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	<title>飲み会  |  メンタルの強化書</title>
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	<description>仕事・スポーツ・人間関係などの悩みに役立つ、心理学に関する記事を発信するブログ</description>
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		<title>なぜコミュ障の人は飲み会に苦手意識を覚えるのか</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/5141</link>
				<pubDate>Tue, 09 Oct 2018 11:15:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[コミュ障・会話が苦手]]></category>
		<category><![CDATA[仕事・ビジネス]]></category>
		<category><![CDATA[仕事]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニケーション]]></category>
		<category><![CDATA[飲み会]]></category>
		<category><![CDATA[コミュ障]]></category>

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				<description><![CDATA[コミュ障の人は、会話や大勢の人がいる場面が苦手なために、飲み会のように本来なら楽しく(場合によっては騒げる)場面に対して強い苦手意識を覚える傾向があります。 しかし、多くの人にとって仕事や学業を離れてリフレッシュできるお]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>コミュ障の人は、会話や大勢の人がいる場面が苦手なために、飲み会のように本来なら楽しく(場合によっては騒げる)場面に対して強い苦手意識を覚える傾向があります。</p>
<p>しかし、多くの人にとって仕事や学業を離れてリフレッシュできるお酒の席は、楽しみや癒しを味わえる至福の時間であり、飲み会が苦手な人を見ても「なんでもこんなに楽しいのに行きたがらないんだろう」と、理解が及ばないことが多いものです。</p>
<p>なお、ネット上では</p>
<ul>
<li>「飲み会なんか行きたくない」</li>
<li>「飲み会なんか必要ない」</li>
<li>「飲みニケーションなんて時代遅れ</li>
</ul>
<p>といった、飲み会に対する否定的な意見と言うものが時々話題になり、まるで市民権を得ているかのように感じることもあるかもしれません。</p>
<p>しかし、実際には飲み会や会食といった場は学生(もちろん20歳以上が前提)や社会人の間ではごくごく当たり前の日常だと考えている人の方が多く、飲み会が苦手な人に対する風当たりの強さが依然として残っています。</p>
<p>今回はそんな飲み会に苦手知識を覚えるコミュ障の人の心理についてお話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>飲み会が嫌いなコミュ障の心理・背景</h2>
<h3>その場のノリに合わせられないことに自己嫌悪する</h3>
<p>飲み会に限ったことではありませんが、コミュニケーションはただ言葉のやりとりだけでなく、その場の雰囲気や話の流れ、いわゆる「ノリ」などの非言語的なコミュニケーションも交えて行われます。</p>
<p>コミュ障の人の中には、ただ自分の気持ちや感情を言葉にして表現するのが苦手なだけでなく、こうした非言語的なコミュニケーションにも苦手意識を覚え、そのことで自己嫌悪するも見られます</p>
<p>飲み会といえば一般的にはワイワイと賑やかに語らったり、なごやかな雰囲気での談笑を楽しむ場。</p>
<p>その雰囲気に合った言葉や行動が出てこない自分に対して<strong>「暗い雰囲気を出しているせいで、他の人に迷惑をかけているのではないだろうか」</strong>といった罪悪感が、自己嫌悪へとつながるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>賑やかすぎる雰囲気に圧倒されて疲れてしまう</h3>
<p>賑やかな雰囲気に対して合わせようとするコミュ障騎人もいれば、合わせることすらままならず圧倒されたり、場酔いを起こし疲れ果ててしまう人もいます。</p>
<p>普段の職場の落ち着いた雰囲気とは違い、飲みの席はアルコールが入っていることもあり気分が大きくなって大胆な行動をとる人が出て着やすいものです。そうした雰囲気の上下動に対して、まるでなすすべなく飲み込まれるかのよう不安に、コミュ障の人は悩まされるのです。(なお、気が大きくなるのは<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2918">集団心理</a>による影響も考慮可)</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、賑やかな雰囲気には、その場にいる人の声だけでなく、</p>
<ul>
<li>他のお客や店のスタッフの声</li>
<li>お箸と食器がぶつかる音</li>
<li>料理の匂い、アルコール・タバコの匂い</li>
<li>(場合によっては)店で行われているコンサートや催し物…</li>
</ul>
<p>などの、各種五感に訴えかける刺激がたくさんあります。</p>
<p>そうした刺激に対する感受性が高いだけでなく、意図的にシャットダウンできないせいで、飲み会が苦手と感じている人は、HSPと呼ばれる敏感で繊細な気質が影響しているとも考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>あまり親しくない人と話すことに強い緊張感を覚える</h3>
