変顔が正直嫌い、うざいと感じる理由

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YouTubeを見ていると、サムネイル画像でやたらと変顔してアピールしている動画をよく見かけます。

また、SNSでも自撮りで撮った自分の顔アプリで加工して、まるでこの世のものと思えないような変顔アップしていい子やイイネやリツイートを稼いでいる光景を見かけます。

変顔は文字通り「変な顔」であるために、友達から面白がられて手っ取り早く人気者になることができる一発芸として、手軽に利用されているように感じます。

ですが、やはり「変な顔」であることに変わりはないため、人によっては不快感を覚えたり、正直うざいなぁ…という悩みを抱えつつも、そのことを打ち明けようものなら周囲から空気が目ない人だとして指摘されてしまう不安を、一人で抱え込んでいる人も多いことでしょう。

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YouTubeの変顔写真にうんざりしたことありませんか?

筆者自身も、YouTubeやSNSはほぼ毎日のように閲覧しているのですが、その中で何度かオーバーリアクションの変顔の写真を見て「正直鬱陶しいなぁ…」と感じた事はよくあります。

変顔サムネは、ただ変顔と言うだけで他のサムネよりも目立つため、YouTubeのようにとにかく検索画面で目を引き、閲覧へとつなげるためにも効果的な写真だといえます。

ネット上で過激なタイトルの記事や見出しにより読者が(良くも悪くも)が食いつくように、YouTubeでもとにかく過激さやインパクトの強さ出すことが動画の再生数アップに直結するのです。

実際にHIKAKINさんをはじめ多くのユーチューバーが変顔サムネにして、検索画面でとにかく他の動画の中でも目を引く工夫を凝らしています。

ですが、自分が興味のある検索キーワードに対して、いきなり全く関係のない変顔が出てくるのは、いきなり驚かされたかのような感覚を覚えて正直うんざりした人は少なくないと思います。

よくも悪くも変顔は目を引くために、人によっては笑いを呼んだり興味を持たせることにつながる一方で、中には嫌悪感や不快感を抱かせてしまう顔といえます。

実際に変顔によっては、まるでなまはげや般若のように、多くの人にとって恐怖感を抱かせてしまうほどインパクトのある顔になってしまうこともあります。

そんなブラクラのような顔が何の脈絡もなくいきなり目に入ってきたことで「この変顔正直うざい!)」とストレートな感想抱くのも無理はないでしょう。

なお、わかる人ならわかると思いますが、過去にネット上で溢れていたブラクラ画像を見るかのような体験をYouTubeやSNSで再び経験するとは…という複雑な気持ちを抱いてしまいます。

ブラクラ画像なら、画像を開く前に「リンク先に移動しますか?」とワンクッションあるのでそれなりに親切設計です。

しかし、YouTubeやSNSではワンクッションもなくスクロールしたらいきなり目に飛び込んでくる点が実に不親切設計。このことがうまく言葉にできない理不尽さや嫌悪感を抱く温床になっているのだとも分析できます。

(一応擁護しておきますが、これだけ人の心を動かす変更ができると言う事は1種の才能だとは感じます。)

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変顔が嫌い、うざいと感じる理由

変顔に感じる嫌悪感やウザさなどの心理について解説していきます。

汚らわしさ、不快感を感じてしまう

他人の顔に対してとやかく言うのは失礼だとは思いますが、やはり変顔には汚らわしさや不快感を感じてしまうことがあるものです。

単刀直入に言うと「きもい」という生理的嫌悪感を抱いてしまうのです。

この生理的嫌悪感は、普段私たちが見ないようにしているものであったり、抑圧している感情が根源であると考えることができます。

ユング心理学でユング心理学の概念である抑圧している負の感情(シャドウ)が変顔によって呼び起こされてしまい、怒りや嫌悪感などの否定的な感情を生んでいると説明できます。

ちなみにですが、「生理的に無理」という言葉は女性特有のものだと思われがちですが、男性でも生理的な嫌悪感を抱くことはあります。(ただし、「生理的に無理」とストレートに言わずに「社会的or常識的にダメ」というような、権威を借りた表現になることが多くなります。)

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馬鹿にされているようで腹が立つ

変顔によっては、他人を小馬鹿にしたようなイラっとさせる顔もあります。

他人を挑発するような顔や見下すような顔は、たとえ自分自身に向けられているものではないとわかっていても、目にするだけでまるで自分が馬鹿にされているかのように感じて腹が立ってしまうのです。

