モラハラが子供に遺伝、連鎖してしまう理由について

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何らかの形でモラハラを振るう人と付き合っている。モラハラちう言葉の定義や概念を知っている人を知っている、過去に親や恋人、友達などの他人からモラハラを振るわれたことがある。

そんな過去がある人からすれば、「自分の子どもも、誰かからモラハラの被害を受けて追いつめられるのでないか」

つまり、自分同様にモラハラの被害者になるのではないかという不安を抱えることがあることでしょう。

もしくは逆に、あなた自身が他人や物にモラハラという手段により不満やモヤモヤを解消するという発散の方法を意図せず行っていたという過去があるとします。

その場合は「もしかしたら自分の子も、誰かにモラハラを振るうのではないか」という、モラハラの加害者になってしまう不安があなたの脳裏に浮かんでいるかもしれません。

要するに「モラハラも親から子供に遺伝してしまうのではないか…?」という不安を、モラハラについて自覚のある人なら抱いてしまうことがあろうかと思います。

今回は、そんなモラハラと遺伝についてお話いたします。

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モラハラは親から子に受け継がれることがある

そもそもが、なんといっても親子。子どもの容姿や体格が親の遺伝子によって形作られるように、モラハラを行う事も、その被害を受けることも、また遺伝するのではないか。そう言われれば、ついつい納得もしてしまうのではないでしょうか。

実際、モラハラをする親と似たような行動を、のちに自らのパートナーに行ってしまう子どもは存在し、否定もできません。虐待が親子間で連鎖するように、モラハラも連鎖しないとは言い切れない現実があります。

しかし子どもの立場から言わせてもらえば、そんな事はありません。実のところ、子どもの立場から見たモラハラは非常につらく苦しいもの。

2004年11月に改正された児童虐待防止法の中において「片方の親がそのパートナーに虐待する姿を見せる行為」そのものが虐待として認められた事からも、それは明らかです。

なのに、なぜモラハラは受け継がれるのでしょう?

受け継がれる原因は先天的なものではなく後天的な環境

子どもは自らがさらされた環境に対して、これに適応するよう学び行動に反映させます。つまり、自らが生きるために環境に適応するために学習し、その内容を元にして成長していきます。

モラハラを行う者は、ただモラハラを行うのではありません。相手より有利に立とうと、善意につけ込み、罪悪感を生み出し、きっかけと理由を作り出します。しかも本来ならば過ぎた話であるべき事を何度も持ち出します。

そして子どもは、その判断が未熟であるがゆえに「作り出された理由」が作り出されたものとは気付きません。モラハラを行う者が「作り出す理由」は、その対象者である大人ですら気付けないのです。子どもに気付けるはずもありません。

ゆえに子どもはモラハラには理由があると納得してしまいます。

家庭にモラハラの図式ができあがると、子どもはこれに適応しようと学びます。モラハラを行う側を強者として、行われる者を弱者として受け取ります。

言うなれば家族内のヒエラルキーや力関係を知識として身に付ける。そして自らを守るために(あるいは行われる者を守ろうとして)モラハラを行う側を肯定し、どうすればうまく家族というひとつの社会の中で世渡りできるのかを子供なりに学習するのです。

この学習体験こそが、のちに子どもがモラハラに至る核となります。

モラハラは先天的なものではなく、後天的な環境による後天的な家庭の状況を見て子供なりに辛い現実の衝撃を和らげるために行った学習の結果なのです。

ただし、その学習した結果が必ずしも、子供自身の幸せを強めるわけではありません。

親同士のモラハラを見て子供がモラハラ行為を学習する

暴力を見せたり、その存在を感じさせたりする事が、子どもの成長にどのような影響をもたらすのかを調べるために、心理学のアルバート・バンデューラは「ボボ人形実験」を行いました。

その実験では人形を用意した上で、

  • ひとつは「人形を大事にする大人の姿を見せた」グループ。
  • ひとつは「人形をいじめる大人の姿を見せた」グループ。

の2つのグループに集めた子どもを分けました。

すると「人形をいじめる大人の姿を見せた」グループの子どもたちは、大人と同じように人形を攻撃し、もう一方の「人形を大事にする大人の姿を見せた」グループの子どもたちは、やはり大人と同じように人形を大事にした、という結果を得ることになりました。

この結果を踏まえて、よりグループを複雑にして別の実験を行いました。

  • ひとつは「人形をいじめる大人の姿を見せた」グループ。
  • ひとつは「人形をいじめる子どもの姿を見せた」グループ
  • ひとつは「攻撃的な映像作品を見せた」グループ。
  • ひとつは「何も見せなかった」グループ。

4つのグループに分けて実験をした結果、人形に対して最も高く強い攻撃性を見せたのは「人形をいじめる大人の姿を見せた」グループでした。

この実験を行った学者は、こうした結果から「地位の高い大人が子どもにとって最も影響を与える『モデル(模範・手本)』になる」と結論づけました。そして、モデルからの学習は日常的な観察によって常に行われている、としています。

子どもが見るモラハラの現場においては、この人形こそがモラハラを受けている人、そして子どもがモデルとしている大人こそがモラハラを行っている張本人である、と言うことができます。

子どもにモラハラを目撃させていることは、すなわち子どもに「誰かが誰かを傷つけ、いじめる事が『良い事』である」と、無言で肯定している事に他なりません。

良い事と受け止めることはなくとも「当然のこと」として受け止めてしまうケースもありえます。

子どもは親のモラハラを見て「誰かを傷つけること」を「良い事」あるいは「当然のこと」として学び続けているのです。

モラハラ家庭の子がモラハラ被害者の親を庇う心理

モラハラ家庭に育った子は、家庭の中で自らの立場や安全を確保するために「モラハラを行う親につく」「モラハラをされている親をかばう」か、という大きな二者択一を迫られています。

前者の「モラハラを行う親につく」は簡単な話です。モラハラによって作り上げられてしまった「家庭のルール」を遵守して、自らの安全のためにモラハラを行う親を全肯定し、モラハラをされている親を恨みます。

また「モラハラをされている親をかばう」には、さらに二つのパターンに分かれます。

  • モラハラを行っている親に何らかの形で立ち向かい反抗するパターン。
  • あえてモラハラをしている親の味方になり煽てていい気分にさせることで、モラハラを受けている親への被害を防ぐというパターンです。

どちらにしても、その年代の子どもが負うにはあまりにも痛ましい不健全かつ壮絶な葛藤に晒されるため、精神的な負担は大きくなります。

そして精神的な負担を解決するためにも、前述したように子どもは解決の方法を最も身近なモデルである親から学び取ろうとします。

モラハラを行うことは精神的な拙さ、未熟ゆえの葛藤の解決方法です。そしてモラハラを受けて我慢することも、やはり葛藤の解決方法であるという側面があります。

子どもは、

  • 加害者としてのモラハラの振る舞い
  • 被害者としてのモラハラの振る舞い

の両方を、親の背中を見て学習し家庭環境に適応していくのです。

ですのでモラハラ家庭の子どもは、モラハラの加害者・被害者のどちらにもなる可能性を秘めていると言えます。

それはまさに遺伝のような先天的な要素ではなく、ただ親が子どもに見せてきた環境と、それを基盤として学んでしまった学習の産物と言えます。

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