<p>飲み会でに、友人や知り合いのようにそれなりに親しい間柄なら緊張しにくいのに、初対面の人やあまり親しくない人との飲み会においては、強い緊張感を覚える人がいます。</p>
<p>これは、単に人と話すのが苦手と言うだけでなく、人見知りによってあまりよく知らない人と話すことに強い緊張感を覚えているといえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>コミュ障の人にとって親しくない人と話すのは</p>
<ul>
<li>どのような話題を振っていいのかわからない。</li>
<li>そもそも相手のことをよく知らないので、どうしても距離を置いてしまう。</li>
<li>かといって酒に任せてズケズケと喋ろうものなら、相手に失礼をかけてしまいかねない。</li>
</ul>
<p>といった不安が多いものです。(もちろん、コミュ障の人だけでなく普通にコミ力がある人でも苦手なことが多いものですが…)</p>
<p>しかし、あまり親しくなくて緊張感覚えているのは、ひょっとしたら相手も同じでかもしれません。</p>
<p>お互いに緊張感を払拭すべく軽く自己紹介や名刺交換等を行って、話のとっかかりを探ってみることで、緊張感を和らげることが可能です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/5119" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/10/hitomishiri-komyusyou-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="コミュ障と人見知りの両方に悩む人" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/10/hitomishiri-komyusyou-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/10/hitomishiri-komyusyou-150x150.jpg 150w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/10/hitomishiri-komyusyou-50x50.jpg 50w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/5119" class="blog-card-title-link">コミュ障と人見知りの両方に悩む人</a></div><div class="blog-card-excerpt">よくあるコミュ障のイメージとして

「初対面の人とはそれなりに問題なく会話ができるのに、打ち解けていくにつれてだんだん話すのが億劫になり</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/5119" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/5119" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>過度な気遣い、気配りに神経をすり減らしてしまう</h3>
<p>大学の先輩(OB含む)との飲み会、会社の上司・重役・取引先の相手など、明確な立場がある人との飲み会は、相手に失礼を与えてはいけないためにマナーを守ることや、十分に気配りをすることが欠かせません。</p>
<p>特に、空気が読めず不注意から余計なことをいってしまいかねないことを恐れているコミュ障の人にとっては、こうした神経質にならざるを得ない飲み会は、人一倍苦手意識を覚えるものです。</p>
<p>もしも、自分の至らない発言で相手の機嫌を損ねてしまっても、そもそもコミ力が堪能ではないため、その後に話術を用いたリカバリができずに悪い印象ばかりが残ってしまいがち。</p>
<p>だからこそ、下手をこかない用に気を張り詰めてしまった結果、飲み会が終わると精神的な疲労のせいでぐったりとしてしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>話せない自分が悪目立ちすることに強い不安を感じている</h3>
<p>飲み会の場において自分に話題が振られても、その肌に対してうまいトークができずに沈黙を招いてしまう。</p>
<p>自分の声で話の腰を折ってしまったことで悪目立ちしてしまい、周囲から何とも言えない生暖かい眼差しの中に、困惑や動揺の気持ちが混じった刺さるような視線を浴びることに、強い不安を感じるのです。</p>
<p>また、今まで楽しい空気が流れていたのに、自分のせいでそれがなくなってしまうというのは、まるで自分が何かの犯罪を犯したかのような罪悪感に近い感情を抱くこともあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>集団内で孤立して強い孤独を感じることが不安</h3>
<p>歓迎会や送別会のように、どうしても断るとその後の生活に支障が出かねない飲み会に参加するものの、積極的に会話に加わるわけでもなければ、聞き役として参加できるわけでもなく、集団内で孤立する経験はコミュ障あるあるです。</p>
<p>周囲に誰かがいて楽しく交流しているのにもかかわらず自分1人だけが孤立している状況は、自分が孤立していることを強く思い知らされてしまいます。</p>
<p>周囲に誰もおらず自分1人だけが存在している状況よりも、3人組で話しているときに自分1人だけが会話に入れず浮く状況のほうがより強い孤独を感じる…という現象が飲み会でも起きるために、コミュ障の人は飲み会が苦手なのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>無理にテンションをあげようとして飲み過ぎて不調になる</h3>
