「仕事をしなければいけないのにやる気がおきない」
「仕事に行く気力が湧いてこない」
「朝起きても気持ちよく目覚められず、仕事に行ってもやる気が出ない」
なんてことありますよね。
仕事中に無気力な状態になってしまい、うわの空になってしまう原因には、今の職場環境が関係しています。
今回の記事では、仕事中に無気力になってしまう時に考えられる原因と対処法について紹介していきます。
無気力な状態に心当たりがある人・今悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
心をリフレッシュさせて無気力状態から解放されましょう!
仕事中に無気力になってしまう4つの原因
無気力状態になってしまうことで、仕事の業務に支障をきたしてしまいます。
たとえば、
- 期日までに仕事を終わらなせなければいけないのに捗らない
- パソコンを開いてもぼーっとしてしまう
- 朝起きても仕事に行く気が起きない
他のことへのやる気はあるのに仕事の時には上記のようなことが起きて、まるで燃え尽きてしまった人になってしまいます。
仕事で無気力状態になってしまう原因には大きく分けて以下の4つがあります。
- 会社から評価されない
- 自分にプレッシャーをかけている
- 仕事にやりがいを感じられない
- もともとストレスを感じやすい
無気力状態を放置してしまうと心が病んでしまう可能性があります。早めに対処するためにもまずは原因を見つけましょう。
原因がわからないという人は4つの原因を具体的に説明していくので、ぜひ心当たりのある項目がないかチェックしてみてくださいね。
原因1:会社から評価されない
どんなに頑張っても会社から評価されなければ、やる気が起きずに無気力な状態になってしまいます。
例えば私情をはさむ上司と性格が合わなければ、いくら自分の意見を出しても流されてしまったり自分だけ職場で孤立してしまったりします。
そして、評価が変わらなければ給料も上がらないので、徐々に仕事のモチベーションも下がってしまいます。
原因2:自分にプレッシャーをかけている
高い目標を持つことは良いことですが、目標を大きく持ちすぎるとキャパオーバーしてしまって無気力になってしまいます。
キャパオーバーとは、自分の許容量を超えてしまうことを指します。
なぜ目標を大きく持ちすぎるとキャパオーバーしてしまうのかというと、自分の性格や可能な仕事量を考えずに目標を設定して、自然と自分にプレッシャーをかけてしまっているからです。
夢を大きく持つことは良いですが、達成できる程度の小さい目標を少しずつクリアしていく方が失敗せずに、モチベーションを維持することができます。
原因3:やりがいを感じられない
例えば工場勤務などのように、毎日同じ作業をすることで機械的な作業になってしまい、やりがいを感じられなくなってしまいます。
工場勤務ではなくても、上を目指しているのにいくら頑張っても上司から評価されないような職場環境でずっと同じ作業を繰り返している人は、仕事中に無気力状態に陥りやすくなってしまいます。
原因4:もともとストレスを感じやすい
もともとストレスを感じやすい人は「負けず嫌い」「責任感が強い」「自分の気持ちを口に出さない」という性格が多いです。
ストレスを感じやすい性格の人は、仕事において少しでもミスしてしまうと人一倍ストレスを感じてしまう恐れがあります。
無気力状態から脱出する4つの方法
無気力状態をどうにかしたいという人のために、次の無気力状態から脱出する4つの方法を説明します。
- 休暇をとる
- 生活を見直してみる
- リフレッシュできる趣味を見つける
- 転職する
無気力状態のまま仕事をしてもなかなか片付かず、良い成果が得られなくなってしまいます。
楽しく、やりがいを感じながら仕事をするためにも対処法を実践してみましょう。
休暇をとる
休む時間を増やすことで心身共にリラックスすることができます。有給を使って休暇を取りましょう。
無気力状態からリフレッシュするためには1日のみの休暇では足りない可能性があるので出来ればまとまった日数確保しましょう。
休暇をとるときには人間関係を良好に保つためにも、事前に上司と相談して決めるようにしてください。
生活を見直してみる
睡眠時間が短かったり、食事が偏っていたりすると心身の回復ができません。
最低でも毎日7時間程度の睡眠時間を確保してみましょう。
また、食事の栄養バランスが偏ることによって栄養が足りなくなってしまうため、すぐに疲労を感じてしまう体になってしまいます。主食・主菜・副菜をしっかりと食べて健康的な生活をしましょう。
主食・主菜・副菜とは次のような食品の献立を指します。違う栄養素を摂取することができるので、バランスよく食べましょう。
- 主食:ご飯、パン、麺類(エネルギーの源)
- 主菜:肉、魚、卵、大豆製品など(たんぱく質)
- 副菜:野菜、きのこ、海藻など(ビタミン・ミネラル・食物繊維)
不規則な生活を送っていると感じる人は、一度「睡眠時間」や「食事」を見直してみましょう。
リフレッシュできる趣味を見つける
趣味がない人は仕事で疲れても、うまくストレスを発散できません。
スポーツや映画、友達と遊んで気分転換してみましょう。友達と交流して日々の悩みを相談してみることで、もやもやとした仕事への気持ちが少しはスッキリするでしょう。
リフレッシュできる趣味を見つけることでストレス発散することができ、自然と仕事中の無気力状態から抜け出せるきっかけを作ることができます。
