友達に嫉妬心を抱いてしまう心理について

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同期が出世した、友達の人生が充実している、ネット上で多くの人からいいねをもらっている…などの状況見ると、たとえ友達であっても嫉妬してしまうことがあります。

あるアンケートによれば、友達に対して嫉妬をしたことがある人は5人に2人と言う結果が出ており、友達に嫉妬することそのものはさほど珍しいことではないと思います。

とは言え、なるべく穏やかで人間関係の和を乱さないためには、たとえ友達に対して嫉妬心を抱いたとしてもそのことをうまく自分の中で処理することが大事です。

うまく処理するためには、自分自身がどうして友達に嫉妬心を抱いているのかということを調べていき、自分で自分を客観的に見れるようになることが効果的です。

今回はそんま友達に対して嫉妬心を抱く心理についてお話しいたします。

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なぜ友達に嫉妬するのか

顔や容姿などの見た目の差を思い知る

まず第一に、友達は自分とは全く別の人間です。当然顔や体型などの外見も、自分とは違う1人の人間だと言うことを忘れてはいけません。

これらの違いは、その人らしさや個性を作る上では大事な要素になりますが、一方で差があることで、

  • 美形と不細工
  • 高身長と低身長
  • 足が長いと足が短い

と言うような、優劣のある考え方と結びついてしまうことがあります。

冷静に考えれば、見た目の違いはただの個性でしかなく、優劣や能力の高さ(低さ)を表すものではありません。

しかし人間には、無意識のうちにレッテルを貼ることが多く、そのことで嫉妬してしまうことがあります。

また、友達関係が長期に渡ればイメチェンや体重の増減等で、身体的な見た目も変化していくことがあります。

イメチェンは友達自身からすれば新しい自分を見つけるチャンスである一方で、イメチェンにより今までのような関係を築けなくなるというリスクもはらんでいます。

最初は対等な立場だったのに次第に格差が生まれてしまった

友達関係に対して立場と言う言葉を使うのはやや乱暴かもしれませんが、仲良くなれる友達と言うのは、大抵の場合どちらも同じような立場であり、変に意識したり、緊張感を覚えるということがことが少ないものです。

しかし、そんな居心地がよく対等な関係だったものの、時間が経つにつれて仕事、人間関係、恋愛などで格差が生まれてしまうことも起きるものです。

人間は、今までの心地よい環境が奪われてしまうことに対して強い嫉妬心を覚えます。

この場合は、お互いに対等だった頃の関係が、立場の者格差によって崩れてしまうことに対して嫉妬心を覚えると言っていいでしょう。

もちろんこれは、リアルの人間関係に限ったことではありません。

例えばネット上の人間関係で同じ時期にSNSのアカウントを取ったのに、続けていくにつれてどっちかが人気者になり、どっちかがもう一方はくすぶったまま…と言う時にも嫉妬心を抱くものです。

特にSNSの場合は、周囲からの人気がフォロワーや「いいね」の数やと言うように、客観的な数字と言う形で見ることができるので、より友達に対して強い嫉妬心を抱く原因にもなります。

ネット上では、簡単に友達を作ることができる一方で、気軽に友達を作りすぎたせいで不要な嫉妬に駆られたり、リアル以上に自分のステータスが可視化される状況に対して嫉妬に狂いやすくなるという特徴があります。

そのためリアルで友達に恵まれないからといってネットで友達作りに励んでしまうと、リアルの生活以上に友達関係で友達付き合いで疲れてしまうことがあるのです。

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仲良くなり過ぎた結果知らなければいいことを知ってしまった

友達関係が深まれば、お互いがお互いのことをもっと知りたいと思うのは自然なことです。

しかし、知りたいことが全てお互いの仲を深めるものばかりとは限りません。

例えば、

  • 友達が自分の欲しいものを持っていた。
  • 友達の家庭環境が自分よりも恵まれていた。
  • youtubeや絵師などのネット上でちょっとした有名人だったわかった。
  • 過去にスポーツや勉強などで過去に華々しい結果を残していた
  • 実はお金のかかる魅力的な趣味を嗜んでいた。
  • 自分の現材の恋人と過去に付き合っていた経歴があった。

などの、嫉妬心を生んでしまいかねない秘密も、ひょっとしたら知ってしまうリスクもあります。

もちろん、これらの秘密や隠された過去はお互いに気を許しあえる仲になったからこそ知ることが出来たという側面は否定できません。

しかし、知ってしまった以上は完全に忘れ去ることは困難であり、関係を続けるにしても嫉妬心が付きまとう原因になります。

内心は友達を見下していた

友達に対して嫉妬心を抱いているのは、実は友達のことを自分よりも格下だと思っていた、自分がいるからこそ友達は個性が発揮できる…と、見下して接していたことが原因だと考えることもできます。

お互いに仲が良いからこそ、プライベートの話や人には言いにくい話を知ることができますが、その話の中に自分よりも勝っている要素を見つけてしまったり「友達の恥ずかしい過去や秘密を聞き出した」と言うことで優越感を感じてしまい、自分の方が格上だと感じることがあります。