<p>コミュ障の人であっても、その場の雰囲気に合わせたりテンション上げて羽を盛り上げる努力を怠らない人もいます。</p>
<p>しかし、その過程でお酒を飲み過ぎて気持ち悪くなってしまったり、二日酔いに悩まされて健康的な意味での不調を訴える人も少なくありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、コミュ障の人にとってお酒の力を借りてテンション上げる事は、言い換えれば自分に合っていないキャラを演じる辛さもあります。</p>
<p>本当は静かでおとなしいキャラなのに、その場の雰囲気を盛り上げるために、あえていじられキャラの仮面をかぶって演じる。そうすれば「普段はおとなしいけれども、おちゃらけて周囲を楽しませることができるムードメーカー」へと変身できますが、本当の自分と偽りの自分を演じ続けるうちに、自分らしさ(アイデンティティー,自我同一性)が揺らいでしまいます。</p>
<p>アイデンティティーが揺らぐと、対人恐怖や社会との交わりを過度に恐れること招く事実が研究によりわかっており、無理に自分を演じる事は、メンタルの不調を防ぐ意味でもあまり推奨できるものとは言えません。</p>
<p>しかし、実際にありのままの自分を貫くよりは仮面をかぶった複数の自分を演じる方が、人間関係を構築しやすかったり、自分の所属している集団から受け入れられる(マズローで言えば<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2373">承認欲求、社会的欲求</a>の充足)メリットもあり、悩ましいものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2055" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2017/12/chara-stress-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="キャラを演じ続けるとストレスが溜まってしまう心理とその対策について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2017/12/chara-stress-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2017/12/chara-stress-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2055" class="blog-card-title-link">キャラを演じ続けるとストレスが溜まってしまう心理とその対策について</a></div><div class="blog-card-excerpt">誰かと仲良くなるためだったり、仕事の人間関係の都合で自分で自分を演じる、いわゆるキャラを演じることがあるかと思います。

例えば、いじら</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/2055" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/2055" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>断れない癖のせいで二次会、三次会に付き合わざるを得ないことが嫌</h3>
<p>コミュ障は何も飲み会内で話し合う時だけに辛さがあるわけではありません。</p>
<p>飲み会が終わった後の二次会、三次会のお誘いが断れず、時間と体力を消費してしまうことに辛さを感じているのです。</p>
<p>もちろん、苦手なら断れば良いと言えばその通りですが、コミュ障ゆえに考えすぎてなかなかお断りの言葉が口から出せない。</p>
<p>また言ったもの、小声や滑舌の悪さ、そして相手酔っ払っているせいでちゃんと伝わっておらず、なし崩し的にその後の付き合いに振り回されてしまう事がコミュ障の人が抱える生きづらさともいえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>静かな飲み会、少人数、サシ飲みなら比較敵安心というコミュ障もいる</h2>
<p>なお、コミュ障だからといって全ての飲みの席が苦手と言うわけでもありません。</p>
<p>人によっては、静かな雰囲気や骨折でひっそりと楽しめる飲み会なら落ち着いて楽しめたり、少人数やサシ飲みなら騒々しさがないので大丈夫と言う人もいます。</p>
<p>コミュ障の人が少しでも落ち着いて飲み会に参加してもらうことを考えているのであれば、まずはどういったロケーションなら大丈夫なのかを聞いておき、その意見を反映しコミュ障の人が安心できる飲み会をセッティングしてみるのが良いでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
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 	飲み会は親睦を深める効果があるから積極的にやるべき
 	飲み会はただ苦痛で親睦</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/3499" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/3499" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>HSPの人が飲み会に感じる辛さと対処法</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3649</link>
				<pubDate>Sun, 27 May 2018 12:50:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[HSPの働き方]]></category>
