レヴィンのリーダーシップ分類とPM理論から見るリーダーシップの心理学

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仕事や部活で自分が所属する集団を率いる役割、つまりリーダーを務めるにふさわしい人間になることが会社でも学校でも求められています。

しかし、誰もがリーダーらしく集団を引っ張っていったり、指示を出すことが得意というわけではなく、集団を率いるよりも個人プレーの方が得意だったり、集団の空気を読みすぎてうまく指示が出せずに呆れられてしまう人もいます。

就職活動などで「全員がリーダーシップを持つべきだ!」という価値観に触発されても、実際は自分はリーダーに向いていない人間だと感じて自信をなくしたり、自分は社会から必要とされていないと自責感に苦しむ経験をした人は少なくありません。

就職活動などで耳にする「リーダーとはこうあるべき」「このリーダー像こそ正解」という言葉のせいで、自分の性格に合っていないリーダーになりきろうとして精神的に疲れてしまうこともあります。

今回は自分にあったリーダーになるための心理学の知識についてお話いたします。

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よくありがちなリーダーシップのイメージ

リーダーシップと言って多くの人が想像するイメージと言えば…

  • 集団を率いる行動力や積極性がある人
  • コミュニケーション能力が高く、集団をまとめるのが上手
  • 集団のモチベーション・やる気を高めてその気にさせるのが上手。

という指導者や体育会系のようにガンガン行動できるタイプの人というイメージを持たれがちです。

そのため、なんでも行動力があることが素晴らしい、積極的に発言できる人の方が価値があると思われる傾向があります。

確かに消極的な人よりも積極的な人の方が、仕事を頼む方としても安心しやすく信用されやすいので、積極的であることはリーダシップに限らず仕事においても大きく評価されます。

しかし、積極的・行動力があることは必ずしもリーダーとして集団をまとめる場面でプラスに働くわけではないことが心理学の研究から判明しています。

心理学者レヴィンのリーダーシップ分類

心理学者レヴィンはリーダーシップを「専制型」「民主型」「放任型」3種類に分類して、リーダーの行動や生産性、チームの雰囲気について以下のように説明しています。

専制型のリーダーシップ

専制型はリーダーがやるべきことや指示を細かく支持するものの、リーダー自身は作業には関わらないという特徴があります。

よく言えば徹底的に指示を出して集団をコントロールする指導者、悪く言えば独断やわがままで指示を出す独裁的なタイプのリーダーです。

命令を出す王様や権力者のように、自分が一番、自分が集団を引き入るんだという態度が出るリーダーであり、しっかり指示を出せることから生産性は高くなります。

しかし独断による指示が多いために集団の雰囲気が殺伐としたり、抑圧的な言動で抱えたストレスをメンバーが鬱憤を晴らすためにほかのメンバーに八つ当たりすることがあります。

民主型のリーダーシップ

民主型はやるべきことはリーダーの独断ではなくリーダーを含むメンバー全員で話し合って決める。作業もリーダーを含む他のメンバーと一緒に作業をするタイプのリーダーです。

議長や委員長のように、集団をまとめつつ自分も議論や仕事に参加するタイプのリーダーなので、周囲から信用や尊敬を集めやすいリーダーです。

自分で指示を出しつつ作業にも取り組むので、専制型同様に生産性も高くなる傾向があります。

しかし、専制型と違って王様や権力者のように指示を出すだけのリーダーではなく、自分もチームと一緒に動くリーダーなので、チームの雰囲気も良くなり穏やかな人間関係が持続しやすくなります。

レヴィンによれば、民主型のリーダーは3つの分類の中で最も生産性と満足面で優れていると結論づけています。

放任型のリーダーシップ

放任型はやるべきことをリーダーではなくほかのメンバーに丸なげして決めてしまう。そして、作業にはリーダーは関わらず文字通り放任主義なリーダーです。

支持も出さず、会話に参加せず、メンバーがやってる作業は外から眺めているだけ…という、よく言えば放任主義で自由にやらせてくれるリーダー、悪く言えば責任感や当事者意識が無いというリーダーらしからぬ特徴が目立ちます。

あれこれやかましく指示をしないだけに、優しい人、自由にさせてくれる人と思われがちですが、しっかり指示を出さないために専制型や民主型と比較すると生産性は低く、集団にまとまりがうまれずチーム全体で何かを成し遂げることが難しくなってしまいます。

