「仕事が忙しすぎる」「上司と合わない」など、仕事が辛いと感じてはいませんか?
仕事が辛いと仕事に対するモチベーションが低くなったり、通勤するのがしんどくなる原因にもなるので、どうにかしたいところです。
実際私も威圧的な上司との関係に悩まされて仕事が辛くなり、退職した経験があります。
今回は、仕事が辛すぎて悩んでいるあなたが、具体的にどのように行動すればいいかをお伝えしていきます。
「仕事が辛い」と悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。
目次
そもそも何で仕事が辛いと感じるの?主な理由は5つ
仕事が辛いと感じる主な理由は5つあります。
- 人間関係
- 社風が合わない
- 仕事内容が合わない
- 残業が多い・休みが少ない
- 産休や育休が取りにくい
上記の理由を見てわかる通り、仕事をしていて辛いと感じるのは、取り巻く環境や仕事があなたに「ストレス」を与えているからです。
ストレスは積極的に物事に取り組めるような作用がある「快ストレス」と、心や体を疲れさせる「不快ストレス」の2種類に分けられます。
「快ストレス」を感じるような職場であれば、熱心に仕事が取り組め充実感を得ながら過ごせます。
しかし、「不快ストレス」が多い職場だと心を疲れさせるため、無理をし続けると心身に悪い影響を与えてしまいます。
特に人間関係が原因で「不快ストレス」を感じている方は多いです。
仕事が辛いと感じているのであれば、自分が気持ちよく仕事ができるような環境にするにはどうすべきかを考えると良いでしょう。
人間関係
「気難しい上司がいる」「派閥などがあって、人間関係が面倒」というのも仕事が辛いと感じさせる理由の1つです。
人間関係にとらわれていると、仕事にも集中できず毎日ストレスばかりを溜めてしまいます。
まずは、精神的にストレスを与えられている相手との距離感を見直して、仕事に支障がない適度な距離感で接してみると気持ちが楽になるでしょう。
社風が合わない
社風が合わないのも仕事が辛いと感じる理由の1つになります。
「仕事ができなくても上司に媚びれば出世できる」「理不尽なことでも、上司が決めたら従わなければいけない」「社長の方針が合わない」などが当てはまります。
自分に合わない社風の会社だと思うように仕事ができず、モヤモヤとした気持ちが溜まっていく一方です。
しかし、社風は自分1人ではどうすることもできません。
社風が合わずに仕事が辛いと感じているなら、まずは転職サイトなどに登録してみて、職種や会社規模など自分に合った職場をリサーチしてみるのも良いです。
転職サイトに登録しておくとおすすめの求人が定期的に送られてくるので、今の会社にだけ囚われず、気持ちに余裕を持って生活することができますよ。
仕事内容が合わない
そもそも仕事内容が自分に合わず、仕事が辛いと悩んでいる方もいます。
「仕事で思うような結果が出ない」「ミスが多い」など、自分に仕事が合っていないと思う原因になります。
仕事が自分に合っていないと思いながら仕事をしていても、向上心や充実感が生まれず、どんどん苦痛になってしまいます。
しかし、仕事内容が合わないのではなく、あなたの経験や知識が不足しているという可能性もあります。
仕事に関する知識をもっと高めたり、仕事をやりやすくするために先輩からアドバイスをもらうなど、あなたが充実感を得ながら仕事できるように行動してみるのもいいでしょう。
残業が多い・休みが少ない
「残業が多い」「休みたいのに休めない」というのも、仕事が辛いと感じる原因になります。
終わらない仕事量が振り分けられ残業が多くなってしまったり、有休が使えないのに休日出勤を求められている方も少なくありません。
仕事に追われていると「何のために仕事をしているのだろう・・・」とストレスばかりが溜まり、情報が詰め込まれすぎて脳の働きを低下させてしまうため仕事にも影響を与えてしまいます。
リラックスできる時間は心の余裕を生み出し、脳の働きをリセットしてくれるためとても重要です。
残業が多く休みがなく仕事が辛いと悩んでいるなら、1日の中で1時間でも瞑想したりリラックスできる時間を取るようにすると気持ちが楽になるかもしれません。
育休や産休が取りにくい
育休や産休が取りにくいのも仕事を続けるのが辛いと思う理由になります。
会社員の場合、労働基準法で産後6週間の育休が定められていますが、会社によっては産休や育休制度があるにも関わらず取りにくい職場もあります。