		<category><![CDATA[仕事・ビジネス]]></category>
		<category><![CDATA[HSP]]></category>
		<category><![CDATA[悩み]]></category>
		<category><![CDATA[仕事]]></category>
		<category><![CDATA[生きづらさ]]></category>
		<category><![CDATA[飲み会]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=3649</guid>
				<description><![CDATA[繊細で些細なことですぐ反応してしまい気苦労が絶えない気質であるHSPの人は、HSPだからと言って働かずに毎日暮らせる…というわけではありません。 普通の社会人同様に、どこかに勤めて日々の生活を送るために社会人として働いて]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>繊細で些細なことですぐ反応してしまい気苦労が絶えない気質である<a href="https://mental-kyoka.com/archives/category/highly-sensitive-person">HSP</a>の人は、HSPだからと言って働かずに毎日暮らせる…というわけではありません。</p>
<p>普通の社会人同様に、どこかに勤めて日々の生活を送るために社会人として働いているものです。</p>
<p>また、社会人として生きていく上では、仕事ばかりをこなすだけではなく、歓迎会や忘年会・新年会などの飲み会や宴会に顔を出すことも、円滑な社会生活や人間関係、コミュニケーション能力を身に付けるためには必要です。</p>
<p>しかしHSPの人は、飲み会のように多くの人が集まり、たわいもない雑談や交流をする場面は刺激が多すぎるため苦手としている人が多くいます。</p>
<p>また、飲み会会場での話し声、騒々しい雰囲気そのもの、アルコール、タバコの臭いなどに関しても敏感に反応してしまい、人知れず飲み会で消耗してしまうこともあります。</p>
<p>今回はHSPの人が抱える飲み会に抱く悩みとその対策についてまとめました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3499">「飲み会で親睦が深まる」は本当なのか…飲み会にまつわる心理学</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2798">コミュ障の人が仕事で感じる辛さや悩み、仕事ができないことへの対策について</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3961">HSPの人に接客業に向いていない理由について</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPの人が飲み会に感じる辛さ</h2>
<h3>何気ない雑談をしなければいけない雰囲気が苦手</h3>
<p>HSPの人には、人と話す場面になると</p>
<ul>
<li>いまどんな話題をすることが望まれているのか。</li>
<li>どんな話題ならこの場の雰囲気を壊さずに済むか。</li>
<li>この話題を話したら他の人はどう感じるのか…。</li>
</ul>
<p>と、自分が話したらその場がどうなってしまうのかについて一人で考え込んでしまうことで、人知れず疲れてしまうことがあります。これは、<a href="https://mental-kyoka.com/archives/2795">コミュ障</a>な気質ゆえのものとも言えます。</p>
<p>なお、事務的な会話やミーティングなどの議題が決まっている話なら、そこまで苦手意識を感じにくく精神的にも楽に感じます。</p>
<p>しかし、飲み会のみたいにテーマが決まってなくたわいもない話をする場面になると、言葉につまってしまいうまく話せなくなる、過度に緊張しすぎてうまくおしゃべりができなくなってしまいます。</p>
<p>…かと言って聞き役に徹するにしても「なにも話をしていないので、変に思われていないか」と周囲に対して疑心暗鬼になってしまい、話し合いの場そのものに苦手意識を感じてしまうこともあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>話し声、雑音が多すぎて情報過多になる</h3>
<p>飲み会の場には、当然ながら自分以外のお客さんや店員さんもおり、その話し声が絶えず耳に入ってくるものです。</p>
<p>とくに大学生や若者がいて奇声や悪ノリをしているのが傍から見てもわかる場合や、ひどく酔っ払って周囲に迷惑をかけている人が出ている場合は、自分に関係ないことだと分かっていてもそのことが気になりすぎて消耗してしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>飲み会という場面の特徴としても、普段の仕事のように静かで落ち着いた場になることは現実的ではなく、羽目を外したりお祭り騒ぎをするように賑やかになるのが普通であるため、身も蓋もない言い方をすれば、HSPの人は飲み会そのものが根本的に合っていないともみることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>お説教、大声で話す人にビクビクしてしまう</h3>
<p>HSPの人は自分が怒られる場面や自分以外の誰かが怒られている場面に対して強い苦手意識を感じます。</p>
