創作・同人活動・趣味でジャンル移動をする時に発生するストレス、疲れ、悩みへの対処法

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普段は体育会系やスポーツに関する話題をメインに扱っている当サイトですが、以外に思われるかもしれませんが筆者の趣味はスポーツだけでなく漫画・アニメ・ゲーム、そしてそれらの二次創作作品も嗜んでいます。いわゆる「オタ趣味」ですね。

このオタ趣味を嗜んでいる方の中には、自分で作った漫画や小説などを展示・販売するコミックマーケットのような同人イベントに参加して自分の作品を売ったり、ネット上で自分の描いたイラストを公開されて楽しんでいる、それで生計を立てている方もおられます。

しかし、最近では毎月のように新しいアニメや漫画が販売されたり、新しいスマホゲームがリリースされて人気になったりと、一つのジャンルにと止まるのではなく人気の作品が出ると今まで楽しんでいた作品からそちらに移って創作活動をするという意味で使われる「乗り換え」をする人も少なくありません。

とくに最近では実在した軍艦をモチーフを美少女キャラに擬人化させた「艦これ」から、今年の秋にリリースされた同ジャンルの作品「アズールレーン」に活動の場を移した人に苦言を呈している人を見かけます。

もちろん、誰が何を楽しむのに本来は自由なはずですが、中にはこの乗り換えに対して「今まで自分が好きだった作品を裏切ってしまった」という罪悪感や自己嫌悪に襲われたり、「あの人は流行の作品に乗っかって承認欲求を満たしたい卑しい人だ」という気持ちになる方もおられます。

今回は、ジャンル移動で苦しむ人のことについてお話させていただきます。

ジャンル移動にネガティブな印象が出てしまう理由

流行のジャンルで有名になってしまったというケース

今までの創作活動でそこまで有名でなかった人が、ある人気ジャンルの作品を描いたことでSNSやネットでバズを起こして認知度があがることがあります。

人気のジャンルの作品で有名になったことで「あの作家さんといえばあのジャンルの作品で活動をしている」というイメージができてしまうと、他のジャンルに移った時に「今までの創作活動は売名目的だったのか」と思われてしまうことがあります。

これが起きるのは、オリジナル(一次創作)ではなく、二次創作(いわゆるファンアートと呼ばれるもの)の場合がほとんどです。

自分は我慢しているのに誰かが別のジャンルに乗り換える姿が受け入れられない

かつては人気で面白いゲームや漫画だったけど、今では古くなって正直面白く無い、ただやめどころを見失って惰性で続けてしまう人は少なくありません。

課金機能があったり、誰かと交流する機能がある、いわゆるユーザーにゲームを途中で辞めにくくさせる心理が働くように作り込まれているゲームに時間や労力、お金を費やしている人にとっては、他の新しくて面白いゲームや今やっている人に対して苛立ちやストレスを感じることがあります。

ここでいう苛立ちは、例えば新しいゲームをやっている人を見て「自分は我慢して今のゲームをやっているのに、あいつは俺の我慢も知らずに他のゲームで遊んでいるのが許せない」というような苛立ちです。

自分がやっているゲームよりも簡単にレアアイテムや強いキャラクターが手に入る、操作性もよくユーザーが楽しめるデザインになっている、キャラクターが可愛い、魅力的であるという事実を目にすればするほど、今まで自分がやってきたゲーム、そして自分が費やしてきた時間やお金を否定されたような気分になってしまうというわけです。

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作品への愛や情熱が薄いと思われてしまう

いわゆるオタクと呼ばれる人の中には、一つの作品を長年に渡って熱心に応援したり、その作品に関してブログやSNSで熱く語っている人もいます。

一方で、一つの作品にこだわらず周囲で流行っているものに影響されてその時々に応じて作品を楽しんでいる人もいます。

このように楽しみ方は人それぞれですが、ここで自分との楽しみ方のスタンスが違う人のことを否定してしまい、自分の方がより楽しんでいる、自分の楽しみ方が優れていると思ってしまうことがよく起きてしまいます。

ジャンル移動に否定的な人は、自分が一つの作品に深く情熱を注ぐスタンスである一方で、一つの作品に熱意を注がず周囲に流され色んな作品を渡り歩いている人を見て、「作品への愛が足りない」「浮気者な人だと」否定的な意見を持ってしまいます。

