「朝起きて仕事に行くことを思うと、辛くて仕方ない」「仕事に行きたくなくて毎朝泣いてしまう」と悩んでいませんか?
仕事に行きたくないのに、無理して行くのは本当に辛いですよね。
甘えていると思われるのが嫌で、誰にも言えずに我慢している人もいるかもしれません。
泣くほど仕事に行きたくないときは、「我慢せずに休む」「思い切って辞める」という選択もあります。
しかし、「辛いけど、今の仕事を頑張りたい」という人は、今回紹介する8つの対処法をぜひ実践してください。
記事を読み終われば、少しは気持ちが楽になっているはずです!
目次
泣くほど仕事に行きたくないのはどうして?3つの理由
まずは、仕事に行くのが辛い理由と向き合ってみましょう。
- 職場の人間関係が悪い
- 仕事がうまくこなせない
- 体調がすぐれない
あなたはどうして仕事に行きたくないのでしょうか?
職場の人間関係が悪い
職場の人間関係が悪いと、仕事に行きたくなくなりますね。
人間関係に悩んでいる人はたくさんいます。
会社にはいろいろな価値観や年代の人が集まるので、摩擦や問題が起こるのは当然です。
「周りに馴染めず、自分だけ孤立している」「先輩に仕事を押し付けられ、毎日残業が続いている」「上司に嫌われて辛く当たられる」など、状況はさまざまでしょう。
どのような状況であれ、仕事に行きたくなるのも無理はありません。
長い時間を険悪な人間関係の中で過ごすと思うと、泣きたくなってしまいますね。
仕事がうまくこなせない
仕事がうまくこなせないのも、仕事に行きたくなくなる大きな理由になります。
「仕事がうまくできず、ミスばかりしている」「自分だけ仕事が遅く、毎日残業している」といった状況が続くと、会社に行って仕事をするのが嫌になるでしょう。
仕事が好きになれないと、なおさら仕事をすることが苦痛になり、ミスも多くなります。
仕事をきちんと教えてくれる人がいなくて、よくわからずにミスをしてしまうという人もいるでしょう。
体調がすぐれない
疲れが溜まって体調がすぐれないときも、仕事に行きたくなくなりますね。
仕事が忙しく残業が続いていると、疲れが取れにくくなります。かといって、休んでしまうと仕事が溜まり、ますます大変になるのでおちおち休むこともできません。
今日も長い一日が始まると思うと、泣くほど行きたくないということもあるでしょう。
休みたいときは「体調不良」で休んでOK
「どうしても仕事に行きたくない」「もう限界」と思うときは無理をせず、仕事を休みましょう。
我慢をしすぎて心を病んでしまっては大変です。
1日休むことでリフレッシュでき、また頑張ろうという気持ちになれます。
休むときの理由には「体調不良」が一番無難です。泣くほど仕事に行きたくないのは、ある意味「体調不良」の一種ともいえるでしょう。
嘘とは言えないので、堂々と伝えることができるはずです。
「腹痛」「頭痛」「気分が悪い」など、今の自分の感覚に近い症状を伝えればOKです。
休んだ当日は、SNSを使う、外出すると行った行動は控えましょう。
SNSで元気な様子が会社の誰かに見つかる、外出先で職場の人とバッタリ出会うなんてことがないとは言えません。
休んだ翌日は休んだことのお詫びを伝えるとともに、今の状態を聞かれたらもっともらしい返答ができるように準備しておきましょう。
どうしても辛いときは「仕事を辞める」という選択もアリ!