<p>飲み会では、アルコールが入ったことで気分が増長し、自分がお説教を食らったり自分以外の誰かがお説教を食らってしまうことがあるものですが、HSPの人にとってはこのお説教が苦手であり飲み会が辛く感じることがあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3150">共感性羞恥</a>のように、自分に関係のない他人の飲みの席での会話(お説教)であっても、その会話がさも自分に向けて言われているように感じる、聞こえてくる話し声や話のトーンからわかる話し手の感情が、まるで自分に向けて言われているように感じることで疲れてしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>アルコール、タバコの臭いに不快感を感じる</h3>
<p>HSPの人は話し声や雰囲気のほかにも、アルコールやタバコの煙、臭いなどの味覚・嗅覚で感じる物質的な感覚に対して過敏に反応することで不快感を感じる人もいます。</p>
<p>なお、若者のお酒離れやたばこ離れ、アルハラやスメハラなどの言葉が広がったことで、飲酒・喫煙をしない人の立場もある程度確立されてはいますが、それが自分の所属している職場で認められていなければ、HSPの人は生きづらさを感じてしまうものです。</p>
<p>とくに男性のHSPの場合は、「男なのに繊細なのは男らしくない。酒やタバコでネチネチ言う人はノリが悪くて集団の和を乱す」と思われることから、合っていないのにもかかわらず無理に飲酒・喫煙をすることで、しんどさを抱えてしまうこともあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>飲み会の後に心身ともにぐったりしてダウンする</h3>
<p>飲み会が苦手と言っても、飲み会時にずっと嫌そうな表情を浮かべていれば、せっかくの雰囲気を壊してしまう原因になります。</p>
<p>そのため、自分にとっては合わない雰囲気であっても無理にテンションを上げて盛り上げようとしたり、自らの「繊細」というキャラを使って<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3210">いじられキャラに</a>徹するなどの慣れない行動を飲みの席でしてしまうことで、心身ともに疲弊してしまいます。</p>
<p>これにより「普段は物静かなのに飲みの席ではノリがいい」とキャラが定着することで職場内でのポジションは安定しますが、一方で自分の気質にあっていない行動をしていることから人知れず疲れたり、「本当は繊細なことで苦しんでいる」という気持ちが理解されないもどかしさを抱える原因にもなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2297">「HSS」刺激を求める、変化が好きという気質の特徴と心理について</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>HSPの人の飲み会への対処法</h2>
<p>飲み会に参加するにしても、そのせいで辛い思いをしてしまうばかりでは状況は改善しません。</p>
<p>休肝日を作って肝臓を休めるように、飲み会に対して自分なりに疲れないためのルールを作っておくことが、飲み会で心身ともに消耗しないために重要です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>一次会だけに絞って参加する</h3>
<p>飲み会が二次会、三次会と続くことが多い場合は、一次会だけに絞って参加するのもルールの一つです。</p>
<p>大抵の飲み会の場合、一次会は多くの人が集まり仕事を円滑に進める上でも欠かせない会である一方、二、三次会は気の合う人や同期・同じ部署などで行わものであり、普段から交流がある人同士なら無理に付き合ってまで参加するものでもありません。</p>
<p>また、一次会だけに限定しておけば、早めに家に帰って飲み会で失った体力を回復できたり、余計な出費が抑えられるというメリットもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>歓迎会・忘年会・送別会などに絞って参加する</h3>
<p>普段から行われる飲み会は不参加で、歓迎会・忘年会(新年会)・送別会などの節目の飲み会だけに絞って参加するのもルールの一つです。</p>
<p>飲み会はただお酒を飲むだけの場面ではなく、職場における人間関係の把握や構築をするという側面もあります。</p>
<p>ですので、より多くの社内の人が参加する節目の飲み会にだけは顔を出しておくことは、職場で仕事を円滑に進めるためにも、参加すると決めるのもやり方の一つです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>禁煙席や個室など静かで落ち着けるロケーションを選ぶ</h3>
<p>もしも自分が幹事となって飲み会のロケーションを自由に決めることができたり、飲み会場所に対して提案ができる立場ならば、禁煙席や個室などの刺激が少なく落ち着けるロケーションを選ぶのも方法の一つです。</p>
<p>社会人と言っても学生時代のような、騒ぎ立てて羽目を外すような飲み会ばかりが飲み会ではありません。</p>
<p>時には高級感あふれる和食のコース料理を個室で楽しむという贅沢をして、上品な雰囲気を楽しむといった趣向を凝らした飲み会をセッティングしてみるのも、大人ならではの楽しみとも言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>無理に会話に参加しようとしない</h3>
<p>飲み会で特にテーマが決まっていないたわいもない話をする雰囲気になった時は、無理に話に加わって盛り上げようとせず、聞き役になってうまく乗り切るのも方法の一つです。</p>
<p>飲み会だと、どうしても「何か話をして場を盛り上げなければいけない！」と感じて、無理に飲んでテンションを上げてスベってしまったり、慣れないキャラを演じたことを、冷静になってから一人反省してしまうことはあるものです。</p>
<p>そういった反省があるのなら、しっかり活かして聞き役メインで参加したり、ほどほどに酔うに留めてその場や酒に飲まれないようにすることも大事と言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>場合によっては飲み会がない職場や働き方を選ぶのも手だが…</h2>
