陰キャラを脱出して陽キャラになりたい人へのアドバイス

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若者言葉の一種で

  • 「陰キャラ」:暗い性格のキャラ。転じて、学校や部活内で目立たたない人、コミュ障、大人しい、ぼっち…など
  • 「陽キャラ」:明るい性格の。転じて、学校や部活内で発言権があり目立つ人、スクールカースト上位の体育会系、イケメン・美人、ノリがいい…など

という2つの相反する性格を示す言葉があります。一昔前の非リア充(あるいはネト十)とリア充と似たようなニュアンスを持つ言葉とも言えます。

意味を見てもわかるように、陰キャラな性格だと学校や部活で豊かな交友関係を持ちにくく、また、暗い性格が災いしていじめや嫌がらせのターゲットになりやすい存在とも言えます。

とくに、思春期で他人の目を気にする時期ともなれば、暗い性格をしている自分が周囲からどのような目で見られているかを気にすることが多く、「陰キャラを脱出して陽キャラに成り上がりたい!」とイメチェンすることを胸に抱いている人も多いものです。

しかし、脱陰キャラの道は想像以上に険しく途中で挫折したり、仮に陽キャラになっても

  • 「なんか思ってたのと違う」
  • 「こんなはずではなかった…」

と失望してしまい、自分で自分のキャラがわからなくなってしまうこともあります。

今回は、そんな陽キャラになりたいという人へのアドバイスについてお話しいたします。

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「陽キャラになれば全部うまくいく」とは限らない

陽キャラグループに入りたいと言う人に多いのが「陽キャラになりさえすれば、勉強も友達関係も何もかも充実してうまくいくに違いない」と言う、現実離れした淡い期待を抱いていることです。

しかし、その淡い期待は大抵は淡い期待にすぎず、理想と現実のギャップに苦しむ人が少なくありません。

そもそも陰キャラ同士であっても共通の話題いや趣味を通じてコミュニケーション能力を鍛えたり、自分で予復習などをして学力をつければ、陰キャラでありながらも充実した学校生活を送ることが出来るはずです。

脱陰キャラを夢見ている人の中には、そういった地道な苦労をせず「ただ陽キャラグループに入りさえすれば自ずと何もかもうまくいくはず」という他人任せな考え方が目立ちます。

他人任せな考え方だと、たとえ陽キャラのグループに入ったとしても、他の陽キャラグループ内で力を持っている人に振り回されたり、場合によってはいじられキャラのような面倒な役を押し付けられてしまい、グループ内でいいように扱われてしまうことも否めません。

いわゆる「腰巾着」にように、グループ内で強い人の子分にってしまうポジションになり下がり、陰キャラにいた頃よりも辛い思いをしてしまうこともあります。

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陽キャラの楽しみの裏にある準備や苦労を知っておく

今まさに陰キャラの自分に鬱々とした気持ちを感じている人であれば、「陽キャラになればこのような気持ちから解放され日々充実したバラ色のスクールライフを送れる!」と期待を抱いていることもあるでしょう。

しかし、実際に陽キャラグループで活動することは、必ずしもバラ色ばかりではありません。

例えば、陽キャラグループの人が主に活躍する、体育祭や文化祭などの学校行事を楽しむためには、当然ながら事前の準備や話し合いなどの地味な仕事をこなさなければいけません。

地味な仕事もこなさず、ただイベントのおいしいところだけをつまみ食いするような真似をすれば、いくら陽キャラグループであっても言え、非常に自分勝手でわがままで自己中心的なことのため、周囲から反感を買い仲間外れにされるリスクもあります。

「陽キャラの人はいつも楽しんでいてうらやましいなぁ」と感じることはありますが、その一方では楽しむための準備や苦労をしっかりこなしている。そしてその準備があるからこそ、楽しさも増すという事実を知っておくことが大事です。

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陽キャラには陽キャラなりの人間関係の苦労がある事を理解しておく

ことわざの「隣の芝は青い」にもあるように、陰キャラとして陽キャラの人たちの賑やかで和気あいあいとしている様子を見ていると、「自分も陽キャラグループに入って話題の中心になりたい」とか「多少調子に乗っても許される陽キャラポジションが羨ましい」と感じることもあるでしょう。

しかし、陽キャラグループに入ったからといって、いつでも自分の話題を大声で話したり、イキって調子に乗りっぱなしな行動ができるわけではありません。

陽キャラには陽キャラ内での暗黙の了解や立場関係、ルールがあり、それを守ることで仲が保たれているのです。

当然ながら、それらを無視して陽キャラグループに所属したことで有頂天になり、自分勝手な行動を取ろうものなら白い目で見られてしまうのも無理はありません。

また、空気が読めない人だと思われ仲間はずれになり、陽キャラグループどころか陰キャラグループですら居場所を失ってしまうことも否定できません。

人間関係は自分一人では築くことができない以上、いつも「自分が自分が」と自分を全面に押し出していては衝突が起きて喧嘩やトラブルを招いてしまいます。

陰キャラを脱出したい人ほど、自分のことを認めて欲しいという承認欲求が空回りして自分の要求ばかりを相手に押し付けることがあるので、適度に自分の要求を抑えたり、相手の話を聞くことを忘れてはいけません。