「産休から戻ると冷ややかな目で見られる」「2人目の妊娠で、もう一回産休とるの?」と言われてしまうなど、会社によってはマタニティハラスメントが当たり前になっていることもあるようです。
就職したのはいいものの、「将来的に結婚したいけど、出産したら辞めることになるかも・・・」など、未婚女性ならなおさら不安になってしまいますよね。
そもそも、あるはずの制度が認められないというのはブラック企業である可能性も高いので、結婚・出産後もずっと働きたいと考えている場合は転職するという選択もあります。
とりあえず転職サイトに登録してみて、女性社員の割合が多い会社や産休・育休取得実績がある会社をリサーチしてみると、どれくらい女性が働きやすい会社の求人があるのかを見ることができるのでおすすめです。
仕事の辛さは仕事でしか克服できない
仕事の辛さは仕事でしか克服することができません。
現状を変えるために自分のスキルアップをするなど、仕事に対するモチベーションを上げるために行動するのも仕事の辛さを克服するきっかけになります。
しかし、どうしても仕事が辛くて辞めようか悩んでいる場合は、辞めてしまう前に転職サイトを利用して転職活動をしてみてください。
とりあえず2社くらの転職サイトに登録しておけば、ピンポイントでおすすめの求人がたくさん送られてきたり、企業からのスカウトが来ます。
仕事が辛いと悩んでいても「いつでも辞められる」という気持ちに余裕を持つことができるため、物事を客観的に見られるようになりますよ。
これからどうすべきかしっかり考えることができるので、転職サイトに登録してみましょう。
→リクルートエージェントの公式サイトはこちら
→dodaの公式サイトはこちら
本当に今の仕事が辛すぎるときは辞める勇気も必要
あなたが今の仕事を辛いと感じている場合、上記で説明したようにまずは辞めてしまう前に転職サイトに登録するのが賢明です。
なぜなら黙っていてもオファーが来るため、しっかりと選別する時間と心の余裕が生まれるからです。
ただし、モラハラやパワハラなどで本当に行きたくない方もいるかと思います。
本当に辛すぎて涙が出るほど仕事に行きたくない場合は、辞めてしまいましょう。
「でもバックれたらお金が出ないかも」「辞めたいですの一言が言えない…」
でもあなたの精神は限界ですよね。
限界なときにこれ以上無理して職場にいても、あなたの次に繋がりません。
どうしても辞めにくいのであれば退職代行サービスを利用しましょう。
あなたの代わりに退職手続きを進めてくれ、しっかりと働いた分のお給料も受け取れるように動いてくれます。
ただし、一点だけ注意してください。
退職代行が動いてくれている間にあなたは次の仕事の目処を見つけておくべきです。
なぜなら次の仕事がない状態というのは非常に精神が不安定(特に一人暮らしなど自立している方)なので、次の職場探しは速やかに行いましょう。
退職代行サービスを利用する4つのメリットと3つのデメリット
もし退職代行を利用したいと考えたなら、まずは退職とはどんなサービスなのかを把握しておく必要があります。
メリットとデメリットをしっかりと理解した上で利用しましょう。
退職代行サービスを利用するメリット
退職代行サービスを利用するメリットは4つあります。
- 自分で上司に伝えずにすむ
- 弁護士に頼むよりも安い料金で頼める
- 会社から嫌がらせで損害賠償請求をされる可能性が低い
- 即日退職ができる
上記を見てわかる通り、あなたが直接関わらずに退職手続きを踏むことができます。
一番の大きな利点は『もう会社と接点を持たなくて良い』ということです。
もちろん退職代行は費用がかかりますが、もしバックれた場合は一銭もお給料が入らない可能性もあります。
約3万円程度の出費で最後のお給料が手に入ると考えるのであれば、明らかに利用してでも退職手続きを済ませた方が良いです。
自分で上司に伝えずにすむ
上司に仕事を辞めたいと自分で伝えずにすむのは、退職代行サービスを利用する大きなメリットです。
「上司からのパワハラが理由で辞めたい」「退職すると伝えれば怒鳴られそう」など、職場の環境によっては上司に言い出せないという方もいるでしょう。
退職願を出しにくい環境の方は、退職代行サービスを利用すれば代わりに退職意思を伝えてくれるのでとても助かりますよ。
弁護士に頼むよりも安い料金で頼める