<p>HSPの人に限ったことではないですが、飲み会が苦手な人は飲み会がない職場を選んだり、独立して在宅で働けば、飲み会のストレスとは無縁の生活を送ることができます。</p>
<p>しかし、普通に正社員として働くのと比べると、独立してフリーランスとして働くのは</p>
<ul>
<li>収入が不安定</li>
<li>自制心がないと怠けてしまう</li>
<li>孤独感や不安感が強い</li>
<li>確定申告などの事務・雑務を自分でやることも必要</li>
</ul>
<p>などのハードルが高く、簡単におすすめできる…というものでないと感じます。</p>
<p>飲み会や仕事での人間関係が苦手と感じているときは、何としてでも会社に雇われない生き方をしたい、好きなことで生きていきたいという気持ちが強まって悶々とすることがあろうかと思いますが、自分のその後の人生に関わることなので衝動的に決めないことが長い目で見れば大事だと思います。</p>
<p>ネットやSNSだと脱サラして成功した話をよく見かけますが、その話は「脱サラして成功した」というネタで脱サラしたい人に狙いを定めた胡散臭いビジネスだったというケースもありますので、なるべく落ち着いて慎重に自分のキャリアを考えるのはHSPに限らず大事だと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2839">HSPの人が在宅での仕事の見つけ方　在宅で仕事を進めるためのテクニックについて</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2206">HSPの人でも自分に向いている仕事を選んで楽に仕事をするためのコツ</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>参考書籍</h2>
<div class="cstmreba">
<div class="booklink-box">
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<div class="booklink-info">
<div class="booklink-name">
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</div>
<div class="booklink-detail">長沼 睦雄 永岡書店 2017-06-15</div>
<div class="booklink-link2">
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<p>&nbsp;</p>
<div class="cstmreba">
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</div>
<div class="booklink-detail">高田明和 廣済堂出版 2017-08-31</div>
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</div>
</div>
<div class="booklink-footer"></div>
</div>
</div>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>「飲み会で親睦が深まる」は本当なのか…飲み会にまつわる心理学</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/3499</link>
				<pubDate>Tue, 01 May 2018 15:26:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[仕事・ビジネス]]></category>
		<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[仕事]]></category>
		<category><![CDATA[飲み会]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=3499</guid>
				<description><![CDATA[大学のサークルの飲み会や、仕事や飲み会に関しては 飲み会は親睦を深める効果があるから積極的にやるべき 飲み会はただ苦痛で親睦が深まらないから積極的にやるべきではない。 という対立する議論はよくあり、テレビやネット、SNS]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>大学のサークルの飲み会や、仕事や飲み会に関しては</p>
<ul>
<li>飲み会は親睦を深める効果があるから積極的にやるべき</li>
<li>飲み会はただ苦痛で親睦が深まらないから積極的にやるべきではない。</li>
</ul>
<p>という対立する議論はよくあり、テレビやネット、SNS上でも、どちらの意見に共感できるか…という内容でアンケートが行われることがあります。</p>
<p>心理学においては「飲み会は親睦を深める」という意見も「飲み会は親睦を深めない」という意見もどちらも説明できるだけの理論があり、どっちか一方のみ正解というわけではありません。</p>
<p>(このブログのように)ネット上だと、どちらかと言えば飲み会に関して否定的な意見が目立ちますが、飲み会も適度に使えば相手と親睦を深めることができるようになります。</p>
<p>今回は、飲み会に関する心理学の知識・雑学についてお話いたしします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">こちらもおすすめ</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3649">HSPの人が飲み会に感じる辛さと対処法</a></p>