とくに陽キャラグループでうまく渡り歩くためには、相手の話をよく聞いたり、話題に共感したり、相手の喜ぶサプライズをするなどの技術は重要なので「自分が自分が」という出しゃばる癖がある人はまずは冷静になることから始めるようにしましょう。

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陰キャラ脱出後は陰キャラをバッシングしない事が大事

陰キャラを脱出後晴れて陽キャラの仲間入りを果たしたとしても、調子に乗って今まで所属していた陰キャラの人たちを小馬鹿にしたり、説教するといった行動を取るのは非常に残念なことです。

そのような行動は

  • 中二病バッシングをするかつて中二病患者だった人。
  • 後輩ができた途端に先輩面をして偉そうに威張り倒す人。
  • 恋人ができた途端にモテない人のこと小馬鹿にして恋愛論を語る人。
  • もともと無気力で意識が低い人だったのに意識高い系になったことで、無気力な人を見下し自分から敵を作ってしまう人。

などの、自分の過去そのものや過去の自分と同じ境遇の人を否定することで、自己肯定感や自尊心を身に付けようとする現象と同じです。

自信満々で自分の過去を否定している裏では、本当は今の状況に不安や恐怖を感じていたり、精神的に不安定で誰かを攻撃せずにはいられないという弱さを抱えているのです。

今まで「陰キャラ」というスクールカーストでも下位のグループであり、散々見下されて嫌な思いをしてきたからこそ、陽キャラという輝かしいグループに憧れるのも無理はないと思います。

しかし、陽キャラグループに所属したからといって、いつまでも陰キャラに対してネチネチとバッシングしている行動は、お世辞にも陽キャラらしいものとは呼べません。

また成り上がったことで調子に乗って上から目線で接する行動は、他の陽キャラグループの人の評判にも関わるので煙たがられる原因になります。

陰キャラから陽キャラになり上がると言うのは簡単なことではありません。

そのため、成り上がりに成功した時に、自分をより魅力的に見せるために陰キャラグループがどれだけレベルの低いものかを周囲に見せつけてアピールするというのも、自分を認めてもらえなかった経験が根強く残っている陰キャラだからこそ、ついしてしまう行動とも言えます。

しかし、その行動はかえって自分の器の小ささを露呈させたり、陰キャラに対して未練があることを周囲に教えてしまうことになるのでしたくても控えるのが賢明です。

また、陰キャラバッシングをしないことは、もしも自分が陽キャラグループでしんどくなったときにスムーズに陰キャラグループに戻れるようになるためにも大事なことです。

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陽キャラ・陰キャラの括りで人を判断しないこと

ここまで陽キャラになりたい人に向けてアドバイスを書き綴ってきましたが、陰キャラと陽キャラのように人間には2種類しかいないという、やや乱暴で幼稚な物の見方にこだわり自分や他人を雑に判断してしまう事は、実にもったいないことだと感じます。

陰キャラ・陽キャラと言う言葉は、心理学で言うところのステレオタイプやレッテルと同じではありますが、すべての人間やそのステレオタイプやレッテル通りに身も心も動いていると言うわけではないではないことは、いくら若い人でもわかるはずでしょう。

例えば陽キャラと呼ばれる人であっても、実はあまりコミュニケーションが得意ではなく恥ずかしがり屋な人もいますし、陰キャラと呼ばれていても自分の趣味や得意なことで才能発揮して、自信満々に活躍している人もいるものです。

もちろん、陰・陽キャラの他にも、

  • 「血液型でO型なら大雑把」とよく言うけど、O型であれば皆大雑把ということではない。
  • 「体育会系なら皆暑苦しい」とよく言うけど、体育会系の中にも比較的大人しい人もいる。

というように、世に溢れるステレオタイプは確かにあるグループに属する人の特徴をよく表してはいますが、その特徴に当てはまる人ばかりではないということは、日常生活の中で無意識に気が付くことだと思います。

脱陰キャラを狙っている人は、陰・陽キャラと言う大雑把な括りで人を判断することそのものやめ、ステレオタイプにとらわれず自分の目で自分や相手をしっかり見れることこそ、本当の意味で陰キャラと言う暗い性格を克服するためには大事なことだと感じます。

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国立大教育学部卒、専攻は心理学。発達心理学、教育心理学、スポーツ心理学、社会心理学を中心に心理学に関する記事を執筆中。そのほかにも、人間関係やコミュニケーション、性格、スマホ、SNS、ゲームなどのあらゆるテーマを心理学の知識を用いて詳しく、面白い記事を書くことを心がけております。

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