心理学者三隅二不二のリーダーシップ分類「PM理論」

日本の社会心理学者三隅二不二による「PM理論」も、リーダーシップ分類のみならずマーケティングでも知ってる人が多い分類です。

PM理論とは

PM理論とは、仕事の目標を達成させるために支持や計画を出すパフォーマンス(Performance)の要素と、集団の雰囲気やまとまりを維持するメンテナンス(Maintenance)2つの要素の強弱から、リーダーを4つのタイプに分類する理論です。

PM理論では、上の図のようにPM型、P型、M型、pm型の4種に分類されます。

PM型

リーダーとして、指示や計画を出す能力が高く、また集団の雰囲気作りも上手な理想のリーダー像です。

リーダーらしく仕事を進んでこなすために成果も高く、人望も厚く慕われるリーダーです。

P型

仕事の指示や計画を出す能力はありますが、集団の雰囲気作りが得意ではないリーダーです。

結果主義、成果主義、競争が好き、ビジネスライク面があるリーダーであるために、ほかのメンバーからは憎まれ役を買ってしまうこともあります。

基本的に仕事ができるので、人間関係よりも仕事を優先したい、自主的に仕事を学んで行きたいという部下や後輩との相性がよいと言えます。

また、P型のリーダーは集団のやる気やモチベーションが低下している場面で、ビシッと喝を入れて気持ちを切り替えさせる役割も担えるリーダーであり、新人教育や研修などでその能力を発揮することもあります。

M型

仕事の指示や計画を出す能力が低いですが、集団の雰囲気作りが得意なタイプのリーダーです。

仕事重視のP型とは異なり、人間関係やコミュニケーション重視のリーダーなので人間関係は比較的穏やか。

部下や後輩の面倒見がよいことでしたわれがちですが、仕事の成果や業績に関して甘く、目標達成にこだわらないという特徴があります。

平和な雰囲気を作るのが得意ですが生産性が低く、リーダーというよりも仲の良い友達のような存在です。

pm型

仕事の指示や計画を出す能力が低くで、集団の雰囲気も苦手なタイプのリーダーです。

さきほど登場したレヴィンの分類で言えば放任型のリーダーと共通点が多く、仕事の生産性は低く、集団をまとめることができない、リーダーらしからぬ特徴を持ち合わせています。

利益を追い求めない、個人で完結するような仕事であれば、pm型の人でも活躍できることがありますが、集団を率いて積極的に成果を求める仕事には向いていません。

理想のリーダー像は社風や職場によって変わる

レヴィンと三隅二不二の2つのリーダーやリーダーシップの分類を見てきましたが、両方に共通しているのは、

  • 仕事の生産性を高めることができる。
  • 集団の雰囲気作りやモチベーションの管理。

の2つになります。

チームで仕事をする以上は、人間関係が疎かになって仕事ばっかりに集中するのではなく、かと言って人間関係にばかり集中して仕事が疎かになく、どちらもバランスよく気を配ることが理想とされています。

しかし、仕事も人間関係もどちらもバランスよくこなせるリーダーだけが正解ではなく、成果主義な社風によっては、仕事に集中できるリーダーでも活躍できることがあり、そこまで成果を求めず穏やかな社風では、人間関係に集中できるリーダーでも活躍できることができます。

自分はコミュニケーションが苦手だからリーダー向きではない、仕事をうまくこなせないからリーダー向きではないと諦めるのではなく、自分の特徴を生かした雰囲気の職場を見つけるようにすることが、自分のリーダーとしての気質を発揮するためには重要です。

また、周囲から注目を浴びて尊敬されるリーダーになるためには、多くの経験を重ねたり失敗から学んだことを活かしてノウハウを習得していきます。

生まれながらにして人間関係も仕事もこなせる恵まれたリーダーは稀で、華やかに見える影では地道な努力な下積みがあるものです。

自分が目標としている理想のリーダーになろうとするためには、すぐさま理想のリーダーになろうと無茶な目標を立てたり、自分の性格や考え方大きく変えようとするとうまくいきません。

まずは出来る範囲で小さな努力を積み重ねる、例えば、仕事のToDoリストを作る、仕事に必要なスキルを1つだけ身に付ける、挨拶をする、第一印象をよくする、同僚の悩みを聴くなど、地道な積み重ねを継続することで、理想のリーダーに近づくように頑張りましょう。

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