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	<title>無気力  |  メンタルの強化書</title>
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	<description>仕事・スポーツ・人間関係などの悩みに役立つ、心理学に関する記事を発信するブログ</description>
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		<title>モラハラ被害者が無気力になってしまう原因・背景</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/4643</link>
				<pubDate>Mon, 27 Aug 2018 13:23:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[モラルハラスメント]]></category>
		<category><![CDATA[無気力]]></category>

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				<description><![CDATA[時に長らくモラハラを受け続けた人間には、気力が無く自分の意志が無いように見えることがありものです。 それもそのはず、被害者を無気力にさせることこそ、モラハラの目的だからです。 相手から意志や考える力を奪い、自分に都合よく]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>時に長らくモラハラを受け続けた人間には、気力が無く自分の意志が無いように見えることがありものです。</p>
<p>それもそのはず、被害者を無気力にさせることこそ、モラハラの目的だからです。</p>
<p>相手から意志や考える力を奪い、自分に都合よく動くロボットのような存在になるように支配し、被害者自らが訴えを起こしたり反発する力を奪うために、非常に厄介です。</p>
<p>また、無気力になったことそのものをモラハラ加害者が攻撃材料にし「ハキハキしろ！」「不愉快だから落ち込んだ顔を見せるな！」と責め立ててしまえば、モラハラ被害者は「もう本当にどうすればいいのかわからない…」とひどく混乱し、精神的に消耗し無気力が悪化。そして攻撃材料にされる、という悪循環が待っています。</p>
<p>今回はモラハラと無気力の関係について、お話しいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>モラハラにより自分の意見を後回しにしてしまう</h2>
<p>モラハラの加害者は被害者の訴えや申し出は、まず聞きません。</p>
<p>もちろん、加害者と被害者と以外に誰かいるなどの状況次第では、加害者は聞いた「フリ」こそしますが、後々になって言い訳やごねるなどの手段で「さっきの話は、やっぱり違う」という状況を作り上げて、被害者を攻撃します。</p>
<p>そのようなことを何度も繰り返すうちに、被害者は何を言っても聞き入れてもらえないことを学習してしまい、自分の意見や考えを主張せず後回しにしていきます。</p>
<p>後回しにするならまだ良い方かもしれません。場合によっては、考えることそのものを放棄して加害者の言葉をただ受け入れるだけの状態に陥ります。</p>
<p>何を言ったとしても、何かを考え、何かを主張し、何かを行動したとしても、その全てが徒労に終わる。<strong>それを繰り返し味わされた経験は「何をしても無駄」という無力感を学習してしまいます。(＝学習性無力感)</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>学習性無力感から見るモラハラ</h3>
<p>1967年、アメリカの心理学者のマーティン・セリグマンらが犬に対して電撃による苦痛を与える実験をしました。その際にセリグマンたちは犬たちを3つのグループに分けました。</p>
<ul>
<li>ひとつは電撃を受けるが自分の仕草でこれを止められるグループ。</li>
<li>ひとつは電撃を受けても自分の仕草でこれを止めることができないグループ。</li>
<li>ひとつは最初から電撃を受けないグループ。</li>
</ul>
<p>実験が終わったとき、電撃を自分の仕草で止められるグループと、電撃を受けなかったグループは、同じ電撃を受けたときに、これをなんとしても止めようと行動を起こしました。</p>
<p>しかし電撃を受けても自分の仕草で止めることができないグループにいた犬は、たとえ自分の仕草で電撃を止める事ができたとしても、電撃を止めようとせず行動すらも起こそうとせず、ただ痛みに耐えて受け入れ続けるだけの存在となってしまっていました。</p>
<p>こうして痛みをただ受け入れるだけの存在になってしまった可哀想な犬を「セリグマンの犬」と言います。</p>
<p>そしてセリグマンらは、のちに同様のことが他の生き物でも起こる事を突き止め、人間でもそれが起こると結論づけました。</p>
