本音を正直に話すと泣きたくなる心理について

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自分が今まで腹の底で隠していた本音を打ち明ける場面において、なぜだかよくわからないけど不安な気持ちに襲われたり、急に涙が出てくると言うことで悩んでる人がいます。

今回はこうした本音を正直に話してしまうと泣きたくなってしまう心理についてお話しいたします。

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本音を言うとなぜ泣きたくなるのか

相手に嫌われるような行動を取っていることに耐えられないから

自分の本音を打ち明けると言う事は、内容によっては相手をひどく傷つけてしまったり、せっかく築いた仲を壊してしまう恐れがあります。

例えば、職場の労働環境が悪化し仕事を辞めたいという気持ちを抱くようになったものの、かといって働いている人の中には優しくしてもらったり、お世話になった人もいる。

そういう状況を知っていると、「仕事を辞めたい」と正直に本音を話す事は、今までお世話になった人に対して恩を仇で返しているように感じてしまったり、裏切って自分だけ楽になろうとするわがままな人と思われてしまうのではないか…という、強いストレスを感じてしまうのです。

なお仮に、仕事を辞めることを無事に伝えて退職が決まったとしても、「やっぱり辞めなかった方が良かったのではないか」と後悔したり「自分は周囲の恩や期待にしっかり応えることができなかった」と言う自責の念や両親の呵責にさいなまれ、そのことが泣きたくなるという気持ちにつながっているとも考えることができます。

本音をいうことは自分が相手を否定したり拒絶することを招くおそれがある。当然、相手の方から自分も否定、拒絶されることへおそれがある。こうした否定や拒絶に強く反応してしまうことへ恐怖も、本音を言うと泣きたくなる気持ちの一因であると考えられます。

抑圧していた感情が抑えきれずあふれてくる

普段の生活において、自分の本音出す事は人間関係のいざこざを招いたり、集団の場を見出して他人に迷惑をかけてしまう可能性があるものと考えている人が多いものです。

そして、本音を出して他人に迷惑をかける位であれば、自分さえ我慢すれば良いと考える。本音を言いたい気持ちに駆られても、必死に抑圧して自分一人で抱えようとするものです。

しかし、抱えるといっても限度があり、自分のキャパシティを超えるような精神的な負担や我慢をすると、心身の不調となって体に出てくることがあるので、我慢し続ければいいというものではありません。(例:不眠、情緒不安定、食欲不振など)

本音を出さず、必死に自分の正直な感情を抑圧し続けてきた人からすれば、抑圧を緩め自分の感情を本音として出していく場面において、感情の表出のコントロールが効かず、つい乱暴な口調で本音をズバズバと言ってしまったり、まるでマシンガンのように口から本音が止まらなくなることがあるものです。

何があっても怒らず我慢してきた人が、我慢の限界を迎え堪忍袋の緒が切れた結果、怒りが止まらずマシンガントークになるように、抑圧していた感情を出すときは、まるでダムが結界する可能な感情的な激しさがあるものです。

しかし誰でも、マシンガントークのように本音をズバズバ言うことで自分の感情を出せるわけではありません。人によっては、涙を流したりや怯える表情で訴えるなどの行動や態度と感情出すこともあるのです。

今まで言いたいことを我慢してきたからといって、そのことを言葉で言葉と言う形で誰もが全て表せるわけではありません。人によっては、言葉ではなく涙を流す、泣いてしまうなどの一見すると本音を抑圧していたとことと結びつけにくい態度や行動として、自分の抑えていた感情が溢れ出てしまうのです。

自分の弱みをさらけ出している恐怖を感じるから

本音をさらけ出すと言うのは、人によっては自分の弱みの部分をさらけ出していると感じることがあります。

自分の本音の部分が、例えばネガティブな感情であったり、人には言い難い恥ずかしく醜い感情やドロドロとした重い感情である場合は、それらをそのまま本音として出してしまうと、他人から変な目で見られたり「付き合いづらい人」と言う烙印をされてしまう恐れがあります。

自分の弱点となる部分(本音)を闇雲に見せず、普段は表面を取り繕って、波風を立てず空気を読んで穏やかな生活を享受すると言うのも、人間関係をうまく渡り歩く知恵でもあります。

そういう知恵を実践している人からすれば、あえて自分の弱点(本音)を不特定多数の人にさらす事は、自分で自分を不利な状況に追い込んでいるようなものです。

当然ながら不利な状況に自分を探せば、自分の立場が危うくなり不安や恐怖は大きくなります。そして感じ取った不安に対して、泣きたくなくと言う行動になって現れているのだと考えることができます。

強い罪悪感や自責の念を感じるから

学校や家庭などで、「周囲の期待に応えることが大事で、自分勝手な行動やわがままな態度は慎むべき」であると言う教育を受けてきた人からすれば、「本音出すこと=わがまま、自分勝手」と自然に結びつけてしまいます。

こうした道徳観を身に付けているとからすれば、本音を出してしまう事は今まで自分が守ってきた道徳観やマナーを破るような気がして罪悪感を感じたり、やってはいけないことをやってしまったという自責の念を抱いたり、自分の生き方を自分で否定していると言う自己否定感に襲われて、泣きたくなってしまうのです。

もちろん、自分勝手やわがままを慎むことそのものは美徳であると同時に、人間関係を円滑に進めるための方法の一種でもあります。

しかし、一方で必要な時に自分の意見を言えずに損をしてしまったり、他人のお願いに対して「NO」ときっぱり断りきれない問題点があることも忘れてはいけません。

本音を正直に話すと泣きたくなることとHSP

ささいなことに敏感に反応したり、繊細な気質を持っている人(=HSP)であれば、自分の本音を話すことに強い恐怖を覚えて言葉が震えたり、自分でもよくわからないけど涙が出てしまう…と言う状況に対して、ひょっとしたら何か通ずるものを感じるかもしれません。

HSPの人の特徴の一つとして「罪悪感を感じやすい」ことが挙げられます。

本音をいうことは、見方を変えれば場の空気を無視して自分の意見を主張する行為であり、自らことを荒立てる、周囲よりも自分を優先する身勝手さが、あるというネガティブなイメージが付きまとうものです。

そうしたネガティブなものも全て含め、あらゆる刺激に敏感に反応しやすい気質が、本音を正直に話すと泣きたくなることに繋がっているようにも感じられると同時に、敏感すぎるために周囲からの理解や共感も得られにくく、ますますつらい気持ちを自分一人で抱え込もうとして、苦しさを抱えることを自ら選んでいるようにも感じます。

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