「職場の同僚と上手くコミュニケーションが取れない」
「上司からの期待が大きすぎてプレッシャーを感じている」
社会人になって働き始めると、職場の人間関係が嫌で仕事に行きたくないという悩みが出てきますよね。
実は私も職場の人間関係で悩んでいた一人です。
辛いと思っていてもなかなか現状が改善されないし自分の意見も言えない性格なので、朝起きても仕事に行きたくないと考えてしまって体が動かないといった症状が出たこともあります。
しかしあるとき、実は自分のコミュニケーション力をつけて考え方を見直すだけで仕事に対して前向きな気持ちになれて、人間関係も苦に感じなくなることに気が付きました。
上司との関係が悪く、同じ部署の人とも仲がいいわけではありませんでしたが、今現在、私は悩みを抱えていたときと同じ職場で良好な人間関係を築けています。
本記事では、仕事に行きたくないほど職場の人間関係に悩んでいた私が現状から抜け出せた4つの改善方法をご紹介します。
行動することで人間関係は良い方向に向かいますし、辛い気持ちも軽減されます。
仕事に行きたくないと感じているあなたが辛い気持ちから解放されて、人間関係が上手くいくようにサポートができたら幸いです。
目次
「人間関係が辛くて仕事に行きたくない」と感じる4つの原因
そもそも「人間関係が辛くて仕事に行きたくない」と感じる理由には4つの原因が関係しています。
- 上司からパワハラを受けている
- 相性が合わない同僚がいる
- 社風が合わずついていけない
- 仕事が上手くいっていない
1つ1つの原因について詳しく解説していきます。
上司からパワハラを受けている
職場の上司からパワハラを受けていると、肉体的・精神的に苦痛を感じるので、仕事に行きたくなくなってしまいます。
パワハラの内容は、暴行・暴言・過大な要求などさまざまですが、理不尽な扱いをされていると感じたら、パワハラを疑いましょう。
・営業でノルマが課せられていて、絶対に達成不可能な数字を設定される
・自分の意見を上司に伝えただけで暴言を浴びせられる など
程度は違えど、上司の言動によってあなたが不快な思いをしている状態が続くと仕事に行きたくないと感じます。
ストレスが蓄積すると、肉体的・精神的にも悪影響が出やすくなるので注意しましょう。
職場環境の悪化にもつながる。
相性が合わない同僚がいる
職場に相性が合わない同僚がいて、人間関係が上手くいかないと悩んでいる人もいます。
一緒に働く同僚から無視をされる・仲間外れにされるなどの嫌がらせが続くと精神的苦痛を感じます。
相性が合わない相手と仕事を一緒に行うということは、自分が我慢したり意見を言いにくい環境になるので、強いストレスになりやすいです。
社風が合わずついていけない
企業によって異なる社風があり、方針についていけないと感じることが原因になる場合もあります。
例えば、常にオフィスの中で話し声が飛び交っていたり、1週間のうちに3回以上飲み会があるなどさまざまなケースがあります。
会社の飲み会に無理矢理付き合ってストレスが溜まり、プライベートの時間も少なくなるなど、私生活にも影響が出ると、仕事に行きたくないと感じやすいです。
仕事が上手くいっていない
仕事を頑張っているのにミスが増えてしまったり、業務内容が自分に合っていない状態だと仕事が上手くいかないと感じて辛くなります。
頑張って努力してもなかなか状況が改善されないと仕事に行くことが億劫になり、朝起きても仕事に行きたくないという気持ちが芽生えやすくなります。
根本的な仕事のやり方を見直してみるか上司に相談して業務内容を変更してもらうなどの解決法を試すと、自分に合った業務を効率よくこなせるきっかけになるでしょう。
仕事の辛い人間関係を改善する4つの方法
仕事の辛い人間関係を改善したいなら、考え方を変えたり行動に移すことが大切です。
改善する方法は主に4つあります。
- 他人と比べず自分の目標に向けて努力する
- 自分自身の考え方を変える
- 程よい距離感を保つ
- 仕事への熱意を見せる
苦手だと感じている相手の考え方や性格を理解しようとすることは非常に難しいので、自分の考え方を変換したり、上手な付き合い方をしていくべきです。
以下では、詳しい改善方法をご紹介します。
他人と比べず自分の目標に向けて努力する
仕事について、つい他の同僚と自分を比べて劣等感を抱いてしまう人も多いですが、まず他人と比べるという考えは捨てましょう。
他人に劣等感を抱く人ほどプライドが高い傾向があり、努力しなければと自分で自分を追い込んでしまいがちです。
他人を目標にするのではなく、自分の目標を設定して無理のない範囲で仕事を頑張れば良いので、あなたのペースで努力していきましょう。