<p>モラハラに晒され続けて無気力にされている人は、この学習性無力感におとしめられて意志を奪われてしまった人と言えるでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3159" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/gakusyuseimuryokukan-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="学習性無力感とは？　勉強のやる気が出ない、無気力になる心理" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/gakusyuseimuryokukan-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/gakusyuseimuryokukan-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/3159" class="blog-card-title-link">学習性無力感とは？　勉強のやる気が出ない、無気力になる心理</a></div><div class="blog-card-excerpt">学習性無力感とは「どんなに頑張っても無駄」だということを経験を通して学習することを指す心理学用語です。勉強のやる気が出ない、なんども注意しても仕事に取り掛からないなどの状態になっている人は、学習性無力感の状態になっている可能性が考えられます。</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/3159" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/3159" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>モラハラを受け続けて自信・自尊心を失ってしまう</h2>
<p>学習性無力感は積極性や情緒に多大なる障害をもたらします。物事への積極性が失われ、逃げられないと言う認識が感情すらも封印させます。</p>
<p>その印象ははよく言えばおとなしくて言われたことはちゃんとやる真面目な人。しかし悪く言えば自己主張をする自信すら失い、自分で何か決めるよりは他人のいいなりなることで自尊心を守ることを選ばざるを得なかった人といえます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>自尊心とは自らを肯定できる、肯定して良いという環境で育つもの。しかし、モラハラのような、これといった妥当な理由すらなく何度も否定される環境に晒されたせいで、自尊心や自信は失われてしまいます。</p>
<p>当然ながら壊された自尊心は自分を守ってくれません。それどころか自尊心を壊されることで、</p>
<ul>
<li>自信がない自分に対して自己嫌悪に陥る。</li>
<li>自分で自分を責めてしまい落ち込んでしまう。</li>
<li>「自分は完璧ではないから厳しくされないとダメ」と悪い意味で追い込んでしまう。</li>
</ul>
<p>などを繰り返して、自己評価が下がってしまった結果<strong>「自分はモラハラを受けても仕方がないようなダメな人間だ」とモラハラ加害者がいる環境そのもの肯定することにつながります。</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>「自分はモラハラを受けても仕方ない」という考えに陥る</h2>
<p>自信も自尊心も失われてしまったモラハラ被害者は、自分を肯定してくれるものが、何もない精神的に不安定な状態になります。</p>
<p>また、こうしてモラハラ加害者によって学習させられた無力感は、同時に自信の状況への諦観を生み出します。</p>
<p>まさに先ほど述べた「セリグマンの犬」と同じ状態です。どんな苦痛を受けても、諦めて受け入れてしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こうしてモラハラの被害者は「自分はモラハラを受けても仕方がない」という考えに陥ってしまいます。</p>
<p>どんな行動を起こしても否定され、どんな意見を言ったとしても「それはそれ、これはこれ」と相対化されて聞き入れられずに終わる。まさに苦痛を受けても自分ではどうしようもできないなら何もしない方がマシだという心理になるのも無理はありません。</p>
<p>終わらないモラハラの苦痛から解放されるには、苦痛そのものを日常として受け入れるほかない…当然ですがそんなことをしても、苦痛は苦痛として残り続けますが「モラハラは仕方がない」と<a href="https://mental-kyoka.com/archives/3100">自分の認知を歪める</a>ことで苦痛を苦痛と見なさず受け入れてしまうのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>自信がないから、モラハラ加害者に依存してしまう</h2>
<p>こうして無力にさいなまれて、自信が失われていったモラハラの被害者は、その代替となるものを求めます。そこに「これで相手を支配できる」と狙ったようにモラハラ加害者は食いついてきます。</p>
<p>自信と自尊心が失われ、自分の感情と思考、すなわち意志そのものを奪われてしまったモラハラ被害者は、もはや自分で自分の事を選択し決定するなどと言う事はできません。加害者はここにつけ込んで被害者の支配を強固なものにしていきます。</p>
<p>ここまでモラハラが進行すると被害者にとって加害者は「自分の全ての面倒を見て、いろんな事を決めてくれる人」という認知になります。いわば本来加害者であるべき者が、被害者にとって「自分を守ってくれる人」「楽にしてくれる人」と、肯定的な人という認知になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、それこそが加害者の狙っていた事でもあります。加害者である自分を「必要な人」と受け入れてくれる事で、加害者は自らの存在意義を相手に見出し歪んだプライドを満たす快感を得る事ができます。</p>
