「職場に気が合わない人がいてイライラする」
「彼氏とこのまま付き合っても先はあるのかな…」
など、あなたも仕事や恋愛の悩みを抱えていませんか?
悩みや愚痴はほかの人に話を聞いてもらうと気持ちが楽になりますが「誰に話を聞いてもらえば良いのかわからない」という人も多いでしょう。
本記事では「誰かに話を聞いてほしい!」気持ちを満たすために、仕事と恋愛の最適な相談相手をご紹介します。
さらに、話し相手がいないときの対処法も解説するので「人付き合いが苦手で相談相手がいないんだけど…」という人も、本記事を読めば解決しますよ。
ほかの人に仕事や恋愛の悩みを聞いてもらって、心の負担を減らしましょう。
目次
女性はなぜ、誰かに話を聞いてほしいのか?
まずは、女性が誰かに話を聞いてほしいと強く願う理由からみていきましょう。理由は主に3つあります。
- イライラやストレスを解消したい
- ほかの人に共感してもらいたい
- 自分の感情を整理したい
では、ひとつずつ解説していきます。
イライラやストレスを解消したい
人間は悩みや愚痴を溜め込むと、イライラする気持ちが抑えられなかったり、ストレスが溜まります。
女性はほかの人に話を聞いてもらって、イライラやストレスを解消したい気持ちが強く出るのです。
ほかの人に共感してもらいたい
人間は自分の感情に同調してもらえると安心感を得る傾向があります。
誰かに自分の話を聞いて共感してもらうことで「自分は間違ったことを言っていないんだ」と安心することができるのです。
共感してもらえると、不安やイライラしていた気持ちも抑えることができます。
自分の感情を整理したい
自分の頭の中だけでずっと悩みの原因を考えていると、脳が混乱状態になってしまいます。
ほかの人に話すことで自分の感情の整理ができ、この先どうしたいのかを自分自身で気づくことができるのです。
【悩み別】話を聞いてほしいときの相談相手
では、実際に誰に話を聞いてもらった方が良いのかを解説していきましょう!仕事と恋愛に分けて最適な相談相手をご紹介します。
仕事の悩み相談にぴったりな相談相手
仕事の悩みは下記の4人に話すと良いでしょう。
- 友人
- 家族
- パートナー
- 会社の上司・先輩・同僚
友人
あなたの内面を理解している友人は、仕事の相談相手として最適です。
気心しているため話しやすいという理由もありますが、同世代の友人なら同じ悩みを持っている可能性もあります。
同じようなことで悩んでいる人からは共感が得られやすいです。
家族
家族はあなたを心配して、親身になって話をじっくり聞いてくれる可能性も高く、相談相手としておすすめです。
幼い頃から接している家族はあなたの一番の理解者で、プライベートの事情も十分熟知しているため、本心を隠さずに悩みや愚痴をすべてさらけ出せます。
パートナー
家族と同じくプライベート事情を熟知しているパートナーも、話し相手として良いでしょう。
また、男性の脳は理論的なため、感情的にならずにアドバイスや解決策を出してくれることも多いです。
会社の上司・先輩・同僚
仕事の悩みなら、会社の上司・先輩・同僚に話す選択肢もあります。会社の社風や職場の雰囲気をよく理解しているため、仕事の話が進みやすいメリットがあります。
過去に同じ悩みを抱えていた経験者もいるので、アドバイスをもらえる可能性も高いです。
恋愛の悩み相談にぴったりな相談相手
では、恋愛の悩みに関しては誰に話すのがおすすめなのかをご紹介します。恋愛は下記の4人に話すと良いでしょう。
- 同性の友人
- 異性の友人
- 家族(特に母親)
- 年配の女性
同性の友人
あなたの恋愛遍歴も知っている同性の友人は、恋愛相談の相手としてもおすすめの人物です。恋愛に関しては、友人と職場環境が違う場合でも話が盛り上がります。
また、女性は恋の感情に共感したい・ヒロインになりたい気持ちが強いため、恋愛話が好きな人が多く面倒臭がらずに聞いてくれる可能性が高いです。
異性の友人
異性の友人は、女性では気づけない男性目線でのアドバイスをくれることが多いです。
あなたが理解できないパートナーの考えも、異性の友人なら同じ男として理解し、解説してくれるでしょう。
家族(特に母親)
自分の母親も、自分の経験談も含めてアドバイスをくれる可能性があります。