作品の数やジャンルをどう楽しむかは人それぞれであり、どの楽しみ方が正しいと決めることはできませんが、自分と違う楽しみ方をしている人を見ると、自分の楽しみ方や人格・人間性を否定されたかのように感じてしまうのです。

ただ、一つの作品を愛すべきと考えジャンル移動に否定的なると、今度は自分がジャンル移動をしたいと思える作品に出会ってしまった時に、今までの自分の楽しみ方のスタイル、ひいてはアイデンティティを崩しかねない自体になってしまうこともあります。

自分が楽しんでいるジャンルから人が流出していくのが受け入れられない

アニメや漫画、ゲームなどには流行り廃りは付きものです、自分が楽しめるためにいつまでも盛り上がっていてほしいと思うのは自然なことです。

しかし、アニメも漫画も人気がなくなったり他に面白い作品ができれば、そっちに人が移動してしまうのは仕方の無いことです。

自分の楽しんでいるジャンルに活気がなくなり、いつしか自分の方が時代おくれと感じたり、センスが無い、流行を分かっていない人と他人から思われるのが嫌な人ほど、ジャンル移動をする人に対して否定的な見方をしてしまいます。

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ジャンル乗り換えで実際に起きていること

別名義やアカウントを新規に取得して活動するケースも

ジャンル移動に対して否定的な人からのネガティブなコメントを避けるために、創作活動で新しいジャンルの作品を作りたい場合に、新規でSNSのアカウントを取得したり、別名で活動している人もいます。

同じペンネームで違うジャンルの作品を描くのがバレてしまうの避けるための策ですが、人の目が気になってしまい、趣味のはずなのに余計なストレスを抱え込んでしまう原因になります。

人の目が気になって自分が楽しみたいものが楽しめなくなる

最初は純粋にあるゲームやアニメが楽しい、創作活動が楽しいという気持ちで楽しんでいたのに、気が付けば同じ作品で交流していた人の目線が気になり、自分が本当に楽しみたいものが楽しめない、作りたいものが作れないという事に発展することがあります。

本来なら自由なはずの趣味や創作活動に自分から制限をかけてしまう、自分の行動を逐一チェックしてしまい、楽しいはずの趣味が苦痛に感じてしまう事になってしまいます。

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ジャンル移動で精神的に疲れないためにできること

楽しみ方は人それぞれであり優劣はないと考える

誰よりも多く時間を費やしている、課金をしている、だからといってあなたが偉いというわけではありませんし、その楽しみ方のみが正解というわけではありません。

どのようなジャンルを楽しむかは人それぞれであり、どの楽しみ方が正しいor間違っていると決め付けて誰かを避難したり、自分の楽しみ方に制限を付けてしまわないようにしましょう。

ジャンルを移動して楽しむのも、一つのジャンルに熱意を注ぐのも、どちらの楽しみ方も否定せず、自分以外の楽しみ方をしている人を見ても、自分の楽しみ方や人格が否定されているのではないと考えるようにしましょう。

誰かの楽しみ方に全面的に自分を合わせる必要はないと考える

楽しみ方は人それぞれと書きましたが、自分の楽しみ方に自信を持てなかったり、自分の楽しみ方だと流行についていけないと感じて誰かの楽しみ方に合わせてストレスを抱え込んでしまうということがあります。

自分以外の人が別の作品を楽しんで語り合っているのをみると、やっぱり自分の楽しみ方を否定されたと感じてしまうのは自然な事です。

しかし、誰かの楽しみ方に全面的に自分を合わせてしまうという事は、人の目を気にして趣味を楽しむ事になるので、後に自分だけの楽しみ方が見つかった時に苦労する原因となってしまいます。

ある程度の誰かの楽しみ方の影響を受ける事はあっても、全面的に依存しないように自分だけの楽しみ方も見つけて柔軟に趣味を楽しめるようすれば、余計なストレスを抱えることが減ります。

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国立大教育学部卒、専攻は心理学。発達心理学、教育心理学、スポーツ心理学、社会心理学を中心に心理学に関する記事を執筆中。そのほかにも、人間関係やコミュニケーション、性格、スマホ、SNS、ゲームなどのあらゆるテーマを心理学の知識を用いて詳しく、面白い記事を書くことを心がけております。

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