1日や数日休んだだけでは辛いことが解決できないと言う場合は、「仕事を辞める」と言う選択もやむを得ないでしょう。
無理をして体調を崩してしまう前に、新しい道を進むということも考えてみてください。
「仕事の辞め時」を見極める3つのタイミング
次のような状況のときは、仕事を辞めるタイミングということができます。
- 体に不調が現れている
- パワハラやセクハラ・モラハラが毎日ある
- 仕事に見合った報酬を受け取れていない
泣くほど仕事に行きたくない気持ちが吐き気や胃痛、頭痛などの体調不良に現れている場合、もう無理をしてはいけないというサインです。
眠れない&眠りが浅い、仕事のことを考えるだけで動悸がするなども同様で、よほどのストレスが掛かっている状況になります。
体に不調が現れているなら、迷う必要はありません。今すぐ辞めるべきです。
セクハラ・パワハラをされているときも、我慢を続ける必要はまったくありません。
辞める前に証拠を集めておいて、弁護士に相談するか労働局など然るべき場所に提出しましょう。しっかり償ってもらってください。
残業代が出ない、仕事内容は変わったのに給与がずっと同じなど、仕事に見合った報酬を受け取れていないのも、辞めるタイミングと見ていいでしょう。
しっかり自分の働きに見合う報酬が受け取れる会社に転職することを、おすすめします。
自己分析で適職を探す
泣くほど仕事が辛いのは、仕事が自分に合っていない可能性もあります。
自分に合わない仕事を選んでいる限り、仕事に行きたくないという状況は避けられません。
次の転職先でも同じ事態にならないように、自己分析をして適職を見つけましょう。
自己分析ツールでおすすめなのは、転職サイトの「リクナビNEXT」が提供する「グッドポイント診断」と、20代を対象にした「キャリア診断アプリview」です。
グッドポイント診断はリクナビNEXTに登録すると利用できるもので、質問数は293問、制限時間は40分という、無料とは思えないほど本格的な診断です。
質問に答えることで、18の資質の中から自分の強みが5つ導き出されます。自分の強みを知れば、強みを活かせる自分の適職がわかるでしょう。
キャリア診断アプリviewは、仕事選びに際して従来のような年収や待遇を基準にするのではなく、自分の価値観という新しい視点を導入しています。
38の質問に答えることで、AIが価値観とキャリアをマッチング。ランキング形式で適職を紹介してくれます。
自分の価値観に合う仕事に就くことで、やりがいを見つけることができるでしょう。
本格的に自己分析をしたいと言う人は、有料版の「ストレングスファインダー」もおすすめです。
177の質問に答えることで36の資質の中から上位5つの強みがわかり、仕事選びや人間関係の構築に活かせるでしょう。
さらに、課金することで36の資質のすべての順位がわかり、自分の弱点も知ることができるでしょう。
辞めづらいときは退職代行の利用も
「どうしても辛くて今すぐに辞めたい」「辞めさせてもらえない」「辞めると言いづらい」という人は、退職代行の業者を利用するという方法もあります。
やめられないときの最後の手段という感じですが、「もう会社に行くことはできず、他に方法はない」という人は利用してみてはいかがでしょうか?
自分は家にいるだけで、会社への連絡から退職の手続きまですべて代行してくれます。
「辛いけど、今の仕事を辞める気はない」という人は、辛いときの対処法で乗り切りましょう。以下の方法を実践してみてください。
泣くほど辛いときの8つの対処法
泣くほど仕事に行きたくない理由、原因については、前の項目で見てきました。原因に対処して行くことで、辛さを乗り越えられます。
状況を変えるために、まずはトライしてみましょう。
- ともかく支度をして外に出る
- 休みの日は不規則に過ごさない
- 思い切って休む
- 人間関係がうまくいかないときは仕事を頑張るようにしてみる
- 自分を変える
- 部署異動を申し出る
- 仕事の前に作業リストを作る
- 信頼できる人に相談する
ともかく支度をして外に出る
朝起きたときに仕事に行きたくない気持ちになっても、ともかく気合いを入れて支度してみましょう。
外に出てしまえば、気持ちは切り替えられます。
朝のフレッシュな空気を吸い、通勤ラッシュに揉まれているうちに緊張感が生まれ、仕事に行く気力が湧くでしょう。
電車は会社の最寄駅ではなく、一駅前で降りるのがポイントです。体を動かすと脳からセロトニンという、「幸せのホルモン」と呼ばれる物資が分泌されます。
セロトニンは複数ある幸せホルモンの中で唯一自分の行動で増やすことができるホルモンです。
運動の他にも深呼吸や朝日を浴びることで増やすことができます。
セロトニンが増えることで気分が上がり、仕事へのやる気が生まれるでしょう。