<p>お互いにとって精神的な利益があり、支配＝被支配の関係にすっぽり収まってしまうことから、たとえ被害者としてひどい仕打ちを受けていれも、その関係が崩れてしまうことを両者とも恐れているので離れられない…つまり、共依存の状態に陥ることもモラハラにはよく見られまう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2939" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/morahara-kyoizon-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="モラハラが共依存になりやすい理由 モラハラの被害者と加害者の心理について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/morahara-kyoizon-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/03/morahara-kyoizon-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2939" class="blog-card-title-link">モラハラが共依存になりやすい理由 モラハラの被害者と加害者の心理について</a></div><div class="blog-card-excerpt">モラルハラスメント(モラハラ)は被害者と加害者がお互いに精神的に依存しあう共依存関係に陥りやすく、なかなかモラハラの関係から抜け出せなくなるというケースがよくあります。共依存に陥ってしまうモラハラの被害者の心理と、加害者の心理を解説し理解につながる情報を掲載しています。</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/2939" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/2939" alt="" /></a></div></div></div>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h2>無気力から次第に周囲との関わりが減って孤立することも</h2>
<p>モラハラにより染み付いた無気力は、社交性や積極性を奪います。</p>
<p>それだけに留まらず、モラハラ加害者に対して依存すら示すようになると、被害者の交友関係は加害者の支配されたことでに、大きく制限されていくことになります。</p>
<p>加害者にとって一番困るのは、被害者が友達や職場の同僚、家族、親戚、ネット上の関係などの助言得て自らの意志を取り戻したことで、自分の支配下から逃れられてしまうことです。</p>
<p>それを防ぐためにも、加害者は被害者の交友関係を監視して頻繁に文句を言ったり、外出や働きに出ることを制限させて行動を制限するように働きかけます。</p>
<p>もちろん、直接「あの人達とは関わりを持つな！」とダイレクトに言うこともあれば「あの人達と付き合うのは常識的に考えたら好ましくない。」「お前のことを心配しているから、あの人たちと抱えるべきでない」と、あくまでも優しく心配するフリで、口を挟んでくることもあります。</p>
<p>こうして被害者の持っていた人間関係を把握と取捨選択を行い、被害者が頼れる人間を加害者である自分だけになるように仕向けます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そうして相談できる相手もなくなるので被害者は孤立。</p>
<p>モラハラの被害を訴えるもなにも、訴える相手も場所もわからず途方にくれ。モラハラそのものを悪い意味で受容したり、抑圧して「うちにはモラハラなんていう問題なんかない」という心理に陥るのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関連記事</p>
<div class="blog-card internal-blog-card blog-card-thumbnail-right blog-card-wide cf"><div class="blog-card-thumbnail"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2554" class="blog-card-thumbnail-link"><img width="100" height="100" src="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/02/morahara-higaisya-100x100.jpg" class="blog-card-thumb-image wp-post-image" alt="モラルハラスメントの被害者になりやすい人の特徴・心理について" srcset="https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/02/morahara-higaisya-100x100.jpg 100w, https://mental-kyoka.com/wp-content/uploads/2018/02/morahara-higaisya-150x150.jpg 150w" sizes="(max-width: 100px) 100vw, 100px" /></a></div><div class="blog-card-content"><div class="blog-card-title"><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2554" class="blog-card-title-link">モラルハラスメントの被害者になりやすい人の特徴・心理について</a></div><div class="blog-card-excerpt">言葉の暴力や相手の尊厳を傷つけるような態度で精神的に傷つけたり、相手を自分の思い通りにコントロールしようとするモラルハラスメント(モラハラ)</div></div><div class="blog-card-footer"><div