あなたが結婚も視野に入れている年齢なら、親族側の意見・既婚経験者としての意見をもらうことも大事なので、一度相談することをおすすめします。
年配の女性
同世代ではなく年配の女性は、母親と同じく経験豊富で、さまざまな視点を持っています。
パートナーのことを客観視して、今後のアドバイスをくれる可能性も高いです。
【注意】話を聞いてほしいだけのときは、話し相手を選ぼう
上記のように仕事・恋愛別で最適な話し相手は異なります。しかし、ただ話を聞いてほしいときなど状況によっては話し相手を選ぶ必要があります。
下記では、話し相手として選ぶときの注意点を解説するので参考にしてください。
女性は相手からの共感を得たい気持ちが強い
女性が話を聞いてほしいときは、意見やアドバイスをもらうより、ただただ話を聞いて共感が得たいだけという人も多いです。
しかし、話し相手によってはあなたの話の内容から、自分の意見を強く主張することもあるので、自分の悩みや愚痴を相談する相手はきちんと選んだ方が良いでしょう。
パートナーや異性の友人
男性の脳は論理的で話を聞くと解決策を導き出す傾向があります。
感情的で共感を得たい女性と違って、男性はただ話を聞くだけというのは難しいケースが多いです。
パートナーや異性の友人にあなたの悩みなどを相談するときは、アドバイスや解決策が欲しいときに話すと良いでしょう。
会社の上司・先輩・同僚
会社の上司・先輩・同僚は、仕事の悩みなどを相談するのに良い相手です。
しかし、内緒話で相談したつもりなのに、相談内容が社内で漏れていたという可能性もあるので注意する必要があります。
口が軽い相手ではないか、見極めてから相談しましょう。
話し相手がいないときの6つの対処法
誰かに自分の悩みや愚痴を話したくても、友達がいない・家族と疎遠・会社で親しい人がいないケースもあります。
この項目では、話し相手がいないときにできる対処法を6つご紹介します。
- カウンセラーに相談する
- ネットの掲示板やSNSを利用する
- 紙に書き出して文章にする
- カラオケに行く
- 趣味に没頭する
- 習い事を始めてみる
カウンセラーに相談する
カウンセラーは依頼者の抱える悩みや問題を聞くなど、相談支援を行ってくれる人のことです。
相談支援に関してはプロなので、専門的な技術を使います。聞く側としてのスキルが高いことも特徴です。
お金は発生しますが、ほかに相談相手がいないときにおすすめの人物といえます。
キャリアカウンセラー
キャリアカウンセラーは依頼者の個性を見抜き、能力や価値観をもとに依頼者が求める選択や開発を支援する人のことを指します。
依頼者に気づきを与えるプロであるキャリアカウンセラーは、仕事の相談相手として良いです。
具体的なアドバイスや行動指針も示してくれます。
恋愛カウンセラー
プロとして活動している恋愛カウンセラーは、さまざまな相談を受けているためデータが豊富です。
自分の知り合いには相談しづらい特殊な恋愛に関しても、アドバイスをもらえる可能性が高くなります。
また、料金が発生するプロなので、依頼者が恋愛カウンセラーの精神的負担を気にすることなく相談できます。
ネットの掲示板やSNSを利用する
ネットの掲示板やSNSは個人が手軽に使える相談ツールです。さまざまな人が閲覧するので共感してもらえる可能性が高くなります。
匿名で相談することで、個人を特定される心配も少ないです。
しかし、全体的な匿名性が高い分、相談内容に対して誹謗中傷や否定的な意見を言ってくる人もいます。
ネットの掲示板やSNSで自分の愚痴や悩みを投稿するときは、トラブルがあることも念頭に置きましょう。
紙に書き出して文章にする
相談相手がいないときは、思った感情を紙に書き出すこともおすすめです。この行為は「エクスプレッシブ・ライティング(筆記開示)」と呼ばれています。
幸福感が高まる一方、ネガティブな感情が減ることがエクスプレッシブ・ライティングに関する研究結果で発表されているため、効果的な方法のひとつです。
自分の悩みやネガティブな感情を紙に書き出すことで自分の気持ちを視覚的・客観的に理解することできます。
視覚的・客観的に向き合うことで、ネガティブな感情を自分で受け入れることができるようになるのです。
また、相手がいない分、体面を気にすることなく素直に思ったままを書き込めるメリットもあります。
