どうして浮気が癖になるのか つい浮気をするのが癖の心理について

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遊ぶ約束があったのに「仕事があるから」と突然キャンセルされてしまったけれど、当日の相手のSNSを見ると、実は仕事ではなく異性の友達と遊んでいた事実が判明し、怒り心頭した…なんていう浮気エピソード持っている人もいようかと思います。

浮気をするのは現実世界の相手だけに限らず、二次元やバーチャルの世界の嫁(or旦那)でもあるのが、如何にも現代の日本らしいと思います。

ギャルゲーでもフラグをへし折って他の女の子と遊ぶ選択肢を選べる事を想定して作っているシーンもあり、恋愛において浮気は切っても切れない物だなぁと感じる事もあります

…それはさておき、現実世界における浮気の場合、浮気がバレると結婚している相手なら離婚が、恋人同士なら破局という悲しい結末が待っています。

浮気の理由は

  • 仕事や日々のストレス
  • もっといい相手がいた
  • つい出来心で

…など様々ありますが、心理学から見て考えられるのが「自己拡大」「ハネムーン効果」「ハングオーバー効果」からくる浮気です

今回はそれらの知識を交えた浮気の心理についてお話いたします。

自己拡大とは

自己拡大とは、今まで知らなかった自分の姿や情報を知ることを指す言葉です。

人間は既に自分が知っている情報よりも、自分の知らない自分に関する情報を知った時の方が満足感や充実感を得る傾向があります。

いつも可愛いねと言われている人からすれば可愛いというのは当たり前の事であり、言われてもさほど嬉しくない。

しかし、「笑顔が素敵だね」「育ちがいいね」「ハツラツとしていてこっちも元気が出るよ」などの、普段聞けないような褒め言葉を聞いたときに、つい言った相手に対して意識したり、自分の知らない一面に気づけた事に対して嬉しさを感じる……これが自己拡大なのです。

「浮気が楽しい」という心理と自己拡大

自己拡大を浮気に当てはめて見ると、

  • 恋人からの好意 : いつもの好意なので新鮮味がなく満足感も低い。
  • 浮気相手からの好意 : 恋人からは得られない好意が多く、新鮮味があり満足感も高い。

となります。

いつも合っている恋人とは違い、浮気相手の反応は今まで自分が知らなかった自分の魅力や長所を教えてくれるので「浮気相手といると新しい自分の一面に気付ける」と感じて満足感を得ます。

浮気相手の目の付け所がよければ、恋人以上に自分の長所をよく見ていいコメントをくれたり、恋人となら経験できない体験をすることもできるので、普段よりも充実感を得やすく、より楽しさを感じてしまうのです。

また、浮気をするにはまず恋人が必要。そして恋人がいない状態だと、浮気は浮気として成立しないという性質上、浮気という行為そのものもが、ある種新しい自分の一面を見つけ続ける自分探しの旅のように、求めればキリがない旅のようだと感じます。

なお、自己拡大で満足感を得るのは、浮気の他にも

  • 性格診断をして自分が知らない自分の裏の性格を知る
  • 適職診断をして自分の隠れた才能を生かした仕事の存在を知る
  • 星座占いや血液型占いなどの占いで、自分の本当の姿を知る

などでも、同様に満足感を得ることがあります。

占いだけを見ても、夢占い、動物占い、手相、人相、タロット、風水など実に多種多様な占いがあり、その占いの数だけ「自分が知らない本当の自分に出会えるかもしれない」という欲求が刺激されます。

しかし、何度も自分の性格診断や占い通じて自分探しをしても、結局時間とお金の無駄使いになったり、理想の自分に出会えず落胆する人も少なくありません。

診断中は確かに充実感を得るものですが、その充実感は長続きせず、しばらくすると「自分には自分の知らない一面がまだあるのでは?」という考えに陥り、性格診断や占いにのめり込んでしまうのです。