退職代行サービスなら、弁護士に頼むよりも安い料金で退職代行を依頼することができます。
弁護士の場合、着手金や成功報酬などがプラスされることもあるため、5〜6万ほどが相場となっています。
退職代行サービスであれば3万円程度で利用できる会社が多く、費用をなるべく抑えたいという方でも利用しやすいのでおすすめです。
会社から嫌がらせで損害賠償請求をされる可能性が低い
退職代行サービスを利用すると、代理の人が退職したいと伝えてくれるため、嫌がらせや引き留めるために損害賠償請求するという脅しを受ける可能性が低くなります。
退職することは労働者に認められている権利です。
意図的に会社に損害を与えない限り損害賠償を請求される可能性は低いですが、退職をすることを伝えると引き留めるために、求人に必要となる経費や引き継ぎを行わないことに対して損害賠償請求すると言ってくる会社もあります。
・重大な責任を担う業務に携わっていたのに、引き継ぎがなく会社に大きな不利益が出た。
・高い地位の役職についていた。
上記2つに当てはまる場合は、退職の仕方によって損害賠償請求される可能性が0%ではないので退職の際は注意しましょう。
即日退職ができる
退職代行サービスを利用すれば、即日退職が可能です。
即日退職をする旨を伝えてもらい認められれば、その後あなたが会社に行かなくても済みます。
「もう2度と職場に行きたくない」「できるだけ早く辞めたい」という方には大きなメリットとなります。
精神的に通える状況じゃない方も即日退職できれば、気が楽になりますよね。
退職代行サービスを利用するデメリット
続いて、退職代行サービスを利用するデメリットを3つ紹介します。
- 退職後に元同僚や元上司と付き合いにくくなる
- 法律に関わる業務は頼めない(退職の意思を伝えることのみ)
- 悪質な退職代行サービスもある
上記を見てもわかるように、退職代行サービスにはメリットだけでなくデメリットもあります。
退職代行サービスに良いイメージを持っていない上司や同僚も多いため、利用して退職すると元同僚や上司と付き合いにくくなってしまうのは大きなデメリットです。
退職代行サービスは、仕事が辛すぎて「二度と職場に行きたくない」「上司や同僚と関わりたくない」という方が利用するのに向いています。
退職後に元同僚や元上司と付き合いにくくなる
退職代行サービスを利用すると、一緒に働いていた同僚や上司も驚くため、退職後に付き合いにくくなります。
また、先ほども説明したように退職代行サービスへ良い印象を持っていない方も多いため、職場で仲が良かった方とも連絡が取りにくくなってしまうことを覚えておきましょう。
しかし、上司からのパワハラや同僚からのいじめによって仕事が辛いと悩んでいる場合、その後の付き合いなどを考えなくても良いので、思い切って利用することをおすすめします。
法律に関わる業務は頼めない(退職の意思を伝えることのみ)
退職代行サービスは、弁護士に退職代行を頼むわけではないので、法律に関わる業務は頼めません。
退職代行サービスに頼めるのは、「退職をしたい」「有休を消費してから退職したい」「退職金を受け取りたい」などの「あなたの意思を伝えることのみ」です。
例えば、弁護士に退職代行を頼めば、もしも会社から損害賠償を請求されても安心して対処してもらえます。
しかし、退職代行サービスの場合は、損害賠償まではサポートすることができないので、もし問題が起こった場合は弁護士を見つけて対処してもらうことになります。
悪質な退職代行サービスもある
退職代行サービスを行っている業者の中には、悪質なところもあるため注意して選ぶ必要があります。
- 退職代行サービスの担当者が話が下手で退職できない。
- 退職できないのに料金を支払わされた。
- 追加料金やオプションが多く、総額で高い費用を払わされた。
上記のように、「頼りない担当者がいる退職代行サービスに仕事を頼んでしまった」「満足した結果が得られないのに支払いをさせられた」「高額な費用を請求された」という経験をした方も少なくありません。
特に退職代行サービスを利用したのに退職が承認されないと、利用した手前出社しにくくなってしまいますよね。
サポート面や費用面でも安心して頼めるような業者かどうかを、しっかりチェックしてから利用するようにしましょう。
退職代行サービスを利用するメリットとデメリットを紹介してきましたが、全てを踏まえた上で退職代行サービスをおすすめしたい人は以下の通りです。
