まさに、時遅しというわけです。

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ただし、フレネミーだと感じても認めたくない感じることもある

フレネミーは「友達との縁を切る、リセットする」時に感じる罪悪感を巧妙に使って他人をコントロールすることに長けていると分析することもできます。

普段の生活において友達との縁を切るという場面はまず滅多に無いものです。

仮にあったとしても

  • 借金や物の貸し借りに関するトラブル。
  • 浮気、恋人を奪うなどの色恋沙汰
  • 犯罪に巻き込まれそうになった

など、よほどの理由がない限り「友達関係との縁を切る」ということに対して罪悪感を抱くものです。

とくに表面的にはいい人に見える友達との縁を切ろうものなら、そんないい友達を見捨てた自分の評価が揺らぐ可能性もあるので、最後までフレネミーをいい人だと信じることを選んでしまうのも自然なことでしょう。

しかし、信じたことが仇となり気が付けばフレネミーの支配下に。「フレネミーであるはずがない」という希望は脆くも崩れ去り、最悪の場合は他の友達まで信じられなくなるということもあるのです。

フレネミーだと確信しても、そのことを実際に口に出すのは難しいもの。

仮にフレネミーであり友達でも何でもない迷惑な相手だと確信しても、それなりよくしてもらった恩を仇で返すのは失礼だと感じてしまうほどに情に厚く義理堅い人ほど、フレネミーに対して何も抵抗できず餌食になってしまうのです。

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国立大教育学部卒、専攻は心理学。発達心理学、教育心理学、スポーツ心理学、社会心理学を中心に心理学に関する記事を執筆中。そのほかにも、人間関係やコミュニケーション、性格、スマホ、SNS、ゲームなどのあらゆるテーマを心理学の知識を用いて詳しく、面白い記事を書くことを心がけております。

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