また、変顔は所詮おふざけやネタとしてやっているだけということもあり、ネタに倒してムキになって反応しようものなら、自分が「ネタにムキになるなんて恥ずかしい奴だ」と笑いものにされてしまうこともあります。

このように変顔で感じた怒りをオープンにする事は必ずしも共感を呼べるものではない側面があり、見る度に怒りを感じるものの、その怒りを否定されたり発散できる機会がないと言う辛さがあるのです。

変顔が怖くて軽くトラウマになっている

変顔の中でも例えば

  • 白目をむく
  • ホラー映画のような不気味な顔をする
  • 真っ赤なオーバーレイをかけて、不気味な演出する。

と言うようなホラー寄りの変顔は、たとえサイズの小さな画像であっても心臓に悪いものです。

ましてや、何のクッションもなくいきなり目の前に現れれば、軽くトラウマになってしまうのも無理は無いでしょう。

もちろん、怖さの感じ方には個人差があるために、怖くもなんとも感じない人もいれば、人よりも敏感に怖さを感じとり、辛い思いをしてしまう人もいるものです。(例えばHSPの人とか)

特に男性の間では、「怖がりな性格は男らしくない」「これぐらいでビビるのなんて恥ずかしい」と言うような価値観を持っている人も多いものです

そのような価値観の中で育っている人ほど、変顔でビビッている自分を自覚すると自己嫌悪に陥ってしまいます。

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いじめなどの過去の嫌な経験を想起させる

  • 過去に顔のことが原因で顔のことが原因でいじめのターゲットになった。
  • 自分のことをいじめてきた人の顔や表情が変顔からイメージできてしまう

などの原因で変顔に対して嫌悪感を抱いてしまうことがあります。

もちろん、変顔している本人がいじめているわけでは無い事は頭で理解しているのですが、自分をあざけ笑うような変顔を見てしまうと、昔のいじめが思い出されて島、全く無関係であるはずの変顔をする人に対しても嫌悪感を持つのです。

余談ですが、いじめは一種の楽しさがあり、いじめていくうちにその様子を見てつい邪悪な笑顔を浮かべてしまう…と言うこともあります。

その邪悪な笑顔は変顔と共通している点が多いために、変顔に対する嫌悪感を引き起こしているのだと考えることができます。

自分の顔に対するコンプレックスを感じ取ってしまう

  • 自分の顔が不細工で悩んでいる
  • 鼻や目本、口など顔のパーツにコンプレックスを持っている

などの顔にコンプレックスのある人から見れば、他人の変顔は自分のコンプレックスを想起させるものだと感じてしまいます。

もちろん全く赤の他人の変顔であり、自分の顔を悪く言っているわけではないと頭で理解してわかっていても、うまく割り切って考えることができず、まるで自分の顔のコンプレックスをあざ笑うかのように思えてしまい辛くなるのです。

もちろん、自分の顔のコンプレックスと一緒の笑いのネタとして昇華することでコンプレックスを克服することもできますが、その過程では苦痛や葛藤などの悩みが多く決して楽な道のりではありません。

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変顔に感じる嫌悪感と敵意帰属バイアス

変顔する人は視聴者である自分に対して挑発をしている、小馬鹿にしていると感じてしまう心理には「敵意帰属バイアス」が影響していると考えられます。

敵意帰属バイアスは

他人のあらゆる行動に対して悪意や敵意などの「攻撃する」目的があるのだと解釈してしまう傾向を指す言葉。

であり、変顔を見て感じる嫌悪感やイライラの一因とも説明できます。

もちろん変顔はあくまでも面白おかしくするために会えて表情変えているだけで、攻撃や挑発のような悪意がこもっていると解釈してしまえば、余計なストレスを抱えてしまう原因になるのは無理もありません。

また、変顔に対してやたらと悪意を見つけ出してしまう癖は、普段の生活の中でも他人の些細な行動に対してケチをつけたり文句を言ってしまう…などの、他人に対する攻撃的な態度を生む原因になっているのではないか、という懸念もあります。

もちろん、変顔に対して不快だと思うことそのものは自然だと思いますが、変顔を通して感じる不快感の裏には、自分自身の考え方の癖や偏りが影響しているのではないかと考えて、今一度自分の考え方を客観的に見てみることが大事だと思います。

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国立大教育学部卒、専攻は心理学。発達心理学、教育心理学、スポーツ心理学、社会心理学を中心に心理学に関する記事を執筆中。そのほかにも、人間関係やコミュニケーション、性格、スマホ、SNS、ゲームなどのあらゆるテーマを心理学の知識を用いて詳しく、面白い記事を書くことを心がけております。

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