エクスプレッシブ・ライティングは1回最低でも5分間書き続け、1回の時間を20分間にまで伸ばすと良いとされています。
さらに、1日8分間続けることで効果が出るといわれているので、ぜひ試してみましょう。
カラオケに行く
相談相手がいないなら、カラオケに行くこともおすすめです。
カラオケを行うことで、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの分泌量が減少することがわかっています。
歌うことはリラックス作用をもたらし副交感神経が優位になるので、ストレスの解消にもつながります。
歌の上手い・下手に関わらず楽しんで歌いましょう。
趣味に没頭する
あなたの興味がある・心がワクワクする趣味に没頭することもおすすめです。
クリエイティブな趣味なら、ポジティブな感情を引き出しながら技術も向上します。
また、同じ趣味を持つ人たちと交流することで、楽しさや共感も生まれ相手との会話も弾みやすいです。
自分の知らなかった世界が広がる可能性もあります。
習い事を始めてみる
趣味がない人でも習い事など、とにかく何かを始めてみましょう。
今は習い事の種類も豊富で、スクールが近くになくても通信教育などですぐに始められることも多いです。
習い事で知識や技術を身につけることで、自分に自信がもてるようになります。
また、資格試験や免許取得につながり、今後の生活においても役立つ日が来る可能性も高いです。
スクールに通えばほかの人と交流することになり、話が合う新しい友達ができるケースもありますよ。
ほかの人に話を聞いてもらうと心に3つの良い効果が生まれる!
ほかの人に話を聞いてもらうことは、精神的な面で良い効果が生まれることも分かっています。
人間は悩みや愚痴を溜め込むと、
- 苦しみ
- 悲しみ
- 憎しみ
- 怒り
- 不満
- 妬み
- 痛み
などの負の感情で、心のバランスが崩れてしまいます。
しかし、誰かに話を聞いてもらうと負の感情が減少し、心のバランスを保つことができるのです。
次の項目で、3つの良い効果をみていきましょう。
- 心が浄化される「カタルシス効果」
- 孤独感から解放される「バディ効果」
- 気づきが生まれる「アウェアネス効果」
では、実際にどのような効果なのか、ひとつずつ解説していきます。
心が浄化される「カタルシス効果」
カタルシス効果とは、心の浄化作用のことを指します。心に溜まった負の感情を吐き出すことで気分が楽になる心理現象です。
カタルシス効果によって、ヒステリックな感情を抑えられます。
孤独感から解放される「バディ効果」
ほかの人に自分の感情を話して、仲間意識が芽生えることをバディ効果といいます。
誰にも言ってなかったこと、理解されなかったことを話して共感が得られると、孤独感から解放される効果があります。
バディ効果によって自分は一人ではないと感じ、心が温かさを感じるのです。
気づきが生まれる「アウェアネス効果」
ほか人に話すことで自分自身の気持ちに気づくことを、アウェアネス効果といいます。
悩みや愚痴を口に出すことで、自分自身の気持ちに気づいたり整理できたりする作用で、今まで見えてなかったものが見えてくる効果があります。
アウェアネス効果によって、自分の気持ちを理解することができ、前に進むことができるようになります。
つまり、カタルシス効果・バディ効果・アウェアネス効果は、女性が強く願う下記の3つを満たす作用があるのです。
- イライラやストレスを解消したい
- ほかの人に共感してもらいたい
- 自分の感情を整理したい
そのため、女性が「誰かに話を聞いてほしい」と強く思う気持ちが出るのは自然な流れといえます。
話を聞いてほしいときは相手を選んで相談しよう
誰かに話を聞いてもらうと心に良い作用をもたらすので、ほかの人に愚痴を吐いたり悩み相談することはおすすめの行動です。
また、話を聞いてほしいときは相手を選ぶと、共感を得られ心が軽くなります。他人だからこその視点でアドバイスや解決策をもらうことも期待できます。
ただし「解決策やアドバイスはいらない!ただ話を聞いてほしい」という人は、男性に相談するときは注意が必要です。
友人・パートナー・家族・会社の仲間など最適な人に話を聞いてもらって、自分自身を負の感情から解放してあげましょう。