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新しい相手との浮気が楽しいのは「ハネムーン効果」

浮気をするのが楽しくて癖になっている人によくあるのが「新しい相手と浮気をしていると、なんだか付き合い始めた頃の楽しさを感じる」というケースです。

確かに告白が成功して付き合い始めた頃はまさに有頂天で、どんな些細な思い出あっても補正が効いて、さぞかし充実した恋愛を楽しめいてたことでしょう。

このような現象は、新しい環境に身を置くと充実感を感じるという「ハネムーン効果」が当てはまります。

ハネムーン効果とは新しい環境に身を置くと、今まで以上にモチベーションや満足感が高まる現象のことで、浮気という今までの相手から離れて新しい相手との関係を持つことで、大きな充実感を得やすいのです。浮気が社会的に誰もから認められる行為ではないことは言うまでもありませんが…)

新たな相手が恋しくなるの「ハングオーバー効果」のせい

しかし、ハネムーン効果はずっと続くわけではありません。

付き合い始めた頃は充実していても、次第にほとぼりがさめて倦怠期になったり、マンネリを感じて相手と別れたり、また別の人と浮気をしてしまうことがあります。

このように時間の経過に伴って新しい環境での満足感が減少することをハングオーバー効果といい、ハネムーン効果とセットで語られる言葉です。

「ハングオーバー(hangover)」は日本語に訳すと「二日酔い」の意味であり、ハネムーン中の浮かれた気分の疲れを感じたり、酔いが回って不調を感じてしまうことが語源だと言われています。

以上のことから恋愛において

  • 浮気の場面はハネムーン効果
  • 倦怠期の場面はハングオーバー効果

が作用していると考えることができます。

なお、退屈な状況を脱して新しい環境へと移って充実感を得たいという心理は、

  • 仕事なら転職してより待遇のいい職場で働きたい
  • 進学なら自分を知っている人がいない学校に行ってデビューしたい

という前向きな気持ちを生み出すものでもあり、一概に否定することはできません。

しかし、浮気の場合は自分一人の問題では済まず、相手を傷つけたり自分の信用を損なう行動だと見られてしまうことがあります。

また、結婚していたり家庭を持っている場合での浮気なら、慰謝料請求や親権の譲渡など、また別の問題も発生します。

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適度に生活に変化を入れることも浮気予防には効果的

付き合いが長くなるとマンネリを感じて浮気をしてしまうもの。

であれば、浮気を防ぐためには普段とは違う相手のいいところを発見して褒める、表情やコメントのボキャブラリーを増やして、日々の生活にちょっとした変化を入れてみる事が大事です。

とくに、付き合いが長くなると「以心伝心」のように言葉で言わなくともわかってくれるに違いない、という期待が生まれることから、付き合い始めた当初よりも口数が減ってしまったことで、マンネリを感じてしまうこともあります。

もちろん、以心伝心の中は素晴らしいものですが、やはり自分の思っている事は素直に口にしてちゃんと相手に伝えることで、ひょっとしたら浮気相手ではなく自分の言った言葉がきっかけで相手が自己拡大でき、マンネリを解消できるかもしれません。

浮気癖のある人を見抜くには恋愛以外にも注目する

すぐに浮気に走りたがる人は、恋愛関係だけでなく普段の生活でも

  • なにかと集中力が続かずすぐ他のことに目移りしてしまう。
  • 人間関係をコロコロと変えており、人付き合いの変化が激しい。
  • 誰かを楽しませるという気持ちが乏しく、自分を楽しませてくれることばかり考えている。
  • 自分への理想が高すぎて、現実の自分とのギャップが激しい。
  • 仕事を転々としていて、年齢相応の落ち着きがない。

などの飽きっぽい行動や、気分の移り変わりの激しい行動がよく見られるものです。

もちろん、人によってはマンネリになってもそこまで気にしないタイプの人もいますし、マンネリを感じてもすぐに浮気に走る不埒な人間ばかりではありません。

もしも付き合おうと考えている人がいる場合は、事前に上にあげた浮気癖に繋がるような行動を普段からしていないかについて、一緒に確かめておくのが効果的です。

国立大教育学部卒、専攻は心理学。発達心理学、教育心理学、スポーツ心理学、社会心理学を中心に心理学に関する記事を執筆中。そのほかにも、人間関係やコミュニケーション、性格、スマホ、SNS、ゲームなどのあらゆるテーマを心理学の知識を用いて詳しく、面白い記事を書くことを心がけております。

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