class="blog-card-site"><span class="blog-card-favicon"><img src="//www.google.com/s2/favicons?domain=mental-kyoka.com" class="blog-card-favicon-img" alt="" width="16" height="16" /></span><a href="https://mental-kyoka.com">mental-kyoka.com</a></div><div class="blog-card-hatebu"><a href="//b.hatena.ne.jp/entry/https://mental-kyoka.com/archives/2554" rel="nofollow"><img src="//b.hatena.ne.jp/entry/image/https://mental-kyoka.com/archives/2554" alt="" /></a></div></div></div>
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<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
										</item>
		<item>
		<title>部活のやる気がない生徒は「無気力症候群」かも？体育会系だからこそ気をつけたいお話</title>
		<link>https://mental-kyoka.com/archives/1666</link>
				<pubDate>Fri, 11 Aug 2017 03:55:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[メンタルの教科書 中の人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[部活・スポーツのメンタル指導]]></category>
		<category><![CDATA[部活動]]></category>
		<category><![CDATA[燃え尽き症候群]]></category>
		<category><![CDATA[無気力]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://mental-kyoka.com/?p=1666</guid>
				<description><![CDATA[体育会系の部活動やスポーツの指導をしている人にとっては、練習に対してやる気や熱意の感じられない無気力な選手を見ると、どうしても注意をしたくなる、やる気を出せと一喝してしまう場面は多いと思います。 やる気のない選手がいると]]></description>
								<content:encoded><![CDATA[<p>体育会系の部活動やスポーツの指導をしている人にとっては、練習に対してやる気や熱意の感じられない無気力な選手を見ると、どうしても注意をしたくなる、やる気を出せと一喝してしまう場面は多いと思います。</p>
<p>やる気のない選手がいると、チーム全体のモチベーションを下げたり、練習中にふざけて他の選手の迷惑になったり怪我をさせてしまうリスクが高まります。やる気のない選手は個人の問題に留まらず、他のメンバーにも悪い影響を与えてしまう原因となってしまいます。</p>
<p>また、自分がせっかく熱心にコーチングをしているのに、練習に対してやる気のない選手を見かけると、怒りや不満を感じて指導に支障が出てしまう原因にもなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、やる気がない選手は必ずしもその選手個人にのみ原因があるというわけではありません。</p>
<p>むしろ、今までやる気があって積極的に練習に取り組んできた真面目な選手ほど、無気力になりやすい性格や考え方をしているということがあります。</p>
<p>今回は体育会系のよくある指導法やコミュニケーション、<a href="https://mental-kyoka.com/archives/1688">マッチョイズム</a>な文化ゆえに起きてしまいがちな「無気力症候群」に関してまとめていきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>無気力症候群とは？</h2>
<p>無気力症候群（アパシーシンドローム）とは名前のとおり、気力が湧かず無気力になる病気です。部活に対するやる気が起きない、やる気が起きないのでダラダラ過ごしてしまう、集中力がない状態になります。</p>
<p>無気力症候群になる原因は…</p>
<ul>
<li>精神的に未成熟で不安定な年頃である。</li>
<li>女性よりも男性。</li>
<li>勝ち負けや競争を意識しやすい</li>
<li>完璧主義</li>
<li>人からの評価や期待を気にする人。</li>
</ul>
<p>などが原因として上がっています。</p>
<p>この特徴を見ていくと、部活動で指導することになる中高生は、実は無気力症候群になりやすい特徴が揃っているということになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>なお、体育会系の部活なら無気力と聞くと、燃え尽き症候群（バーンアウト）を思い浮かべる人も多いはずです。</p>
<p>燃え尽き症候群も主体性がなく「コーチや親が褒めてくれるから練習している」という生徒や、「何があっても絶対に負けてはいけない！失敗は許されない！」という強い思い込みをしている生徒が陥りやすい症状です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2>体育会系なのに無気力症候群になる原因とは。</h2>
