陽キャラの人の特徴 陽キャラが合わない・うざいと思う理由について

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若い人の間では明るくて社交的、コミュケーション能力が高い人のことを、陰と陽にたとえて「陽キャラ」と呼ぶことがあります。

陽キャラとは明るい(つまり「陽」)のキャラクターの略であり、「陽キャ」と言われる事もあります。

反対に、非社交的でコミュニケーションが苦手な人は陰と陽の陰側のキャラクター。すなわち「陰キャラ(あるいは陰キャ)」と呼ばれます。

陽キャラと呼ばれる人は、持ち前の社交性や行動力から人と仲良くなるのが得意で周囲からの評判も高くなりますが、一方で陽キャラ特有のどんどん距離を詰めてきて仲良くなろうとしてくるコミュニケーションの仕方に苦痛を感じる人もいます。

また、陰キャラの人から見れば陽キャラの人のように賑やかでワイワイと楽しむ雰囲気がどこか苦手で居づらさを感じる事から、陽キャラの人やその特徴を持った人達を嫌う事もあります。

今回はそんな陽キャラに苦手意識を持つ人の特徴について、お話いたします。

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陽キャラの人の特徴

冒頭では陽キャラの人のことを「明るく社交的」「コミュニケーション能力が高い」と説明しましたが、具体的にその特徴を見ていくと

  • 「もっと分かり合おう!」と積極的に仲良くなろうとする。
  • 仲良くなるために自分をさらけ出そうとする。(=自己開示をする)
  • 友達思いで絆や友情を大事する。
  • ノリを大事にしていて人付き合いが上手。
  • 複数の人と楽しめるアウトドアな趣味を持っている

などの特徴があります。

いわゆる体育会系の人やスクールカースト上位の人によく見られる人の特徴とも一致しており、学校だけでなく社会でもその積極性を買われてリーダーを任されたり、リーダーシップを発揮して成果を出していきやすい人と言えます。

しかし、陽キャラはメリットばかりでなく

  • 自分の意見を押し付けがましく言ってしまい迷惑がられる。
  • ノリがただのおふざけや悪ノリになってしまう。
  • 友達と騒ぎ過ぎた結果、周囲の人に騒音などの迷惑をかけてしまう。

といったデメリットもあり、陽キャラになることが必ずしもいいことばかりではありません。

とくに、心理学で言う集団心理(群集心理)のように、陽キャラの人同士で集まると気が大きくなって悪ノリをしてしまう事も多いので注意が必要です。集団心理については以前書いた「人は群れると馬鹿になる「集団心理(群集心理)」で起きる行動の特徴について」で説明していますので、興味があればご覧下さい。

(※もちろん、集団心理は陰キャラ同士の人でも集団になれば起こります。陽キャ・陰キャ関係なく、人は集団になると集団心理に陥るものなのです。)

陽キャラとパリピ、ウェイ系

陽キャラという言葉は、場合によってはパリピ、ウェイ系、ヤンキー(DQN)のように馬鹿にする意味や目的、揶揄する意味で使われることもあります。

パリピは「パーティーピープル(英語の発音でパーリーピーポ)」の略でパーティーを楽しむ人から転じて集団になって騒ぐ人という意味を持つ言葉です。

ウェイ系は大学生のノリで意味もないのに集団になると「ウェ~イ」と言って調子に乗る騒がしい人のことを指す言葉です。

ユングの性格分類から見る陽キャラ

陽キャラの人の特徴を知るための分類として、心理学者ユングが提唱して性格分類をもとに見ていきます。

ユングは、同じく心理学者フロイトの影響を受け、リビドー(性衝動[※1])が自分の外側に向かっている人を外向型、リビドーが自分の内側に向かっている人のことを内向型と呼びました。

また、外向型・内向型ともに思考型・感覚型・感情型・直感型の4つの心の機能があると分類して、合計で8つのタイプに性格を分類しています。

そのことを踏まえて見ると陽キャラの人は、外向・内向で見れば外向型の性格をしている人だと見ることができます。

また、外向型の4つの心の機能について見ていくと

  • 外向型且つ思考型:何事もそつなくこなしていく頭脳と行動力を持った性格。
  • 外向型且つ直感型:チャレンジ精神に溢れていてる性格。
  • 外向型且つ感覚型:一人ではなく周囲の人を巻き込んで生活を満喫する性格。
  • 外向型且つ感情型:周囲の人とと積極的に交流して雰囲気や空気感を大事にする性格

の4種類に分けることができます。

陽キャラの人の特徴は、外向型の中でもとくに人間関係と深く関わりのある感覚型・感情型と思われる人が多いと思います。

明るくて友達との関係や仲の良さを重視するところや、一人で寂しく遊ぶのでは気心の知れた友達と遊ぶことの方がより楽しさを感じることろがまさに、外向型且つ感覚型・感情型の性格によく合致しています。

もちろん、外向型な性格ではないと言ってその人がダメだというわけではありません。

内向型の人でも物事を深く考えることができて、学問や芸術の分野で才能を発揮する人もいますし、仕事においてもコミュニケーションよりも技術で勝負するという人もおり、内向・外向が優劣を決めるものではありません。

※1 なお、さすがに外向型だからといって「リビドーが自分以外の人に向いている…」という表現だと直球すぎるので、自分の興味の対象が自分以外に向いているのか、それとも自分以外の誰かに向いているのかで考えたほうが、陽キャ・陰キャともに失礼のない形になると思います。

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陽キャラが合わない理由

距離を詰めてくるコミュニケーションが合わない

陽キャラの人には、持ち前のコミュニケーション能力の高さを活かして、積極的にコミュニケーションを図ろうとしてくる人がいます。

しかし、そのコミュニケーションの取り方が話しかける相手の反応を無視して、一釜的に距離を詰めてくるような、どこか追い詰めるようなコミュニケーションであるために恐怖感を覚えてしまうことがあります。