しかし、そんな見下していた友達が、実は自分よりも優れている面が新たに見つかることがあると、今まで見下していたことで味わえていた優越感が失われるので、強い嫉妬を感じて苦しくなるのです。

人間はたとえ友達あっても、自分より格下の存在がいると言う状況に対して安心感を覚えるものです。

しかしその安心感が失われるような場面で場面になると、恐怖や不安を感じてしまうのです。

SNSでの自慢が鬱陶しい

今や友達関係を築くにあたって、SNSは必須のツールと言えます。

しかし、SNSによっては、InstagramやFacebookのようにキラキラとした輝かしい日常の1部分を切り取ってアップするSNSもあります。

それらを閲覧していくうちに、「スマホの画面上の生活と違って自分の生活はなんて地味で彩りに乏しいものなんだろう…」と言う憂鬱な気持ちになることがあります。(いわゆる「SNS疲れ」と同じです)

特にキラキラした写真をアップしているのが、実際に自分と関わりのある友達だとなれば、身近な存在と言うだけあって嫉妬心が強くなるのも無理はありません。

SNSで友達とより仲を深めようとした結果が、かえって友達関係が悪化して居心地が悪くなったということを招くのが、SNSが当たり前になった現代ならではの皮肉のように感じます。

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嫉妬心と独占欲でつらくなる友達関係

自分と仲がよい友達だからと言って、その友達が自分以外の友達関係を持つことを禁止したり制限することはできません。

しかし、仲良くなればなるほど、友達が自分から離れて別の人と友達になってしまうような状況に対して強い嫉妬心を抱いてしまい、友達の行動を自分の思い通りにコントロールしたくなるのも、人間ならでは自然な心理と言えます。

「大切な友達だからこそ、親友は自分だけであってほしい」と考えてしまうことも場合によってはあるでしょう。

このように、友達に対する嫉妬心の裏には「友達を独占したい」という独占欲が関わっていることがあります。

独占欲は恋人関係に限ったものではなく、友達関係でも湧き出る欲求であり、友達づきあいをつらくさせてしまう厄介な欲求ものでもあります。

もちろん、「もっと仲良くなりたい」という気持ちそのものは友達作りには欠かせない要素ですが、その気持ちが強くなりすぎてしまい、自分も友達を振り回されてしまうのは、やはり考えものだと言えます。

また、LINEやtwitterなどのSNSの登場により、自分の目の届かない場所での友達の行動や日常生活を監視することも、その気になれば可能な時代になっています。

しかも、裏垢のように表のアカウントと別のアカウントを使い分ければ、友達を詮索していることを隠しつつ友達の人間関係をきっちり把握することもできてしまいます。

SNSの発展により友達関係は便利になった面もあれば、このように嫉妬心や独占欲をより強くさせてしまったという側面もあります。

SNSを使えば、いつでもどこでも友達と繋がれる世の中だからこそ、お互いに適度な距離感を保てる人と友達関係を築くことが、嫉妬に苦しまないためには大事なことだと感じます。

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嫉妬している自分を受け入れて少し気持ちを落ち着かせる

友達に対して嫉妬心を抱き苦しんでいる時に試してほしいのが「自分自身が友達に嫉妬している」ということを受け入れることです。

どういうことかと言うと、友達に対し嫉妬心を開くこと自体、今までの関係を途切れさせしまうネガティブなものだと考えている人が多く

  • 必死に自分が嫉妬していることを受け入れ認めようとしない。
  • 虚勢を張って自分は嫉妬なんかしていないと意固地になってしまう

ことで、友達に八つ当たりをしたり、勝手に敵視して距離を置いてしまうということがよくあおきます。

しかし、嫉妬は人間であれば誰もが持っている感情の1つであり、ただひたすらに拒絶したり、抑圧して考考えないようにするのは非常に疲れるものです。

また、抑圧すればするほど、ただ友達の顔を見たり話を聞くということですら「自分が嫉妬心を抱いている」と言う事実をうっすらと感じてしまい、ますます苦しい思いをすることになります。

その苦しい思いを少しでも楽にするためには、シンプルに自分が友達に嫉妬心を抱いていると素直に受け入れることです。

アルコール依存症の治療で、まず初めにするべきこととして「自分はアルコールに依存している)ということを認めるのと同様です。

友達に対する嫉妬心で苦しんでいるのであれば、まずは自分が嫉妬の感情を持っていることを受け入れる。

そして嫉妬の原因や背景について自分なりに探っていき、原因を解明していくことが嫉妬心を克服するためには大事なのです。

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国立大教育学部卒、専攻は心理学。発達心理学、教育心理学、スポーツ心理学、社会心理学を中心に心理学に関する記事を執筆中。そのほかにも、人間関係やコミュニケーション、性格、スマホ、SNS、ゲームなどのあらゆるテーマを心理学の知識を用いて詳しく、面白い記事を書くことを心がけております。

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