<h3>勝ち負けを強く意識させすぎる</h3>
<p>日本のほとんどの部活動、とくに運動部の場合は試合に勝つために練習したり、甲子園やインターハイなどの全国大会に出場するために練習しているところがほとんどです。</p>
<p>そうなると、当然普段の練習から「どうやったら勝てるか」「負けないためには何をするべきか」のように勝ち負けを意識させたり、勝利至上主義に陥る指導になってしまうこともあります。</p>
<p>しかし、<strong>過度に勝ち負けを意識させることは、かえって選手を無気力にさせてしまう原因になってしまいます。</strong></p>
<p>勝ち負けを意識しすぎると、負けることに対して過度な恐怖感や忌避感を抱かせてしまうことになります。</p>
<p>試合において負けを恐れるあまりに</p>
<ul>
<li>「勝負をしなければ負けることはない」</li>
<li>「試合に負けるぐらいなら最初から試合をしなければいい」</li>
<li>「頑張って練習して負けてしまい悔しい思いをするのなら、最初から本気を出さずほどほどで頑張れば傷つかなくても済む」</li>
</ul>
<p>という考え方をしてしまい、無意識のうちに負けを恐れる心理によりあえて自分から全力を出さないほうが良いという考え方をしてしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>陸上競技や水泳のような個人プレーのスポーツで、勝ち負けを意識させるような指導をしていないのに無気力になってしまう場合もあります。</p>
<p>この場合は、勝ち負けではなく自己ベスト更新やいい記録を出すことが絶対となっており、日頃の練習やコミュニケーションから「自己ベストを更新しない＝負け、敗北、失敗」と考えてしまっている事が考えられます。</p>
<p>試合をする以上、常に勝ち続けることは不可能ですので、負けに対して適度に妥協を覚えたり、嫌なことは忘れてリフレッシュするのは、メンタルを強くするためにも効果的です。</p>
<p>&nbsp;</p>
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<p>&nbsp;</p>
<h3>男だからという理由で厳しく指導する</h3>
<p>無気力症候群になるのは女性よりも男性の方が多いという研究結果が出ています。これは男性の方がスポーツに限らず、勉強や仕事などで競争をする場面が多く、優劣をつけて他人から評価される場面が多いことが原因として考えられています。</p>
<p>日本、それも体育会系の部活だと「男＝強く逞しい存在」「女＝か弱い存在」という価値観に基づいて指導しているために、なにか男の生徒に対してきつい言葉や大声で威圧するような指導をする人も少なくありません。</p>
<p>また、指導する側が男性であれば、女子選手よりも男子選手の方が指導しやすい、つまり多少強い口調で指導をしたり、怒鳴っても大丈夫と考えている事も多いです。</p>
<p>厳しい口調で接するとたしかに気が引き締まりますが、一方で勝ち負けに敏感になってしまい、無気力症候群を引き起こすリスクが高まります。</p>
<p>また、厳しい口調ばかりだと、自己肯定感や自尊心が育ちにくく、スポーツをするにあたって大切な「自信」を奪ってしまうことにもつながっています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">厳しい指導とやる気に関するおすすめ記事</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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<h3>思春期の微妙な心理を分かっていない</h3>
<p>体育会系の生徒と言っても、部活を離れればまだまだ未熟な面の多い男の子、女の子です。</p>
<p>大学生や社会人のように自分の気持ちをコントロールしたり、自分の意見をしっかり持てるほど、精神的に成熟している、つまり大人になっているというわけではありません。</p>
<p>それなのに、大学生や社会人に指導をする感覚で思春期の中高生を指導していては、うまくいかない事も多くなります。揺れ動く思春期にいるからこそ、大人のように我慢ができない事もありますし、不満があれば反発したり反抗するものです。</p>
<p>また、未熟であるがゆえに、コーチに好かれようと頑張って「いい子」を演じたり、コーチの期待に応えられるように無理をしたり、完璧主義や「100点か0点か」のような極端な思考に陥ってしまうことも少なくありません。</p>
<p>一人の人間として指導したり教えようという考え方であっても、思春期の不安定な心理を理解した上で、自分も生徒も成長できるようなコミュニケーションを心がけることが大切です。</p>
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<h2>部活で無気力にさせないためにできること。</h2>
<h3>やる気のある状態には個人差があることを理解する</h3>
<p>やる気やモチベーションには個人差があるということを分からずに、自分の中でやる気のある選手像がひとつしかないまま、指導をしているというケースを見かけます。</p>
<p>例えば。練習中にやる気があるかどうかを判断するのに「声を出しているか」ということに注目する指導者は多いです。</p>
<p>もちろん、声を出して積極的に練習に取り組む姿勢はやる気があると判断されますが、かといって「声が出ていない＝やる気がない」と決めつけけてはいけません。そのような決めつけが多いと、「コーチから怒られないために声を出す」という場面が増え、練習の効率を上げるために大切な自主性が育ちにくくなります。</p>
<p>声を出していなくても、例えば練習前後の片付けをしている、自主練をしている、練習日記を付けている、などの行動からやる気があると判断することもできます。やる気のある状態は人それぞれ違いがあるということに気をつけましょう。</p>