もちろん、仲良くなりたいという気持ちであったり、決して悪気があって詰め寄ってくるようなコミュニケーションをしているわけではないことはわかるのですが、いきなりプライベートの話を聞いてくる、もっと分かり合おうとして自分をさらけ出すように迫ってこられて。

人には言いにくい自分の内面をさらけ出すことは自己開示と呼び、「この人なら自分の秘密を言っても安心できる、信用できる人」だと自然に感じれば自己開示する気になるものです。

会って間もないのにどんどん心を開くように暗い過去や黒歴史を話してくる人に違和感を覚えるのと同様に、陽キャラの人がどんどん自分のことを話て距離を詰めてくるコミュニケーションに違和感を覚えるのは自然な事なのです。

また、自己開示は自発的に行われるものであり、心を開くようにと強制するものではありません。

陽キャラの集団に入って感じる居づらさは、「自分の心を開いて語るべきだ」という空気や同調圧力が根底にはあるという見方もできます。

なお、距離感が近すぎる人に感じる違和感については、以前書いた「距離感が近すぎる、すぐ距離をつめてくる人の心理について」で触れていますので、興味があればご覧下さい。

独りよがりな行動に巻き込まれるのが嫌だ

陽キャラの人はとても行動的ですが、その行動が独りよがりのものとなってしまい、自分の気持ちや他の集団に属する人の意見を無視した身勝手な行動になることがあります。

外向型且つ感覚型の性格でも触れたように、自分が楽しむために周囲の人を巻き込む性格は、見方を変えれば自分が満足するために他人を振り回したり、「他の人も自分と同じで楽しんでいるに違いない」という思い込みを生んでしまう原因になります。

誰かと一緒に楽しむのが楽しいという人は、自分の楽しみを優先するあまりに他人の気持ちや事情を軽視したり、誘いに乗らない人をノリが悪い人とレッテルを張ることがあります。

これは陽キャラの人の集団でも同じで、その集団の人が楽しむために集団外の人に迷惑をかけてしまう(夜中に騒ぎた立てて騒音を出す、花見やハロウィン後のゴミ、飲み会後のあと片付けなど…)ために、陽キャラの人が苦手になるのです。

集団になるとうるさくなるので苦手

陽キャラの人はつい集団になると増長して大きな声で笑ったり、奇声を上げることがあります。

楽しい雰囲気なのはわかりますが、単純にうるさい、変な声でびっくりしてしまうことが多い人にとっては陽キャラのノリは苦手に感じるものです。

また、大きな声で話している内容が決して上品なものではなく、下ネタやギャンブルの話、内輪でしかわからないネタや誰かを過度にいじるネタなど、関係のない人からすれば聞くに耐えない内容も多く、「そういう話はもっと静かにしろよ…」というツッコミを心の中でしている人もいます。

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馴れ合いに近いものを感じて距離を置きたくなる

陽キャラの人が持つ仲良く社交的なノリが災いして、本当は注意しなくていはいけないことが起きても「注意したらノリが悪いと言われてしまう…」という不安から、厳しいことを言えず表面的に褒め合うといった馴れ合いに発展することがあります。

馴れ合いの関係は自分への否定意見や疑問視する意見が出ないために非常に安心できる関係ですが、

  • 注意の声が出て来ないので反省できなくなる
  • 悪ノリを招いてしまう(しかし反省はできない)

など、その集団の自浄能力がなくなる原因となります。

仲が良いことばかりが重視される人間関係だと、仲が悪くなるようなことはNGという空気になることは多く、その空気に甘えてわがままをする人が出てしまいます。

  • 本当はいじられキャラが嫌なんだけど、言ったら空気が悪くなるから言えない。
  • 集団内でお金の貸し借りが当たり前になっているけど、そういうのはトラブルのもとになるからやめてほしい…んだけど言えずに、ついお金を貸してしまう。

などの、本当なら指摘しなければいけない誰かのわがままを許してしまうのが馴れ合いの怖さです。

馴れ合いの犠牲者になるのを避けるために、陽キャラの人と一定距離をおくようにしているのです。

「親しき仲にも礼儀あり」ということわざにもあるように、親しいからと言ってその好意に甘えないことは社会生活を営む上では大事なことです。

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自分のプライベートにまで首を突っ込んでくるから

陽キャラの人は相手への関心が強いために

  • 恋人がいるのか
  • 休日は何をしているのか
  • 私服はどんな服を着ているのか

などの、聞く必要性のないプライベートにまで首を突っ込んで来ることがあります。

例え好意や関心があるからという理由でも、いちいちプライベートに首を突っ込まれては、自分の生活を覗かれているような気がして気分が悪くなるのも無理はありません。

ちなみに、人のプライベートに踏み込んだり、プライベートを監視しようとすることは、場合によってはパワハラ、モラハラ、DVになることがあります。

プライベートを覗き込むことは例え好意であっても、相手を支配しようとし、支配・被支配の人間関係になってしまうことがあるので、過剰に踏み入らないことがコミュニケーションにおいては大事なのです。

コミュニケーションと言えば人と距離を近づけることばかりが大事に思われがちですが、踏み込まれたら嫌がる距離には近付かないことも大事ということを、覚えておきたいものです。

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参考書籍

国立大教育学部卒、専攻は心理学。発達心理学、教育心理学、スポーツ心理学、社会心理学を中心に心理学に関する記事を執筆中。そのほかにも、人間関係やコミュニケーション、性格、スマホ、SNS、ゲームなどのあらゆるテーマを心理学の知識を用いて詳しく、面白い記事を書くことを心がけております。

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