退職代行サービスがおすすめの人
- 職場が合わなかった方
- 上司からのパワハラや、同僚からのいじめによって仕事を辞めたい方
- 会社に2度と行きたくない方
- 自分から辞めると言っても承諾してもらえない方
上記のような理由で退職できずに悩んでいる方は、退職代行サービスを利用するといいでしょう。
最終手段である出社拒否をせずに退職でき、最後の給料を支払ってもらえるなど、「どうしても職場に行きたくない」「辞めたいのに辞めさせてくれない」と悩んでいる方にとってメリットが多くなっています。
先ほども説明したように、「ずさんな仕事をする」「最終的に高額料金を請求する」ような悪徳業者もあるので、利用する退職代行サービス選びには注意が必要です。
次章では、安心して退職のサポートをしてもらえる、退職代行サービスを選ぶ4つのポイントを紹介していきます。
退職代行サービスを選ぶ4つのポイント
退職代行サービスを選ぶポイントは以下の4つです。
- 弁護士が業務を指導しているかどうか
- 無料相談の有無
- 追加料金などの有無
- 全額返金保証の有無
「退職代行サービス」でネット検索すると、退職代行サービスを行っている業者がたくさんあることがわかります。
しかし、中には悪徳業者も存在しているので、上記4つのポイントを確認して安心して利用できるか見極めることが重要です。
特に無料相談があると不安な点や気になる点を気軽に聞くことができ、他の退職代行サービスとサービス内容が比較しやすいですよ。
あなたが安心して頼める退職代行サービスを選ぶために、興味がある退職代行サービスをリサーチしてみると良いでしょう。
弁護士が業務を指導している退職代行を選ぶ
退職代行サービスを選ぶときは、弁護士が業務を指導しているかどうかを確認しましょう。
先ほどメリットでも述べたように、退職代行サービスは弁護士資格を持っていない方が業務を行っています。
最近、退職代行サービスは「非弁行為」に当てはまらないかが、問題視されています。
弁護士が業務を指導している退職代行サービスであれば、不法行為に当たらないように業務を行っているので安心して利用できます。
また、費用は退職代行サービスに比べると高くなりますが、弁護士が退職代行を請け負っている弁護士事務所もありますよ。
無料相談できるところで選ぶ
退職代行サービスを選ぶときは、無料相談ができるところを選ぶようにしましょう。
相談料が無料だと気になることや不安な点を気軽に聞けるため、サービス内容などに納得した上で退職代行サービスを利用できます。
また、LINEやメールで相談を受けている退職代行サービスもあるので、電話が苦手という方でも費用面や保証・サポート内容などをしっかりリサーチできますよ。
追加料金がないとことを選ぶ
何かある度に追加料金が発生する悪質業者もいるので、退職代行サービスを選ぶときは追加料金がないところを選びましょう。
利用料金が安くても追加料金が発生する場合、気づいたら高額な費用を支払うことになっていたというケースもあります。
追加料金がない一律料金など、わかりやすい料金表示の退職代行サービスなら利用していて安心ですよ。
全額返金保証がある退職代行サービスを選ぶ
退職代行を利用して退職できなかったときに、全額を返金してもらえる保証がある退職代行サービスを選びましょう。
詐欺を行っている退職代行サービスの可能性もあるため、退職に失敗したときの全額返金保証の有無はとても重要なポイントです。
しっかりサービスが受けられる退職代行サービスを選ぶためにも、全額返金保証が付いているかを事前にリサーチしてください。
上記で退職代行サービスを選ぶポイントを紹介してきましたが、「自分で複数の退職代行サービスをリサーチして比較するのが面倒」という方もいるでしょう。
3つの選ぶポイントを踏まえた上で、信頼できる退職代行サービスを選びましょう。
辛い毎日とさよならして、充実した日々を手に入れよう!
今回は、「仕事が辛い」と悩んでいる方の理由や対策について紹介してきました。
仕事が辛いのに無理して仕事をしているとストレスが溜まってしまい、仕事的にも精神的にもマイナスな事だらけです。
仕事へのモチベーションを見直してみたり、仕事に行きたくないほど辛いなら転職するという選択肢もあります。
現状を変えて充実した日々を手に入れるために、何ができるのかを考えて自ら行動しましょう!