<p>部員一同で同じ目標を目指すのであっても、その目標達成までの道のりは人それぞれです。集団で練習をしたほうが効果的な部員もいれば、自分のペースでやったほうがいい結果がでやすい部員がいるのも当然です。</p>
<p>「このやり方、練習が正解であり、それ以外は間違っている！」というテストのような「○か×か」を付ける指導法になっていないか考えていくようにしましょう。</p>
<p>また、できれば生徒自身が自分にぴったりのやり方や練習法を理解できるように、指導することも心がけてみるのがいいでしょう。</p>
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<h3>部活に対する動機や目的は人それぞれ違うことを理解する</h3>
<p>日本の部活動、とくに運動部や吹奏楽部などの一部の文化系の部活に多いのが、部活に入った以上は上を目指す、全国を目指すのが当たり前という文化。</p>
<p>当然全国を目指して努力をすることそのものは素晴らしいことですが、全員が高い目標を持って練習に打ち込んでいるというわけではありません。</p>
<p>また、部活動に勝利や学生生活のすべてを捧げるのではなく、あくまでも体を動かすことを楽しむ事や、体力を向上させるための健康に配慮した部活動を取り入れる学校も出てきています。</p>
<p>そのことは、部活動に勝利や記録以外の目的を持った学生の存在が、今まで以上に認知されるようになっているとも言えます。</p>
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<h3>思春期の特有の複雑な心理を理解する</h3>
<p>中学生や高校生の頃は、「自分とは何なのか？」「自分らしさって何なのか？」というような、自画同一性（アイデンティティ）を育てていく大事な時期であり、社会人や大学生と違って精神的にも未熟で不安定な状態にあるといえます。</p>
<p>こういった精神的な未熟さは男子、女子関係なく存在しており、当然運動部に所属しているから、精神的に成熟しているはずだ、と決めつけてはいけません。</p>
<p>精神的に不安定な時期だからこそ、はっきりと自分の意見や言いにくい、自分がいま何に悩んでいるのか、何に困っているのかをうまく言葉にして伝えることができておらず、やる気が出ていない本人も苦しみもがいているという事を理解していくことが大切です。</p>
<p>単純に「やる気がないから帰れ！」「好きにすればいい！」と切り捨てるのではなく、選手の気持ちに寄り添ったり、ロールレタリングなどの方法を用いてコミュニケーションをして、性格や考え方の癖を選手も指導者も理解できるようにしていきましょう。</p>
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<h3>ブラック部活動になっていないか気をつける</h3>
<p>最近では、過度な勝利至上主義を掲げて精神的に追い詰めたり、休む時間がなく怪我や故障にさせるだけでなく、学業にも影響が出るような行き過ぎた部活動が問題になっています。</p>
<p>過労死や違法な残業を繰り返す「ブラック企業」や自爆営業などを行う「ブラックバイト」にならって「ブラック部活動」と呼ばれ、TVでも取り上げられ問題になっています。</p>
<p>ブラック部活動は、部活をしている生徒やその家族だけでなく指導者や顧問の先生も苦しめます。精神的耐え切れない過酷な状況では、やる気が出ないのが普通であり、やる気が出ないことを責めるより過酷な状況を変えていく事が大切になります。</p>
<p>我慢は美徳という考え方で部活に挑んでいては、いつか破綻して無気力になったり燃え尽き症候群になるリスクが高まります。</p>
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<div class="su-box su-box-style-default" style="border-color:#185c98;border-radius:3px"><div class="su-box-title" style="background-color:#1e73be;color:#FFFFFF;border-top-left-radius:1px;border-top-right-radius:1px">メンタルの強化書のおすすめ記事</div><div class="su-box-content su-clearfix" style="border-bottom-left-radius:1px;border-bottom-right-radius:1px">
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<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2676">部活動で燃え尽き症候群になりやすい人の特徴や症状について</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/2394">仕事や就職活動での体育会系のメリット・デメリットについて</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1585">スポーツの「集中力」は具体的に４パターンに分けられる 状況に応じた集中力の使い方</a></p>
<p><a href="https://mental-kyoka.com/archives/1159">モチベーションが持続しないのはやる気や根性が無いからではない？モチベーションを維持しやすい考え方とは？</a></p>
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