オフモードの時には、疲れた心身をしっかりと労ってあげることが大切です。
転職する
仕事でどうしても無気力になってしまう人は新しい職種についたり労働条件を見直したりすることで無気力状態から脱出できる可能性があります。
転職することは勇気のいる行動ですが、今と違う仕事をすることで新しいやりがいを見つけることができます。
そもそも今の職場の環境が悪い可能性もあるため、同じ職種だとしても転職することで働きやすくなることもあります。
転職するときには「残業の有無」「給与体系」「福利厚生」を確認して、今の職場と比較してみましょう。
転職サイトを選ぶ時にはなんとなく有名な転職サイトを選びがちですが、適当に選んでしまうことであなたにぴったりの求人が見つからず、なかなか転職できない状況になってしまいます。
適当に転職サイトを選ぶと「同じ求人ばかりくる」「国内の転勤が多い求人ばかり」などといったこともあるので注意しましょう。
転職サイトを選ぶ時のポイントは次の通りです。
- どんな職種に就きたいのか明確にする
- どの地域で働きたいのか決める
- キャリアコンサルタントが優良か
まずはどんな職種に就きたいのか・どの地域で働きたいのか決めておくことで転職サイトを絞りやすくなります。転職サイトには強い職種・弱い職種や求人が多い地域・少ない地域があります。
例えば「看護師」になりたいのであれば、看護系の転職サイトを使うことで良い求人を出会える可能性が高まります。
また、地域ごとに転職サイトが開設されていることがあるので地方転職に強みがある転職サイトをチェックすることも大切です。
あなたの相談にしっかりと乗ってくれて、志望する業界に精通しているキャリアコンサルタントがいる転職サイトだと良い仕事にめぐり会える可能性が高まります。
転職を考えている人のために、おすすめの転職サイトを3つ紹介します。
doda
「doda」は利用満足度90%という高満足な国内最大級の転職サイトです。規模の大きい転職サイトは求人数が多いというメリットがあります。
dodaのメリット
- 求人数が多い
- 地方転職に強みがある
- 面接対策や書類添削などのサポートがある
キャリアコンサルタントは面接対策や書類添削などのサポートだけではなく、メンタルのサポートをしてくれます。
落ち込んでいてもケアをしてくれる優しいキャリアコンサルタントがついているのでしっかりと転職活動をすることができます。
マイナビ転職
「マイナビ転職」も求人数が多く、新卒向けの就活サイトも扱っていることから就職に関しての知識に強みがあります。
マイナビ転職のメリット
- 求人数が多い
- 信頼性が高い
- 転職ノウハウが役立つ
社員インタビューもあり、企業の雰囲気をイメージをすることができて情報収集もしやすいです。転職活動で大事なことや体験談を記事で確認することもできます。
女の転職type
正社員で長く働きたいという女性のための転職サイトである「女の転職type」は18年以上の実績があります。
女の転職typeのメリット
- 女性ならではな悩みにも対応
- 女性管理職になりたい人への味方
- サイトが使いやすい
女性であれば「家事と仕事の両立」や「出産」「管理職になれるのか」といった悩みがある人も多いですが、「女の転職type」であれば女性特有の悩みにも対応してくれます。
女性のキャリアを応援する企業が登録されているのでチェックしてみてください。
何をしても無気力状態が続いている時は?
どんな対処法を試みてもどうしても無気力状態が続いてしまうという人は次の2つの方法を行ってみましょう。
- 病院へ行く
- カウンセリングを受ける
病院へ行ったりカウンセリングを受けたりするのは大げさと思っている人も気付かない間に心は疲れている恐れがあるので注意してください。
心配であれば病院に行ってみましょう
無気力な状態が続くことでうつになってしまう可能性もあります。うつになるのではと不安がある場合は、病院へ行くことをおすすめします。
自分ではうつ病と気付きにくいですが、次のような症状が出たら病院に行くことをおすすめします。
- 「憂うつ感」「絶望感」「悲しみ」「沈んだ気持ち」が続く
- 意欲が湧かずに何も楽しめない
- 作業能率が落ちている気がする
- 些細なことでも自分を責めてしまう
- 息苦しい
- 胃が痛い、食欲がわかない
どの対処法を試しても無気力状態から抜け出せないのであれば、医師に頼ることも大切です。悪化する前に病院へ行って相談してみましょう。
カウンセリングを受けることもできる
厚生労働省では電話で悩み相談してくれる「こころの健康相談統一ダイヤル」を運用しています。
全国共通のダイヤルであり、どこから電話しても相談することが可能です。
家族や友人・知人の誰にも相談できなくて悩んでいるのであれば一度電話で話を聞いてもらうのもひとつの手です。
無気力状態は放っておいたらダメ!
無気力な状態を放置してしまうと心身の疲れが悪化してしまい、病気になってしまう恐れもあります。
転職はとても勇気のいる行動ですが、今の職場よりも良い環境になる可能性があります。仕事中に無気力な状態が続くようであれば、転職サイトに登録して活動してみると良いでしょう。
転職するのが難しいという人は気軽に病院やカウンセリングに頼ることも大事です。ぜひ今回のアドバイスを参考にして気持ちを晴れやかにしましょう。