</div></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>飲み会とランチョンテクニック</h2>
<p>飲み会のような食事の場面に関する心理学用語として<strong>「ランチョンテクニック」</strong>と呼ばれるものがあります。提唱したのはアメリカの心理学者ゴリー・ラズランです。</p>
<p>ランチョンテクニックとは、<strong>会食をしながら取引先などの仕事相手と話し合いや商談をすることを指す言葉</strong>で、至ってシンプルで普段から何気なくしている人も多いであろう行動です。</p>
<p>人間は食事をする事により、幸福感を感じさせる神経伝達物質のセロトニンが分泌され、相手に対して親しみを感じたり、和やかな雰囲気で商談に打ち込むことができるようになります。</p>
<p>誰かと一緒にご飯を食べながら話し合ったほうがより親しみやすさを抱いたり、ただお喋りするよりも、お菓子や飲み物を口に運びながら話したほうが、和やかな気持ちになれるのはランチョンテクニックによるものだと考えることができます。</p>
<p>なお、英語で「ランチョン(Luncheon)」は、「ランチ(lunch)」同様に昼食という意味がありますが、ランチよりもやや形式ばった昼食、政治家同士の会食やフォーマルな場面での昼食というニュアンスを持っています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ランチョンテクニックを元に考えれば、飲み会の場合でも、当然ながら食事をするのではセロトニンは分泌されるので、幸福感を感じたことで「親睦を深められる」という意見が正しいと考えることができます。</p>
<p>しかし、「ランチョン」とあるように大抵の飲み会は昼ではなく夜に、そしてお酒も入ることから、ランチョンテクニックよる幸福感がお酒による失態で打ち消されてしまうこともあり、万能とは言えません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>飲み会とパブロフの犬</h2>
<p>先ほど触れた心理学者のゴリー・ラズランは、心理学で条件反射を証明した「パブロフの犬」の実験に影響を受けてランチョンテクニックを提唱しました。</p>
<p>パブロフの犬の実験の内容は</p>
<blockquote><p>1. 　イヌにメトロノームを聞かせる。</p>
<p>２.　イヌにえさを与える。イヌはえさを食べながらつばを出す。</p>
<p>３.　これを繰り返す。（上記の二つのプロセスを条件付けという）</p>
<p>４.　すると、イヌはメトロノームの音を聞いただけで、唾液を出すようになる。</p>
<p>(wikipedia 「<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E5%8F%8D%E5%B0%84">条件反射</a>」より)</p></blockquote>
<p>というもの。</p>
<p>実験では「メトロノーム(音)を聞く」と「つばを出す」という全く無関係の現象が結びつく現象を明らかになり、主に人間以外の動物にみられる現象を証明しました。</p>
<p>ゴリー・ラズランは、このパブロフの犬の実験を知って「人間でも同様のことが起きるにはずだ」と考えてランチョンテクニックを提唱したという背景があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>パブロフの犬の実験をもとに考えると、「食事によるセロトニン分泌で感じた幸福感」と「誰かと一緒にいることや相手の話」とを結びつけ、誰かと一緒にいるだけで幸せを感じるようになれば、それで親睦が深まったと言うのも説明できます。</p>
<p>実際に食事をすることは多くの人にとっては楽しみであり、ただ食欲を満たすだけでななく、親しい人と一緒に過ごせる場面です。</p>
<p>仕事に限らず、友達づきあいや恋愛などで食事や飲み会に誘うのは、ただ空腹を満たしてセロトニンを感じるだけでなく、お互いに親睦を深めるコミュニケーションの側面も持っているので、上手に活用している人は少なくありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>飲み会と親近効果</h2>
<p>ランチョンテクニックのように確かに飲み会は親睦を深めることには役立ちますが、その効果は万能ではありません。</p>
<p>とくに、「お酒(アルコール)が入る」事から、素面では言えないぶっちゃけトークや本音を言い出しやすくなるため、繊細な人からすれば酔いが回った人の相手をするのは非常に面倒だと思います。</p>
<p>飲み会は最初のうちは楽しいものですが、次第に酔っ払ったことで、ハメを外したり、セクハラをしたり、素面では言えないぶっちゃけトークをして嫌な空気のまま解散したことが原因で「飲み会＝嫌、めんどくさい、疲れる」とネガティブな印象を抱いている人も多いと思います。</p>
<p>この現象に関しては、心理学で言う<strong>「<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3484">親近効果</a>」</strong>である程度説明することができます。</p>
<p>親近効果とは、第一印象ではなくある程度時間が経ってからの相手の行動や、会議の締めの言葉や商談の別れ際と言った物事の終わりの場面の相手の行動のせいで、その人の印象が強く決定づけられてしまうことを指します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>親近効果に基づけば、最初のうちは比較的和やかな飲み会だったのに、</p>
<ul>
<li>酔って悪ノリ・悪ふざけをする面倒な空気になった。</li>
<li>吐いて周囲の人に迷惑をかけてしまった。</li>
<li>酔っ払った人の開放をして、ヘトヘトな記憶だけが残った。</li>
</ul>