自分自身の考え方を変える
人間関係は相手が変わってくれなければ改善しないと思いがちですが、実は自分自身の考え方を変えることで改善できるケースも多いです。
「ミラーの法則」を利用し、相手にとって自分はどう映っているのかを客観的に判断しましょう。
「ミラーの法則」とは、あなたの身の回り人や起きた出来事は、あなた自身を映し出しているというという認識で客観的に物事を見てみるという方法です。
視点を変えることで、あなた自身が気づいていない重要なことを知るきっかけになります。
自分の気持ちや考えで状況を見るだけではなく、一旦自分が相手に対して人間関係が悪化するような言動をしていないかを振り返ってみましょう。
程よい距離感を保つ
苦手な人とは、程よい距離感を保って接すると辛い気持ちが軽減されます。
上司や同僚などに高頻度で飲み会に誘われて毎回断らずにいるなど、人間関係を意識して行動しすぎると負担になってしまうので、人付き合いを上手く調整する必要があります。
断れない性格だと、周りのあなたに対する言動がエスカレートしやすいので要注意。嫌なときは断る勇気を持つことも大切になります。
仕事とプライベートは別という意志をしっかり見せて、自分が休息できる時間を作っていけるとベストです。
仕事への熱意を見せる
程よい距離感を保つことと平行して、仕事への熱意を見せることも大切です。仕事を頑張っている人に悪い印象は抱きません。
付き合いも悪いし仕事への熱意も見られないとなると周りからの印象が悪くなるので注意しましょう。
特に仕事を行う上でのコミュニケーションはしっかり取り、円滑に仕事を進められるように質問したり相談したりしながら行っていくことをおすすめします。
仕事に行きたくない状態が続く人がとるべき3つの行動
上記でご紹介した方法を試しても仕事に行きたくない状態が続くなら、具体的な行動を起こす必要があります。
- 会社を休む
- 信頼できる人に悩みを打ち明ける
- 職場の人間関係をリセットする
上記3つについて詳しく見ていきましょう。
会社を休む
仕事に行きたくなくて辛いというときは、思い切って会社を休むことも大切です。
一時的に苦しみから解放されるので、休息を取れて前向きな気持ちになれる可能性もあります。
ただし、体調不良が原因でない場合、急に会社を休んだりズルズル休んでしまうと迷惑になり、人間関係悪化にもつながってしまいます。
休みを取るときは、体や心が疲れ切ってしまう前に会社を休む日を決めて伝えておくのがベストです。
信頼できる人に悩みを打ち明ける
自分だけ悩みを抱えているのも辛いので、周りの信頼できる人に相談することも大切です。
職場の人間関係の悩みは、社内で信頼できる人と親しい友人の2人に相談するのをおすすめします。
・社内で信頼できる人⇒社内の人間関係が分かり解決に向けて具体的な相談ができる
・親しい友人⇒細かい事情は分からなくても、感情の部分で愚痴を漏らしたり話を聞いてもらうことでストレス発散につながる
異なる立場の人に相談することで、根本的な解決とストレス軽減につながります。
職場の人間関係をリセットする
今働いている職場での人間関係をリセットするのもひとつの方法です。
同じ会社で働く場合と、他の会社にうつるかどうかで取るべき行動も変わってきます。
今の会社で働く場合は異動できるか相談
今の会社で働いていきたいという意志があるなら、他の部署に異動できないかを会社側に相談しましょう。
部署異動をして人間関係をリセットすれば、仕事に行きたくない気持ちも軽減される可能性が高いです。
ただ単に「部署を異動したい」という言葉だけでは納得しにくいので、次に異動したい部署の名前を挙げて異動したい理由も合わせて相談するといいでしょう。
現状が変わらないなら転職も考える
どうしても現状が変わらないなら今の会社をやめて転職も視野に入れるべきです。
できるだけ円満に退社した方がいいので、自分でやめるのが難しいという人は「退職代行」を利用すると、あなたの代わりに退職手続きを行ってくれます。
「転職エージェント」に登録すると、在職中の期間でもあなたにぴったりの求人を複数見つけてくれるので、転職活動もスムーズです。
限界を感じる前に人間関係改善のために行動しよう
仕事に行きたくないと感じたら、限界を感じる前に今の現状を変えることが大切です。人間関係を改善するために、できることから始めましょう。
仕事に行きたくない気持ちは誰にでもあります。
人間関係が辛い悩みを抱えたまま仕事を続けると肉体的にも精神的にも悪影響が出てくるので、早めに解決しストレスを減らしながらよりよい環境で仕事を続けましょう。