休みの日は不規則に過ごさない
休みの日は不規則に過ごさないことが大切です。
週末にリラックスしすぎると、反動で休み明けが憂鬱になることはよくあることです。特に仕事が辛くない人でも、日曜の夜は気分が落ち込んだりします。
休みの日でもある程度規則正しい生活を送り、特に日曜の午後あたりは仕事に向けて気持ちを引き締めていきましょう。
休み明けの憂鬱は、出社してしまえば消え失せるものです。
思い切って休む
どうしても仕事に行きたくないときは、思い切って休むのもひとつの方法です。
気持ちの切り替えができ、新たな気持ちで仕事をしようという気分になれます。
休むことで辛い原因と向き合い、ゆっくり考えることもできます。休んだ時間を使って、次に紹介する対処法について、じっくり考えてみるのもいいでしょう。
人間関係がうまくいかないときは仕事を頑張るようにしてみる
人間関係が悪化する理由は、いろいろあります。周りから誤解されて孤立しているときは、仕事を頑張ることで見返しましょう。
人よりも仕事で成績を上げて会社から評価されれば、周りの見る目も変わります。
実力を評価されて、昇格や異動も期待できます。
仕事に打ち込むことで、人間関係の辛さを忘れることもできます。
自分を変える
上司や同僚から疎まれている、いじめられているという人もいるでしょう。周りの人から嫌われてしまうのは、「自分に原因があるのでは」と自分を見つめ直す機会を持ってください。
「辛い」「どうして」と状況を嘆くのではなく、自分を変えるように努力しましょう。
心理学で「ミラーの原則」というものがあります。自分の人生で起こる問題の原因は、自分自身の中にあるという考え方です。
「現実は自分の心の中を映す鏡」ということに気づけば、今の自分が置かれている状況も自分が作り出していることがわかるでしょう。
自分が変わることで、周りも変わってきます。
自分を変えることはなかなか難しいことではありますが、まずは明るく挨拶を交わす、仕事をテキパキとこなすということから始めてみましょう。
部署異動を申し出る
「どうしても悪い人間関係が変えられない」「仕事内容が辛くて耐えられない」という人は、部署異動を申し出ることをおすすめします。
異動を希望するときはマイナスなことを理由にするのではなく、「自分の実力を他の仕事で確かめたい」「キャリアアップしたい」など、あくまで前向きな理由で申し出をしましょう。
前向きな申し出をすることで、意欲を買われ異動できる可能性が高まります。
仕事の前に作業リストを作る
仕事に行きたくない理由が「仕事がうまくはかどらない」「ミスばかりしている」という人は、毎日仕事が始まる前に作業リストを作って効率化を図ってみましょう。
その日に行う仕事をすべてリスト化し、優先して行う仕事とどのくらいの時間で仕上げるかを書き出します。
リストの通りに作業して行くことで、効率的に作業をすることができるでしょう。
作業ごとに締め切りを作ることで目標ができ、仕事にメリハリがつきます。目標をひとつずつクリアしていくことで、モチベーションも高まるでしょう。
ミスをしたときは、ミスした理由と対処法をメモに書いておきます。
次に同じ作業をするときは必ずメモを参照するようにして、同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。
信頼できる人に相談する
辛くて仕方がないときは、信頼できる人に相談するようにしましょう。
職場の人間関係であれば上司に、職場の人に相談できない内容であれば親しい友人など、話を聞いて適切なアドバイスがもらえるような人に相談してみてください。
相談できる人がいない場合は、オンラインカウンセリングを利用してみてはどうでしょうか?
オンラインカウンセリング「cotree」は電話やビデオを使い、24時間家にいながらプロのカウンセラーのカウンセリングを受けることができます。
カウンセリングと聞くと敷居が高いと感じる人も、cotreeなら気軽に試すことができます。
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自己分析ツールの診断結果を持参して、強みの活かし方などのコーチングを受けることもできます。
泣くほど仕事に行きたくないときは休むことも大切!
泣くほど仕事に行きたくない場合は、思い切って休んでしまいましょう。涙が出るのは、よほどのことです。
まず会社に休む連絡をしてください。
あなたは今、体と心を休ませる必要があります。
会社への連絡は「体調不良で休みます」でOK。
今日1日休んで心を落ち着かせて、気持ちが落ち着いてから今後のことは考えればいいのです。
決して無理はしないでください。あなたのことを本当に大切にできるのは、あなたしかいないのです。