<p>など、飲み会の終盤や飲み会後の損な役回りを受けた記憶ばかりが強く印象に残ってしまい、世話をした相手や飲み会そのものに対して否定的な印象を持つようになってしまう、と考えることができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>飲み会と自己開示</h2>
<p>心理学では自分に関する情報、それもプライベートな情報を誰かに伝えることを<strong>「自己開示」</strong>と呼びます。</p>
<p>いわゆる「自分の心を開く」という意味でも使われる言葉で、自己開示をする事は相手と親睦を深めたい時や、自分のことを相手に知ってもらいたい時に有効に働きます。</p>
<p>一般的に自己開示は、<strong>開示する本人が周囲から強制されてするものではなく、自発的にすることが望ましいとされています。</strong></p>
<p>自己開示する内容によっては、いきなり親しくもない人に対して過去の重い話をさせてしまい収集がつかなくなったり、無理やり恥ずかしい昔の話を強制されたことでショックを感じてしまう人もいるので、自己開示は無闇に迫るものではありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>飲み会の場合、<strong>「酔っ払うことで第一印象では隠していた一面が出る＝親睦が深まっ</strong><strong>た」</strong>と考えている人もおり、とにかく酔わせて本音を吐き出さようとすることも少なくありません。</p>
<p>これは、普段なら言いにくい話をお酒の力を借りて、強引に相手に対して自己開示をするように迫っているのだと見ることもできます。</p>
<p>人は言いにくいプライベートな話しや秘密にしておきたい昔話などを打ち明けられると、「自分は信用されているんだ」「そんな話をしてくれるまで打ち解けられたんだ」と感じますが、無意識のうちに相手に自己開示するように迫っているのであれば、それは正しい自己開示とは呼べません。</p>
<p>お酒の場に限らず「親睦を深める」という名目で、相手に自己開示を迫り余計な負担をかけていないかチェックすることが大事です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、お酒を使ってプライベートを聞こうとするのはアルハラ(アルコールハラスメント)に当たりますが、単純に相手のプライベートを詮索しようとしたり、プライベートを知って干渉しようとすることはパワハラ・<a href="https://mental-kyoka.com/archives/category/harassment/morals-harassment">モラハラ</a>に当たります。</p>
<p>暴力や暴言などのようにわかりやすい嫌がらせと比べると、プライベートに踏み込むのはどうしても目立ちにくく、知らないうちに自分がパワハラ・モラハラの加害者になっていることもあるので、気をつけた方がいいでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<h2>飲み会で親睦を深めるために気をつけること</h2>
<p>本当に親睦を深めたいと思うのなら</p>
<ul>
<li>お酒を飲まない昼食に食事会と称して話し合う</li>
<li>おやつ休憩にお茶とお菓子で軽くリフレッシュする目的で話し合う</li>
</ul>
<p>といったお酒が絡まない会食の方が、よりトラブルなく親睦を深めることができると言えます。</p>
<p>しかし、それらの方法が実際に仕事の場面出来るか…と言えば、現実的には厳しいのが実情です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ですので、どうしても飲み会で親睦を深めようとする場合は</p>
<ul>
<li>適度に楽しめる雰囲気を作るように心がける。</li>
<li>逆に楽しめない雰囲気や悪ノリ、悪ふざけ、誰かが過度な我慢を強いられる状況になるようであれば辞める。</li>
<li>お酒を飲ませて本音を言わせるようなことはしない。</li>
</ul>
<p>などの、飲み会とは言っても適度な距離感を保てるような会にすることが大事だと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>「親睦を深める＝距離を縮める」とは限らない</h2>
<p>「親睦を深める」と聞くとどうしてもお互いの距離感を近づけることばかりに注目されがりですが、相手と親しくなりすぎればその分見たくないものを見たり、自分の見せたくないものまで見せつけてしまって辛くなったりすることもあり、一概に「距離を縮める＝善」というわけではありません。</p>
<p>仲良くなりたいという相手ほど、無闇に距離を詰めようとしすぎず適度な距離感を持った方がお互いに良好な関係でいられることもあるのです。</p>
<p>絆や親睦を深めることと、適度な距離感を保つことは一見すると対立する考えに見えますが、近づきすぎて誰かが負担を感じたり、お互いに嫌な思いをしないために近づきすぎず、離れすぎずといった適度な距離感を保つことは、回り回って良好な関係を築くためには大事なことだと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、パーソナルスペースという言葉にもあるように、人間は自分の縄張り意識のようなものを持っており、誰かが近づいてきて自分のパーソナルエリア内に入ってくると、警戒心や緊張感を抱くものです。</p>
<p>適度に距離感を取ると、どこか冷淡で付き合いの悪い人だと感じることもあろうかと思いますが、近づかれたくない距離感に気づいてそれに応じて距離感を取って振舞うこともまた、仕事においては大切なことだと感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3625">距離感が近すぎる、すぐ距離をつめてくる人の心理について</a></p>
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